
前回の予告編で告知していた通り『讃岐うどんグランプリ』を開催します。
準々決勝の組み合わせは以下の通りです‼️
準々決勝 第一戦
☆香川一福(神田)
VS
☆いぶきうどん(北千住)
準々決勝 第二戦
☆谷や(人形町)
VS
☆おにやんま(人形町)
準々決勝 第三戦
☆麵匠 釜善(小川町)
VS
☆自家製さぬきうどんと肉 甚三(大門)
準々決勝 第四戦
☆TOKYO SUNFLOWER IIDABASHI(飯田橋)
VS
☆うどん 丸香(神保町)
上記の組み合わせで順番に実食を行い、勝ち上がった店舗の中で最後に残ったお店をグランプリとします🏆
再度今回のバトルの勝敗を決めるポイントや実施方法を整理してみました。
・うどんの出汁は煮干しや鰹等の魚介系で薄味であること
・うどんの麺は打ちたて・茹でたてで『コシがありもちもちとした食感』であること
☆ここが一番大事‼️
・天ぷらは作り置きではなく揚げたてであること
・価格がある程度リーズナブルでコスパが優れていて『満腹感』が得られること
(ベースのうどんが一杯500円以内、天ぷらは一品200円以内が理想)
更に讃岐うどんは種類が多いので準々決勝・準決勝・決勝のメニューもこの場で決めておきます。
・準々決勝
☆ぶっかけうどん(冷)+とり天

讃岐うどんの王道メニューで、かけうどんよりも甘辛い濃い目のお汁を絡めて食べるうどん‼️丸亀製麺では夏は必ずこのうどんを注文する。
・準決勝
☆かけうどん(温)+ちくわ天

やはりうどんの基本メニューは『かけうどん』そして数ある天ぷらの中でとり天と共に人気なのが『ちくわ天』
・決勝
☆肉うどん等の人気メニューあるいは具材てんこ盛りのスペシャルメニュー
(値段は1000円以内が理想)
前置きが長くなってしまったが、いよいよバトルの実食開始🍲
記念すべき最初のお店に選んだのは、ミシュランガイド ビブグルマン3年連続選出に敬意を表して『香川一福』

関東一円に店舗が10軒もあるのは以外だった。
数ある店舗の中から今回選んだのは『神田本店』

神田駅から徒歩5分とアクセスの良い場所にある。
神田駅に到着したのは5時🕔

駅構内はそろそろ仕事帰りの人で混雑する時間である。
今回のテーマではないが、改札を出ると正面には豚骨ラーメンの暖簾🍜

良く見るとこのお店は昔良く通った『一風堂』だった🍜
西口商店街を5分程歩くと🚶♂️

大通りに出たが目的のお店はこの通り沿いにある。
歩道沿いに香川一福の文字が見えてきた。
店頭には行列はなくすんなり入店できそうだ。
入り口付近にはミシュランガイドのミイラ男『ビバンダム🤕』が2体鎮座していた。
ミシュランガイドで評価が高いのは、ミシュラン一つ星獲得のフレンチシェフが監修したこちらの『カレーうどん』のようです。
店内は広々としていて、長いテーブルとカウンター席が計30席並び明るい雰囲気‼️

夕食時なのに客が少ないのは何でだろう?
まずは券売機で食券GET🎫

ベースのぶっかけうどんが520円にとり天が180円なのでほぼ予算内🆗
券売機のボタンを押し間違えてしまったようで、ぶっかけうどんは温かい物を注文してしまった🆖
提供は驚く程早く直ぐに『ぶっかけうどん』が目の前に運ばれてきた。

うどん麺は讃岐うどんの定番である太麺ではなく『細麺』だった🆖
ゆるりとして喉越しは良いが柔らかく噛みごたえが無く満腹感も得られなかった🆖

出汁は鰹と昆布をベースとした濃ゆめの味でこれはまずまず🆗
後から揚げたてのとり天が運ばれてきたがどの部位なのか変な形?
食べにくく衣も固すぎてパサパサして味は今一つ🆖
出汁は最後の一滴まで飲み干す事ができた🆗
香川一福さんご馳走様でした。
2店舗目のお店は『いぶきうどん』

お店は都内に6店舗あり今回は去年の春開業し、アクセスが良い北千住店に行くことにした。
北千住駅に到着したのは7時半🕢

目的のお店は中央改札を出るとすぐにある。
白い暖簾に『いぶきうどん』の黒い文字⚫️

広い店内を覗いてみると立食い形式のうどん店だった。
店頭には大きなメニューが立ててあった。

うどんの種類はかけ・ぶっかけそして醤油・釜揚げ・釜玉と全ての讃岐うどんのメニューは揃っている🆗
ぶっかけうどんは420円そしてとり天は210円(2個)とかなりリーズナブル🆗
入り口付近に券売機が2台あり少し行列が出来ていたが……

とり天3個のセットメニュー(760円)をGET🍲🐔
店内に入ると丸亀製麺のように大きな厨房があり店員さんは忙しそうに動き回っていた。

注文したぶっかけうどんを冷水でしめていた。
天ぷらは丸亀製麺とは異なり、作りおきではなく揚げたてが提供された🆗

無料トッピングは青ねぎ・おろし生姜・天かす・いりこ佃煮を入れ放題🆗
食べる前に店内に貼られたこちらのポスター『いりこ出汁 讃岐うどん?』

香川県は瀬戸内海の伊吹島産のいりこを使用していることが紹介されていた。
ところでいりこと煮干しの違いは?
一般的には『カタクチイワシ』を煮て干したものを指すが……

ネットで調べてみると、東日本では『煮干し』と呼ぶことが多く、西日本では『いりこ』と呼ぶことが多いようです。
店内はかなり混雑していたが……

製麺機の前の席が空いていた。
カタコトという製麺機の音は意外と心地良く次々に打ちたての麺が完成する光景は食欲をそそる🆗
さていよいよ実食開始‼️
まずは大きめのとり天から🐓

とり天はさっくりジュワッとジューシーでこれはうま〜い🆗
そしてこのお店のオリジナルトッピング『いりこの佃煮』

これもうま〜い🆗生臭くなくてやわらかくて甘辛く味付けしてあったが、白ご飯のお共に絶対合いそう🍚
うどん麺は太麺でコシがありふわっとした口当たりで、打ちたて・茹でたての食感を十分に味わえてこれもうま〜い🆗
いりこ出汁は苦味はなくおそらく小豆島産の甘口醤油を使用しているはずなので、いつまでも口の中に出汁の味が残り美味かった🆗

出汁は最後の一滴まで飲み干す事ができ、いぶきうどんさんご馳走様でした。
さて準々決勝第一戦のバトルの結果はいかに?
☆香川一福
ミシュランガイド掲載のお店だったのでグランプリ候補の筆頭にしていたが、客層は女性をターゲットにしているのか全体的に味もボリュームも上品な感じで『平凡パンチ(古)』
ラーメンはスープが命という言葉を良く使うが『うどんは麺が命』
讃岐うどんらしくない細麺はやはり評価が低い🆖
☆いぶきうどん
丸亀製麺では昆布や鰹節を使用したあっさりとした味だが、いぶきうどんの濃厚でパンチの効いた甘めのいりこ出汁は新鮮な美味しさを感じた。
うどん麺ととり天もどちらも美味しくボリュームがあり十分に満腹感を得ることができた🆗
そして何と言っても唯一無二のトッピング『いりこの佃煮』はもう一度食べてみたい味だった🆗
初戦から番狂せの結果になったが『いぶきうどん』の圧勝🏅