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2020年11月23日 イイね!

ホンダ N-ONE Premium Tourer/RS(6MT)試乗記

ホンダ N-ONE Premium Tourer/RS(6MT)試乗記11月21日と23日の2日にかけて、11月19日にフルモデルチェンジが発表され、11月20日から発売が開始されたホンダ N-ONEに試乗しました。試乗グレードは共にターボエンジン搭載のPremium Tourer(CVT/FF/1,889,800円)とRS(6MT/FF/1,999,800円)になります。



【エクステリア】

Premium Tourer フロント ボディカラーはブリティッシュグリーン・パール&シルバー


RS フロント ボディカラーはプレミアムイエローパールⅡ&ブラック


Premium Tourer サイド


RS サイド


Premium Tourer リヤ

今回はフルモデルチェンジなのですが、N-ONEのスタイルは好評だったようで変更点は少なく、フロントグリルの意匠変更やバンパーの形状変更、そしてヘッドランプ類の意匠変更とアルミホイールのデザイン変更に留まっています。先代モデルを所有していた私自身、N-ONEのデザインを気に入っていたので、ほぼ先代そのままのデザインを継承したことはとても嬉しく思っています。

【インテリア】

Premium Tourer ダッシュボード


RS ダッシュボード

インテリアはエクステリアとは違って全面的な変更がされています。ただ、残念なのはこのインテリアがコストカットの対象となり、先代N-ONEや現行N-WGNと比べると装備や装飾が無くなっている部分が散見されます。気づいたところと言えば、
①N-WGNに標準装備されているテレスコピック(前後調整)ステアリングは非装着となっている
②先代Premium以上はドアトリムにシート生地が貼付されていたものが新型ではただの成形ボードになっている
③リヤシートは全グレード共通のブラックトリコットの成形シートになっている(先代はフロントシート・リヤシートは共通の生地が使用されていた)
などです。
自動ブレーキやレーダークルーズコントロールを含むHonda SENSINGが標準装備されているからといって先代モデルよりも20万円値上げされているので、このコストカットされているインテリアの目の当たりにすると正直「何だかなぁ~」とつい言葉が漏れてしまいそうになります。先代モデルを所有されていて、新型を検討されている方は一度よく見てから購入を検討したほうが良いかと。

【シート】

Premium Tourer フロントシート


RS フロントシート

フロントシートは先代のベンチシートからセパレートシートに変更になりました。
先代の平たいシートからホールド感がアップし、掛け心地も三菱のekシリーズには敵わないものの確実に向上しています。
特にRSのラックススウェードの生地は滑りにくい生地なのでスポーツ走行にも向いた生地になっているかと思いました。

【エンジン・トランスミッション】

CVTは全車に設定される


RSのみ6速MTが選択できる

660CC直列3気筒DOHCターボエンジン(64PS/10.6kgf.m)とCVT(Premium Tourer)、そしてRSのみ6速MTが選択できます。
現行N-BOXより搭載されている第2世代のターボエンジンはエコモードを解除した状態でもトルクの立ち上がりがスムーズになり、アクセルの踏み具合に対してリニアに加速していく感じになりました。そして加速力もライバル他社のターボエンジンよりも力強く、高速走行でも不満はないかと。
今回特に好印象だったのは6速MTの出来で、シフトフィールもカッチリしていて、なおかつターボエンジンのポテンシャルを最大限発揮できるようになっているのは走行していて本当に気持ち良かった、というか病みつきになりそうでした。

【サスペンション・乗り心地】

Premium Tourer 装着されていたタイヤは165/55R15 ブリヂストン エコピアEP150


RS 装着されていたタイヤは165/55R15ダンロップ エナセーブEC300

フロント・ストラット式/リヤ・トーションビーム式で構成されるサスペンションは、他メーカーの軽自動車がプラットフォーム更新とともに高速走行を見据えたやや硬めでボディの無駄な動きを抑える方向になっているのに対し、ホンダNシリーズはとことん「突き上げ」を嫌った、街乗り重視のソフトな乗り心地の「フカフカ」なサスペンションチューニングになっています。
今回試乗したPremium Tourerは本当に「フカフカ」で、確かに突き上げは感じないのですが、常に路面状態に合わせてボディが揺れている状態であり、個人的にはレーダークルーズコントロールが付いていても高速長距離移動はしたくないな、と感じるほどでした。
RSはPremium Tourerよりも若干硬めかなと感じるくらいで、方向性はPremium Tourerと同様であり、スタビライザーやアジャイルハンドリングアシストなどで必要な操縦安定性は確保されているものの、もう少し硬めでスポーティなものでもいいんじゃないかと感じました。

【総括】




6速マニュアル車の登場はとても嬉しいことですが、その他は先代モデルと比較しても「もの足りない」ところが多く、多くのグレードで必要装備を装着した状態で乗り出し価格が200万円超となることを考えると、もう少し何とかならないかと思ってしまいますね。現在ホンダは苦境に立たされていて、整理されている車種も多く、その状態が如実にクルマに表れてしまった感があります。とにかく今後の改良でいい方向になることを期待したいです。
Posted at 2020/11/24 18:23:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

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