
1月から開催している『シン・博多ラーメングランプリ』
約半年に及ぶ長期戦となったが、残すところ最後の一戦となった‼️
まずはグランプリ決定戦に臨むお店を紹介します。
・ON組グランプリ
🏆博多長浜らーめん田中商店(足立)

2002年創業とまだ歴史は浅いお店だが、三つの寸胴を並べて熟成したスープに新しいスープを毎日継ぎ足して作る『呼び戻し製法』の味に中毒になり、休日は行列が絶えないお店である。
・OS組グランプリ
🏆博多ラーメン しばらく

1953年創業と博多では老舗中の老舗店である。
高校時代は授業や部活が終わると、よく自転車をこいでおやつ代わりに西新商店街の本店まで通っていた思い出深いラーメン店である🍜
日本橋店は『2002年』に開業しているが、奇しくも田中商店と全く同じで宿命の対決である。
グランプリ決定戦のお題目は『トッピングの多い特製ラーメンや店舗自慢のスペシャルメニュー』
今回のグランプリ決定戦のために少し見直した勝敗のポイントを掲載しておきます。
⭐︎勝敗のポイント
①スープ
・濃厚・コッテリ・脂ギトギトではなく、ある程度クリーミーであっさりとしたまろやかな味であること
・口の中で豚骨のコクと旨みが広がり後味がなめらかであること
・スープは最後の一滴まで飲み干せること
②麺
・麺はストレートの細麺または極細麺であること(一般的には博多ラーメンが細麺で長浜ラーメンが極細麺)
・麺にしなやかなコシと風味がありのど越しが良いこと
③トッピング
・トッピングの良質な食材を使用した物が豊富に盛られていること
・チャーシューは肉厚で味付けが良い物が盛られていること
・無料トッピングは紅生姜・胡麻・辛子高菜の3種類が揃っていること
④コスパ
・価格がある程度リーズナブルでコスパに優れていること
特製ラーメンは1300円程度が理想
それではグランプリ決定戦最初のお店は『博多長浜らーめん 田中商店』

これで4回目の来店になるが、今年になって北千住で勤務することが多く、都内で実食するよりアクセスも良く、寄り道感覚で行ける場所だった。
綾瀬駅に到着したのは6時半🕡

いつものようにバスに乗り換えるが、ちょうどバスは出発したばかりだった。
竹の塚駅行きのバスだが、このバスも少し遠回りになるが目的地は到着するようだ。
途中首都高速加平ICの近くを通ったが、この時間はやはり交通量が多く渋滞に捕まってしまった🆖

そろそろ陽が沈む時間を迎えていた🌇
約30分で目的地の近くのバス停に到着した。

そして徒歩3分くらいで目的のお店に到着した。
夕食時だったがやはり平日なので、店頭も店内も行列はできていなかった🆗
入店すると豚骨アロマ香る三つの寸胴前の特等席に案内された。

今回は寸胴の蓋が開けっぱなしだったので、豚骨が丸見えでアロマの香りも倍増し更に食欲が湧いてきた。
まずはメニューをチェック✅

ラーメンは1種類のみでトッピングにねぎとチャーシューを追加した『ねぎチャーシューめん(1430円)』がスペシャルメニューになる。
ただしねぎは大の苦手なのでパス🙅🆖
トッピングの定番メニュー味玉(150円)』にオリジナルメニューの『赤オニ👹(250円)』でどうかな?

赤オニはひき肉に辛みを加えた激辛トッピングと説明が記されていた🥵
麺の硬さは『ばりかた』で注文したので、僅か1分という驚異的なスピードで着丼🆗

やはりこのスピード感が博多ラーメンの魅力である🆗
今回も少し泡立つ豚骨カプチーノ系のスープ‼️

味玉がスープの上にぷかりと浮かんでいた🥚
そしてトッピングの主役『赤オニ君』がこちら👹💁

店員さんに食べ方を聞いてみると……
唐辛子や山椒をピリッと効かせた辛子挽肉で、そのままラーメンに混ぜるだけでなく、別皿に豚骨スープを溶かして『つけ麺風』にアレンジして食べても良いそうです。
まずは脂ギッシュなスープをゴクリ🥣

今日も開店して1時間後のスープなので、見た目程濃厚感は無くコクと旨みはほど良い塩梅🆗
博多ラーメンでこの手のスープは『だるま』や『一双』の味に似ていると思うが……

どちらのお店も豚骨を強火で炊き込み、古いスープに新しいスープを継ぎ足す『呼び戻し製法』を使っていることがHPで紹介されていた🐷
麺もチャーシューも良質な食材を使用しているので、飽きることのない美味しさ🆗

特にチャーシューは上質なバラ肉を使い、釜で燻製焼きのように仕上げてあるので、くどくなく上品な味である🆗
追加トッピングの味玉はどうかなぁ?

