
本日は先月インプレッサスポーツ 2.0i-S試乗後、FFのできれば17インチ仕様に試乗してみたくなり、先月試乗したディーラーとは別のディーラーに試乗車が配備されていたので試乗してまいりました。
エクステリア・インテリア・シート

リヤスタイル

ダッシュボード
先月の2.0i-Sの試乗記と同じ内容となるため、割愛します。
エンジン・トランスミッション
こちらも先月試乗した2.0i-Sと同じ水平対向4気筒2000CC 直噴DOHCとリニアトロニックCVTの組み合わせですが、AWDからFFになったことにより80kg軽くなったことやタイヤが17インチになったことで印象が激変しています。先月試乗した2.0i-Sは走り出しが重かったのですが、それが解消されてスイーッと走り出していきますし、加速もCVTの変速による発進直後の多少のもっさり感は残るものの概ね2000回転前後でスムーズに巡行速度まで加速していきます。これならばパワフルとはいかないまでも街乗りから高速まで十分なパワーと言えるでしょう。
サスペンション・乗り心地

装着されるタイヤはブリヂストン トゥランザ205/50R 17
インプレッサの足回りの基準車はこのグレードであると思いました。
おそらく足回りの硬さはi-Sとi-Lでは変わらないと思います。ですのでタイヤとホイールが1インチ小さくなった分だけばね下重量が軽くなったため、路面の凹凸部分を走行する際i-Sで感じたタイヤのドタバタがボディに伝わり、ボディが揺すられる振動はほとんど気にならなくなりました。
直進安定性についてはタイヤとホイールが1インチ小さくなったこと、そしてAWDからFFになったことで微塵も乱れないi-Sと比較すると若干甘くなった印象はありますが、それでもアクセラ22XDレベルは確保されているので十分以上ですね。以上の点からどっしり感は薄らいだものの軽快感が増して、私にはこちらのグレードのほうがスポーティに感じました。
とにかく見た目のカッコ良さを追い求めない方なら間違いなく17インチのi-Lをおススメしますね。
総括
雑誌の試乗記事では公道ではない比較的路面のキレイなクローズドのコースを走行しているためどちらかと言えばi-Sを推しているものを見かけますが、凹凸が大なり小なり存在する公道では間違いなくi-Lをおススメしますね。また降雪のない地域では重量も軽くなるFF仕様をおススメします。
今後は年次改良でアメリカで販売される予定の1600CCターボを追加するなどの魅力アップを是非期待したいですね。
Posted at 2016/11/12 18:07:08 | |
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