
11月に入り肌寒い日が多くなってきたが、準々決勝第三戦の組み合わせは以下の通り‼️
準々決勝 第三戦
☆ 麵匠 釜善(小川町)
VS
☆自家製さぬきうどんと肉 甚三(大門)
最初のお店は小川町に店舗がある『麵匠 釜善』
福岡出身の店主が讃岐うどんと博多うどんを融合させた唯一無二の一杯がこのお店の特徴である。

初回に登場した香川一福さんの近くで、小川町駅が一番近いが今回は千代田線の新御茶ノ水駅からアクセスした。
新御茶ノ水駅のうなぎの寝床のような長い地下通路を歩くと🚶♂️

B5出口から小川町のスポーツ店街に出る。
このあたりは若い頃スキー用具を良く買いにきた街⛷️
特にVictoriaは品揃えが豊富でよく利用したお店である。

スキーブームが去った今はゴルフやアウトドア用品が主力になっているようだ🏌️🏕️
目的のお店は外堀通りから一本入った路地裏にある。

意外と人通りが少なく神田駅の方に比べると飲食店は少ない感じ🍻🍷
薄暗い通りに灯りのついたお店を発見したが、店頭には行列ができていた。

『うどん』に何故か『KAMAYOSHI』の英字の表記?
店頭に並んでいたのは全員中国人のようで、店頭のメニューを見て悩んでいたので先に入らせてもらった。
券売機で食券を購入するが、とり天ぶっかけうどん1100円はかなり強気な値段設定🆖

そのかわり麺の量は小盛200gから特盛500gまで全て同じ値段なのはお得感がある🆗
今回は前回のようなはしごうどんはしないので『中盛300g』をGETした🎫
店内は入り口付近にテーブル席が2卓、奥にカウンター席が5席とかなり狭苦しい感じ。

小気味いい洋楽が流れて🎵洒落たカフェのような感じで居心地は良い🆗
お店の壁にはこのお店自慢のうどんがずらりと並んだポスターが貼ってあったが……

ちゃんと『ごぼう天うどん』があるのを見逃さなかった🆗
カウンター席に座ると前に壁があるので、残念ながら厨房の調理風景は全く見えなかった。

厨房の様子は店主と奥様の二人で切り盛りしているようだが、天ぷらは揚げたてを提供しているのでかなり待たされた。
入店から15分後やっと注文の品が目の前に運ばれてきた。

麺が見えない程具材てんこ盛りで見るからに美味しそう🆗
トッピングを紹介すると鰹節・海苔・大根おろし
主役のとり天は3個とボリューム満点💯
まずはとり天をガブリ‼️

やはり熱々の揚げたては美味〜い🆗
ジューシーで柔らかい肉質に塩味が効いており、出汁に浸しても衣が出汁を吸ってさらに美味しさが広がる感じ🆗
こだわりの麺は香川県産小麦粉をオリジナル配合した自家製麺だそうです。

モチモチの麺はまさに讃岐うどんの真骨頂。茹で加減もちょうどよくこれも美味〜い🆗
出汁は店主の出身地である福岡の味を取り入れて、アゴ(トビウオ)や昆布でとられており、上品で深い旨みが口の中に広がるのが特徴であった🆗

中盛300gでしっかり満腹になりました。
釜善さんごちそうさまでした🙏
2店舗目のお店は『自家製さぬきうどんと肉 甚三(じんざ)』
都内には神田・新橋・渋谷など山手線の主要な駅近くに6店舗あった。

今回は本店の大門店に出かけることにした。
本店のHPの案内を見ると『食べログうどん百名店』常連のお店なのでかなり期待できる。
このお店は夜の営業はやっていないのでランチタイムの実食となった。
浜松町駅に到着したのは1時🕐ランチタイムは行列ができるお店のようなので、少し時間をずらして来てみた。

駅を出るとすぐに目につくのがこちらの貿易センタービルの案内板🏙️
南館の方は既に完成しているが……
3年前の2022年博多うどんグランプリ開催時にこの近くを訪れた時はまだ解体中だったが🏗️
現在はもう完成間近で上階を残すのみとなっていた🏙️
目的のお店はこの場所から徒歩10分弱🚶♀️
この日は小雨が降り続く生憎の天気☂️
こちらが目的のお店『甚三』

大きな看板がなく一瞬通り過ぎてしまった
暖簾の奥に店内が見えるがほぼ満席の盛況ぶり。
店頭のメニューを見るとやはり品数が多すぎて分かりにくい?
選ぶまでもなく準々決勝のお題目は決まっているので『ぶっかけうどん』をGET‼️

単品450円という価格丸亀製麺が420円なのでほぼ同価格🆗
鷄天240円は少し高いが3個なのでこれも良心的な価格🆗

お腹も空いていたので中盛り1.5玉GET‼️
店内はほぼ満席の盛況ぶりだったが……

ちょうど3人組が退店したのですぐに席は確保できた。
少し待たされて10分弱で注文の品が目の前に運ばれてきた。
まずは『ぶっかけうどん』

おろし生姜が少しのっているだけのシンプルな盛り付け🫚
そして『鷄天』は揚げたてが3個🐓🐔🐣
まずは熱々の鷄天をパクリ‼️

鶏天は旨みたっぷりでプリプリとして、肉汁が溢れてジューシーでこれは美味〜い🆗
真っ白なうどん麺は少し輝いているように見えるが……

良い表現が見つからないが、シルクやカシミヤのような滑らかさで、舌にまとわりつくような官能的な食感🆗
讃岐うどんの流儀に従い鷄天を出汁に浸して食べます。

写真では分かりにくいがこのお店の丼は大きく食が進む感じ🆗
いりこ出汁のしっかり効いた出汁も旨みと香りが口の中に広がり、最後の一滴まで飲み干すことができた。
甚三さんごちそうさまでした🙏
さて準々決勝第三戦のバトルの結果はいかに?
☆ 麵匠 釜善
まだ比較的新しいお店だが讃岐うどんのコシと博多うどんの出汁を融合させた独自のスタイルが特徴。
うどん麺・とり天・出汁と全てにおいてレベルが高く店主の心意気が伝わるお店である🆗
ただしコスパ的には最初に設定していた『ベースのうどんが一杯500円以内』『天ぷらは一品200円以内』からは大きく逸脱しているのでマイナスポイント➖🆖
☆自家製さぬきうどんと肉 甚三
明るく綺麗な大衆うどん店という感じで親しみやすい印象のお店だった。
肉厚の鶏天・しっかりとしたコシと小麦の風味が絶妙な麺・いりこ出汁のしっかり効いたおつゆと全てにおいて高いレベルでバランスが取れていた🆗
合わせて690円とリーズナブルな価格設定も魅力である🆗
味的にはほぼ五分五分の勝負だったが、やはりコスパ的には『甚三』の圧勝🥇