中の黄身はとろーりとろとろで甘めの食感でこれはうま〜い🆗
そして謎の赤オニ君の味は?
一口食べてみると柔らかくて肉肉しさも辛みもなく、おからのような食感だった。

スープに混ぜてみると甘辛い味でこのスープには良く合っている🆗
他のお店にはないトッピングだったが、もう少し辛くても良いのでは?
ここでお約束の替玉タイム‼️
定期券のように何度でも使える替玉券🎫

物価高の世の中このサービスはありがたい🆗
替え玉君スタンバイ🆗

スープの中に投入して麺をならします🎵
トッピングの辛子高菜、紅生姜、ごまの3種の神器は揃っていた🆗

ここの辛子高菜は激辛なので入れ過ぎに注意⚠️
仕上げにごまをかけると……

田中商店風味変スペシャルラーメンGET‼️
スープは最後の一滴まで飲み干すことができた🆗
田中商店さんご馳走様でした🙏
さてグランプリ決定戦トリを飾るのは『博多ラーメン しばらく』

地下鉄水天宮駅からは徒歩3分とアクセスの良い場所にある。
水天宮駅に到着したのは6時🕕この駅で降りるのはもう最後になるかもしれない?

地上に出るとどんよりとした曇り空で、今にも雨が降りそうな感じ☂️
歩道を少し歩くとすぐに目的のお店に到着するが🚶♂️

珍しく店頭には長蛇の列ができていて、その数は20人くらいだった。
30分もあれば入店できると思っていたがなかなか列が進まない。

やっと白い暖簾の前にたどり着いたが、行列の数は更に反対側にも増えて30人程に達していた。
入り口から店内を覗いてみると奥の方には尾根遺産の姿が3人👩👱♀️🙍♀️

しばらくは意外と女性客も多いのが特徴である。
その中の一人の方が涙を流しながら食べているように見えた😭🍜
尾根遺産の涙の理由はこちら💁♀️
ガ━(゚Д゚;)━ン‼︎ショック‼︎(д゚lll)
マジか❗️
んなアホな❗️
なんでやねん❗️
誰もが驚きの言葉を並べる程の信じられない出来事?
きいてないゾウ??
実際にみんトモさんから閉店の情報を聞いたのは2日前のこと。
閉店の理由をネットで調べてみると…
『建物の老朽化に伴う建て替え』と『店主の体力的な限界&後継者不在』が重なったことが主な理由とのこと。
特に水回りの劣化も激しいようで、スープ室で自慢のスープを作れなくなるのは致命的。
HPの通知も閉店日の少し前で営業終了時間も早まりそうなので、多くのファンが集まっていた。
列に並んで40分後やっと入店できそうだが、入れ違いに尾根遺産はハンカチで涙を拭きながら出て行った😭

尾根遺産もこのお店に通い続けて最後に感極まったのだろう😭
この光景を目の当たりにすると、このお店が積み上げて来た歴史の尊さと、万人に愛されていたことに改めて気付かされた。
最後までこのブログを続けるか迷っていたが、閉店したしばらくの食べ納めの結果でバトルを続けます。
まずはメニューをチェック✅
このお店のオリジナルメニューは『大判ラーメン(1100円)』
しばらくのラーメンをたくさん食べたい方の声から生まれた新メニューで、具・麺・スープ増量でボリューム感満点💯

更にトッピングに味玉と海苔が追加されたのが『大判スペシャル(1200円)』である。
少し薄暗く落ち着いた感じの店内のカウンター席の角に案内されたが……

周りの方も最後の味をじっくり味わっているせいか、しんみりとした雰囲気が漂っていた😥
これらが店主の熊谷さん。どことなく後ろ姿が寂しそう😔

手が空いたタイミングで声をかけてみた。『長い間お疲れ様でした』
すると笑顔満開で『もう24年になりますが長い間ありがとうございました』と挨拶してくれた😄
少し時間がかかり3分程で注文の品が着丼🍜
ひと回り大きな丼の真ん中にカットされた味玉が盛られ見るからに美味しそう🆗
多くのお店の味玉はカットせずに半熟のとろとろとした物だが、ゆで玉子のような味玉は懐かしく感じた。

