
暑い夜は怖い話で涼むのがええですね♪
小さい頃、夏休みの楽しみのひとつだったのが怪談番組。
代表的なのがこれ↓
読売テレビ「あなたの知らない世界」新倉イワオ♪
毎日放送「スタジオ2時」中岡俊哉の心霊写真鑑定。
関テレ「3時にあいましょう」美人霊能者王麗華の心霊写真鑑定。

ある時生放送中に王さんに何かが憑依(?)。
意識朦朧で鼻水がダダ漏れになったのはなかなかショッキングでした〜(^^;;
そんなこんなで夏休みは怖い話を楽しんでいたものです。
まあ私自身は霊感ヤマカン第六感(笑)ゼロで、怖いものとは全くのエンガチョですし、この手の話は面白がって見ていただけで、全く信じておりませんでした。
そうそう「あなたの知らない世界」ではイタコ夫婦の笑えるハプニングがありました。
かなーり前の話なので記憶が曖昧ですが、こんなところ↓です。
イタコ夫婦は旦那が聞き役(引き出し役)で嫁がイタコという分かりやすい図式。
夏休みスペシャルの生放送で、イタコ夫婦がスタジオ参加者の亡くなった親族や知人を呼び出すという企画で起こったハプニングです。
爆発事故で亡くなったという友人を降ろすイタコ夫婦と身構える友人たち。
イタコ「うぅぅ・・・寒いよ〜頭が痛いよ〜・・・」
イタコの旦那が背中をさすり「痛いよね、痛いよね、大丈夫かい」
イタコ「俺はもう行くけど、お前たちは元気でいろよぉ・・・」
友達A「何かして欲しいことあるか?」
イタコ「うぅぅ・・・寒いよぉ・・・頭が痛いよぉ・・・」
友達B「ホンマに○○君か?それなら自分の名前言うてみ」
イタコ「(明らかに固まる)・・・」「うぅぅ ・・・頭が痛いからそれだけは勘弁してくれ」
司会者「・・・えーどうやらあの世は寒いようですね」
新倉イワオ「・・・(汚物を見たような顔つきで)まあそおいうこともあるかもしれませんね」
そりゃぁもうぶっ飛びましたヨ(=゚ω゚)ノ
聞いてないフリして誤魔化すならまだしも、頭痛いから嫌だって(笑)
生放送の醍醐味ですな(爆)
とっても香ばしい香りがする夫婦でしたが今頃どうしているのでしょうか。
で、もうひとつぶっ飛んだ話があったのがABC朝日放送の情報番組@生放送「プラス・アルファ」。
これも40年ほど前の話なので記憶が少々曖昧ですが、だいたいこんなところでした↓
不思議なことが起こるという操り人形を稲川淳二氏がスタジオへ連れてきた時のこと。

