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2019年09月28日

マツダ MAZDA2 15S PROACTIVE S Package 試乗記

マツダ MAZDA2 15S PROACTIVE S Package 試乗記 本日は7月18日に一部改良と車名変更が発表され、9月12日から発売が開始されたMAZDA2に試乗しました。試乗グレードは1,500CCガソリンエンジンを搭載する主力グレード、15S PROACTIVE S Package(1,903,000円/6AT/FF)になります。

【エクステリア】

フロント ボディカラーはマシーングレープレミアムメタリック


フロントサイド


(参考)デミオ フロント

車名変更に伴い、他のマツダ車と共通性を高めるべくフロントセクションを中心にデザインがリニューアルされました。このエクステリアデザインを例えて言うなら従来までのデミオは「小粋でスポーティなコンパクトカー」で、MAZDA2は「小粋でプレミアムなコンパクトカー」といったところでしょうか。
上級モデルのMAZDA6やMAZDA3と共通のコンセプトを持つフロントフェイスですが、発売に先立って配布されたカタログを見るかぎりでは「取って付けた」感があったのですが、実物を見てみるとこれはこれで悪くはないのかな、と。ただ、高輝度塗装される16インチアルミホイールはダークグレーに近いカラーリングになるので、やはりボディカラーはホワイトやシルバーといった明るめの無彩色か、レッドやブルーといった有彩色が似合うのかなと感じました。

【インテリア】

ダッシュボード

従来のデミオもコンパクトカークラスの中ではクオリティの高いクルマだったので、今回の改良では目立つところで加飾とカラーリングが変更されたくらいです。
最近では軽自動車のインテリアのクオリティが高くなってきていて、今やコンパクトカーを凌ぐレベルになってきていますが、このMAZDA2は革調の加飾がふんだんに使用されているなど、やっぱり軽自動車とは一線を画すレベルにあるな、と感じます。ただ、ここまでクオリティにこだわるのなら、パーキングブレーキも電動式を採用してもよかったのかなと感じます。

【シート】

フロントシート

マツダのプレスリリースによれば構造変更されたようですが、実際に座ってみるとデミオとの違いはあまり感じられなかったかな…と。ただ、軽自動車はもちろん、国内メーカーのライバル車であるトヨタ ヴィッツや日産 ノート、そしてホンダ フィットと比べてもMAZDA2のシートはフィット感に優れた掛け心地の良いシートであることは変わりません。
今回の改良ではついにメモリー機能付きのパワーシートが上級グレードで標準、またはオプション装着できるようになりました。個人的には微細な調整のできるパワーシートはイイなと思っていて、それも2名分のメモリー付き。夫婦でドライブするときの運転の交代などがスムーズにできるようになりますね。

【エンジン・トランスミッション】

6速ATのほかFF車では6速MTも選択できる

1,500CC直列4気筒DOHC直噴エンジン(110PS/14.4kgf.m)と6速ATの組み合わせになります。
今回の改良ではパワートレインに変更はありませんでしたが、1,060㎏の軽めな車両重量に1,500CCガソリンエンジンの組み合わせになるので、発進時から「余裕のある」加速力があると言えそうです。
近隣のマツダディーラーも「ガソリンエンジンでここまで走るのなら」ということで、試乗車も高価なディーゼルエンジン搭載モデルよりもガソリンエンジン搭載モデルを中心にしているようです。
現在国内メーカーで1,500CCガソリンエンジンを搭載するコンパクトカーは他にホンダ フィットしかないので、この余裕ある走りはライバル車にはないアドバンテージかなと感じます。

【サスペンション・乗り心地】

装着されていたタイヤは185/60R16 トーヨープロクセス

フロント・ストラット/リヤ・トーションビームで構成されるサスペンションは、プレスリリースでは新たにブレーキ制御を加えたGベクタリングコントロール プラスが装着されたことにより、サスペンションチューニングが変更されたようですが、試乗するかぎりではデミオから大きく変更されていないように感じました。
乗り心地は、試乗車として配車されたばかりであることを差し引いてもライバル車よりも硬めな乗り心地であり、フィットRSよりも硬めでアクア GR SPORTよりはソフトであるといった感じでしょうか。そのため、デミオもそうだったのですが、15インチタイヤでは「跳ね」感が強くなってしまうので、やっぱりおすすめは16インチタイヤの装着になりますね。
先述のGベクタリングコントロール プラスが装着されることによって、電動パワーステアリングの制御が変更されたようですが、どうもマツダはステアリングの切り始めの応答性を穏やかにしたかったという意図は感じるものの、中立付近の応答性が悪くなり、時計でいう57分(左)と3分(右)までステアリングを切ってやっとタイヤからの情報が伝達されてくる印象でした。個人的にはこのセッティングがどうも「一体感」に欠けるような印象で、運転の気持ち良さを阻害しているように感じるのですが…。
ただ、フラット感が高く、上質なハンドリングは現時点でライバル車よりも頭一つ抜けている感はあるので、今後の改良で電動パワーステリングのセッティングをよりナチュラルなものにしてほしいと感じましたね。

【総括】


最新のマツダフェイスをまとったMAZDA2、街で見かけるようになればこのマツダフェイスも見慣れてくるのかなと。装備の充実ぶりとハンドリングはライバル車よりも頭一つ抜けているので、今後の改良で電動パワーステアリングのチューニング変更を望みたいですね。

このブログの撮影機材
カメラ Panasonic LUMIX G99
レンズ OLYMPUS M ZUIKO DIGITAL ED 12-100㎜ F4 IS PRO
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2019/10/02 19:25:44

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「@FLAT4 さんこんにちは。室生寺はまだシャクナゲが咲いていて五重塔とコラボしていい写真が撮れました👍」
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やまちゃん@8148です。 フリードハイブリッドModulo XとカローラアクシオハイブリッドW×Bに乗っています。
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