幼い頃おばあちゃんに作ってもらったラーメンは、同じ感じのゆで玉子が必ずのっていた。
田中商店の赤オニに対抗するため、追加のトッピングは辛子高菜(100円)

軽くごま油で炒めた熱々でボリューム満点の物が提供された。
以前高菜ごはんは食べたことがあるが、トッピングで注文するのは初めてである。
まずは白濁色のスープをゴクリ🥣

口当たりの円やかさ、スキッとした喉越し、そして重さの残らない後味の良さと3拍子揃っていて安定の美味しさ🆗
次に博多から直送している麺をツルリ‼️

表面はスープを吸ってしんなりで芯はしっかりポキポキと不思議な食感だがこれも安定の美味しさ🆗
主役の味玉君をパクリ‼️

ブランド玉子を使っているようで、甘みと旨味が詰まっていてとにかくうま〜い🆗
チャーシューは豚ロースでホロホロになるまで煮込まれているので、旨味が凝縮されてこれもうま〜い🆗
麺を食べ終えたところでお約束の替玉タイム‼️

辛子高菜はこのタイミングで投入します。
替え玉君スタンバイ🆗

辛子高菜と紅生姜スタンバイ🆗
仕上げは創業当時しばらくが考案した『すりごま』

しばらく風味変スペシャルラーメンGET‼️
たっぷりの高菜は辛味はなく酸味が少しあり、これがアクセントとなりスープと麺の風味に立体感が出る🆗
スープは最後の一滴まで飲み干すことができた🆗
食べ終えた瞬間、今は亡き愛想の悪い本店の先代店主の姿が目に浮かんできた。
しばらくさんご馳走様でした🙏
歌舞伎の隈取りの紋様もこれで見納め\(//∇//)\

外に出ると別れを惜しむようにポツリポツリと雨が降り始めた☔
さてグランプリ決定戦のバトルの結果はいかに?
グランプリ決定戦なので今回も事前に設定していた勝敗のポイントを一つ一つ整理してみます。
①スープ
・好対照の味のスープは判定が難しいところ🤔
濃厚でコクと旨みがぎっしりと詰まってパンチの効いた味の『田中商店』
創業以来変わらぬマイルドであっさりした味の『しばらく』
以前はこってり一択だったが、今はしみじみとおいしく、心にしみる一杯にひかれるので『しばらく』が◯
②麺
・麺はどちらもストレートの極細麺
どちらもしなやかなコシがあり小麦の風味も良いが『しばらく』の麺の方が芯がしっかりして喉越しも良いので◯
③トッピング(チャーシュー)
・チャーシューは田中商店がバラチャーシューでしばらくがロースチャーシュー。
しばらくのチャーシューは少しパサパサした食感だった。
特製釜で吊るし焼きしたシンプルな味付けのバラチャーシューを提供する『田中商店』の方がジューシーで美味しかったので◯
④トッピング(赤オニvs辛子高菜)
田中商店の赤オニは唯一無二の味だったが、今一つ特徴がなくパンチ不足だった。
しばらくの辛子高菜は作り置きではなく、注文を受けて油でいためる丁寧さには驚いた。
多くのお店が激辛の辛子高菜なのに対して、しばらくはピリ辛でこれまたしみじみと美味しかったのは◯
⑤トッピング(味玉)
田中商店は半熟とろとろのトレンドの味玉🥚
しばらくはゆで玉子のような食感でノスタルジックな味玉🥚
田中商店の濃厚な味玉は濃厚なスープと喧嘩しているように感じた。
しばらくの味玉はシンプルだがスープの邪魔をしないこれもしみじみと美味しかったのは◯
⑥コスパ
改めて値段を比較すると田中商店はラーメン900円+ 味玉150円+赤オニ250円で『1300円』
しばらくは大判スペシャル1200円+ 辛子高菜100円+替玉180円で『1480円』
コスパは替玉無料分の差で田中商店が◯
上記の結果からしばらく4対田中商店2となり、グランプリ決定戦を制したのは『博多ラーメンしばらく🏆🏆』
日本橋店は閉店してしまったがしばらくのラーメンは永遠に不滅です(古)
市内では西新本店をはじめ3店舗営業していますので、博多にお越しの際は『きんしゃい』

現在本店は2代目夫婦とその娘さんで切り盛りしているようです🍜
次回のグランプリは脂抜きのためあっさり系の塩ラーメンか日本蕎麦を予定しています。