人形がかなーり不気味でっしゃろ?
稲川さんちょび髭が若いしw
人形を紹介している最中、スタジオ参加者の間からキャァァという叫び声が上がる。
天井の照明がぶんぶん揺れている。
風もないのにぶーらぶらと・・・
司会者のアナウンサーが上を向いてぎょっとしているところが映される。
ジャガーミシンの生CMの途中で「男の子の顔が映っているという電話が殺到しています!」というスタッフの声に固まるアシスタント。
「あっ!写ってます!写ってます!」とスタッフの声。
「どこや!何が写ってんのやっ!」とキレ出した司会者。
恐怖に耐えれず泣き出すアシスタント。
こんな調子で番組はしっちゃかめっちゃか(^^;;
疑り深い私もこれにはビビった。
これが稲川淳二氏のかの有名な十八番「生き人形」です。
人形に関わった霊能者が亡くなり、人形使いが操り人形とともに火事で焼け死んだことで話の真実味がブーストされます((((;゚Д゚)))))))
最近の流れをかいつまむと、火事で焼けたのに怨念だけは残っていて、空襲で亡くなった兄妹の霊をはじめ、いろんなモノが取り憑いて渦を巻いていたとか。
その後霊能者たちが苦労して成仏させ、ハナシは終わった筈だったのですが、最近人形に兄弟がいたことが判明。
つい最近まで某所で保管されていたのですが、また行方不明に。
詳しいハナシは「山口敏太郎の日本大好き」をお聞きください。
この話、まだまだ続きそうです(^^;;
\(・_\)それは(/_・)/おいといて
話は変わって、怖いハナシといえば、ホラー映画は外せません。
私は大のロードショーファンなので、これまでA級からC級まで色々と観てきましたが、突然沸いて出てきて吃驚させる類のしょーもないのが多いのがホラー映画の特徴であり欠点でもあります。
ストーリーで魅せる正統派なホラーといえば、キューブリックの「シャイニング」。
ストーリー、キャスト、音楽と全てが塩梅良く、かなーり怖かったなぁ(^^;;
あと退治したとか昇天したとかハッピーエンドなホラーはダメ、許せませんね。
どん底に突き落としといて上から岩を落とすようなのとかドンデン返しがホラー映画の醍醐味ちゅーもんです。
ということで、独断と偏見で選んだ夏の夜に涼しくなれるホラーを3本紹介します。
「ミスト」

悪魔や亡霊ではなくて異次元の生物に襲われるという話。
ジャンルはSFホラーってとこでしょうか。
スティーブン・キングの原作では「この霧(ミスト)が晴れれば・・・」とやや希望を持たせるような結末なのですが、奇才フランク・ダラボン監督はオチを変更。
見事に観る者をどん底に突き落としたラストのどんでん返しをキング氏も大絶賛。
救いの無さでは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と双璧をなしております。
加えて選曲のセンスも素晴らしい。
籠城していたスーパーから脱出した後、主人公たちの絶望的な状況をブースト圧2.0でシリンダーヘッドを吹っ飛ばしたほどの破壊力のある恐怖のメロディー、デッド・カン・ダンスの「ザ・ホスト・オブ・セラフィム」。
ダークでディープで余韻抜群な音楽です。
絶望への行進曲というところでしょうか。
見どころはラストにありますよ〜
「パラダイム」

「遊星からの物体X」のジョン・カーペンター監督作品。
忘れられた教会の地下に隠されたあるモノが数万年の時を経て復活しようする。
調査のために訪れた大学の研究室の面々が巻き込まれてゆく・・・復活を阻止すべく、未来の人々から夢を通じてメッセージが届く・・・
見どころはなんといってもB級感に尽きます。
B級なストーリーとB級なキャストにモリコーネをパクったB級な音楽が三位一体となって恐怖のどん底に落としてくれます。
「ゴールデン・チャイルド」の怪僧を演じたり、「トレマーズ」で怪物にジョーズ喰いされたヴィクター・ウォンの怪演も健在でした。

コレ観てから暫く鏡恐怖症になりましたねー
「エクソシスト3」

「エクソシスト」のクライマックスで自らの命と引き換えに悪魔の復活を阻止したデミアン神父。
死んだ筈の神父が悪魔の手により蘇り、操られて親しい人たちを自らの手で次々と殺めてゆく・・・悪魔の復讐のやり口が見どころ。
エクソシストの原作者が自らメガホンを取り、本当見せたかった作品を撮ったということだけあって、ストーリーで魅せてくれるホラーです。
オマケはみんカラらしくクルマのホラーの秀作。
「ザ・カー」

突然現れた謎のクルマが次々と人々に襲いかかって行く・・・町はパニックに・・・B級感たっぷりの秀作。
全身真っ黒なクルマが意味不明に追いかけてくるのが怖いというより面白い。
これもB級テイストがたっぷりと楽しめます。
最後のシーン、空いっぱいに広がるちょめちょめに劇場でををーっ!と叫んでしまった記憶があります(^^;;
ストーリーが怖いのが好みですので、ええのがあったら教えてください。