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デリカD:5 納車しました！
ダイヤモンドホワイトのボディにブロンズ色のアルミとホワイトレターのA/Tタイヤ、JAOSのマッドガード。
懸念していたA/Tタイヤのロードノイズは全く聞こえず😊です。

電気シェーバーのようなグリルをブラック化するブラックアウトパッケージは納車に間に合わず、後日あらためて装着する予定です。
風雨が強くなってきたのでドライブは明日に😊

先週１０年ぶりに2011年に劇場公開されたドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品「灼熱の魂 デジタルリマスター版」をヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞。



本作は５０年の映画人生で #ベスト映画 の一本（もう一本は「さびしんぼう」）です。
格好つけてわざと小難しい映画を選んだのではありません。
そもそもそんなに難しい内容では無く、シンプルなストーリです。映画の冒頭より仕掛けられた伏線といまだかつて見たことが無いほど恐ろしく残酷で衝撃的な方法で伏線が回収されます。
あまりに残酷な現実を包み込む母の大きな大きな愛を知りエンドロールは涙なくしては見ることが出来ません。
サスペンス映画ですが、その展開はまるでかの名作「スティング」のような組み立てです。。。現時点では配信は無く、レンタルしかありませんので観るのは難しいのですが、記憶の片隅に置いといていただき、チャンスがあれば是非ご覧ください。



（ストーリー）
母の死後、双子の姉弟は奇妙な遺言を受取る。
顔を知らない父と存在を知らなかった兄を見つけ出してそれぞれに母の手紙を渡すこと。。。
母の手紙は公証人によって厳重に保管され、その内容をうかがいしることは出来ない。。。
手紙が渡されない限り、母の遺体は棺に入れず、祈りも無し、裸のままで世の中に背を向けうつ伏せの状態で埋葬。墓跡はなし、名はどこにも刻まないことと記されていた。
父と兄に手紙が渡された時、２人の姉弟は母からの手紙を受け取ることが出来、墓標に母の名が刻まれる。。。
遺言に従い姉弟は、父と兄を捜すために母の生まれ故郷である中東の某国を訪れる。。。

母の足跡を辿る姉。
中東の某国にて。。。
驚くべきことに母は宗教指導者を暗殺し、政治犯収容所に１５年もの間収監されていた。



ありとあらゆる拷問を受け、収容所で拷問者の子を出産していた。。。そして兄も父も生きていることが分かり、母からの手紙を渡すことができた。。。姉弟は母からの手紙を受け取ることが出来、母の壮絶な過去を知るとともに母の愛がとてつもなく深く大きかったことを知るのであった。。。


ネタバレしないように、肝心なところは丸めています。結末がこれほどまでに衝撃的な一方で感動的な作品は未だかつてありませんでした。
あまりに凄まじいが、その衝撃を超える母の愛の大きさに感動するストーリーです。

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の出世作となった本作「灼熱の魂（原題:INCENDIES）」。
この作品がオスカーの外国語映画賞にノミネートされ、のちに「ブレードランナー2049」「メッセージ」「砂の惑星」の監督を務めることになります。