
新しい年を迎えたのでまたグランプリシリーズを開催します。
自称麺マニアが選んだ新企画は初心に帰って『博多ラーメン』
4年前にも企画し開催したが、グランプリに輝いたのは以下の2店舗だった🏆🏆
・博多ラーメン由丸(大手町)
・豚骨らーめん福の軒(秋葉原)

(この時は決勝戦は行わず2店舗をグランプリとしました)
この時は『行けなかったお店』『探しきれなかったお店』も数多くあったので、今回のグランプリで新たに参加店に追加します🍜🍜
『シン』は『真の王者』更に『新しい王者』の二つの意味合いを含めているので、タイトルを『シン・博多ラーメングランプリ』としました🏆
まだ参加するお店を選出中なので、今回のブログはネットの情報を基に、序編として『博多ラーメンの歴史』や『博多ラーメンの思い出』等を綴ってみました✍️🍜
第一章 博多ラーメンの定義
博多ラーメンは『札幌味噌ラーメン』『喜多方ラーメン』と共に『日本三大ご当地ラーメン』として知られている。

尾根遺産👯♀️喜多方ラーメンは?
博多ラーメンとは白濁した豚骨スープに極細のストレート麺を合わせた豚骨ラーメンのことである。

その人気はご当地ラーメンという枠を超え、日本はおろか世界にも広がっている。
博多ラーメンとは別に『長浜ラーメン』もあるが何が違うのだろうか?
『福岡と博多の違い』はすぐに答えることができるが……
意外とすらすらと答えられる方は少ないはず‼️
以下の三つの中から正解を選んで下さい。
・長浜ラーメンと博多ラーメンは味が違う
・博多ラーメンは長浜ラーメンが進化した物
・長浜地区で営業するのが長浜ラーメンで、その他の地区で営業するのが博多ラーメン
いずれも間違いではないが、長浜ラーメンは昔ながらの変わらぬ味を踏襲しているが……

博多ラーメンは年々進化して味も多様化しているので、自身も上手く説明できなくなっている。
上の4枚の写真でスープの色が異なるが、まずは博多ラーメンと長浜ラーメンの歴史を第ニ章で紐解いてみます🍜
第ニ章 博多ラーメンと長浜ラーメンの歴史
(1)博多ラーメンのルーツ
博多ラーメンのルーツは諸説色々あるが、昭和15年(1940年)に中洲の屋台で創業した『三馬路(さんまろ)』が、博多ラーメンの起源であるとされている。

透き通った(半濁くらい)清湯豚骨スープに平打ち麺のラーメンを提供していたそうです。
その三馬路の味を受け継いで独立したお店が昭和28年(1946年)創業の『博多うま馬』

博多ラーメンの源流の味が今でも残っている🍜
博多の店舗は祇園町にあり4年前に一度訪れたことがあるが……

スープは純粋な豚骨スープにもかかわらず、濁りの少ないコクのある旨みと脂っこさの少ないサラッとした優しい口当たりでした。
麺は少し幅広でモチッとした食感でした。
博多ラーメンのルーツのお店『三馬路』だが、4年前に東京の神田に新しいお店ができていたのには驚いた。

運営は博多うま馬と同じ会社のようで、豚骨ではなく塩や醤油ベースのラーメンのようだ。
博多ラーメンのルーツを語る上で忘れてならないのは、昭和21年(1946年)創業の『元祖赤のれん』

現在本店は中央区の大名にあるが、創業当時は東区箱崎で営業していたそうです。
本店は3年前に一度訪れたことがあるが…

当時でラーメン一杯580円🍜炒飯・餃子の3点セットで780円とコスパの良さには驚いた。
醤油のカエシがしっかりと効いた茶褐色の濃厚な豚骨スープで、麺は博多ラーメンの源流としての特徴の一つでもある極細平打ち麺だった。

今ではどのお店でも行っているが、スープは強火で寸胴内の豚骨がボロボロになるまで長時間煮込むため、豚骨の旨みとコクが溢れる濃厚な味になる。
赤のれんで修行した方が暖簾分けして開業したお店が都内にもある。

場所は西麻布と丸の内の丸ビル内に店舗がある。
前回のグランプリでは丸の内店の方で実食したが🍜

本店に比べるとスープが濃厚すぎて、完飲できず初戦敗退の結果となった。
(2)屋台発祥の長浜ラーメン
長浜ラーメンは博多港長浜の魚市場で出されていた豚骨ラーメンが始まりとされていて🐟🐡🍜

1953(昭和28年)に開業した屋台『元祖長浜屋』がその発祥と言われている🏮🍜
大きな特徴は極細麺で、魚市場の競りの合間に魚市場で働く人が注文してすぐ食べられるように、茹で時間短縮のため極細になったそうです。

通常の麺の茹で時間は1分程だが、細麺は普通で15秒くらいで更に麺の固さを選べるのが特徴である。
全国的に広がった替玉(麺のおかわり)も長浜ラーメンが発祥である。
高校卒業後は天神や中洲でアルバイトをしていたので、バイトの前後によく食べに出かけていた。
元祖長浜屋をはじめ、一心亭や長浜ナンバー1がお気に入りのお店だった。
この当時は10軒程長浜ラーメンを提供するお店があったと記憶しているが、閉店や移転したお店もあり現在では5軒になっている。
この長浜エリアでは店名に『元祖』と『長浜』を含むラーメン屋が3店舗もあって、観光客を混乱させた時期もあった。

老舗の元祖長浜屋は店の商標をめぐって裁判を起こす程のお家騒動になったことがあった。
元祖長浜屋は6年前に久しぶりに訪れたが、ラーメンが550円、替え玉が150円と少し値上げしていた。
消費税導入を機に50円ずつ値上げしたようだが、それでも十分に安い。

豚骨100%のスープながらあっさりとした塩分控えめの昔と変わらぬ味だった。
近年長浜の発祥あるいは店舗もないのに人気に便乗して『長浜ラーメン』と名乗るラーメン店が非常に多くなってきた。

博多だけでなく全国にもその人気は広がり、長浜ラーメンの看板に釣られて入店し痛い思いをしたことが何度もあった。
当時まだネットの情報が無い時代で、提供されたラーメンは縮れ麺に豚骨醤油スープ?

これは紛れもなく『長浜ラーメンもどき』
そういえば前回の博多ラーメングランプリに参加したこちらのお店は『長浜や』
上野をはじめ関東一円で営業するチェーン店である。
『長浜屋』と『長浜家』は商標登録されていて使えないが、何とも紛らわしく反則すれすれの店名である。

暖簾には『博多長浜ラーメン』の豪華すぎる文字があるので期待していたが?
メニューを見ると『地獄ラーメン』に『とんこつ正油ラーメン』と信じられないラーメンのオンパレード?

メニューの片隅に載っていた博多ラーメンを注文したが?
スープが薄く完全な『博多ラーメンもどき』で、バトルの結果は当然初戦敗退‼️
皆さん看板の文字に騙されて『なんちゃって博多ラーメン店』には入らないよう注意して下さい。
第三章 インスタント博多ラーメン誕生
学生時代は3時のおやつや夜食にインスタントラーメンを食べていた。

当時は『サッポロ一番みそラーメン』と『出前一丁』がお気に入り‼️
そして1979年(昭和54年)とんこつ系袋麺の最高峰『うまかっちゃん』が発売された。

豚骨エキスをベースにした白くクリーミーな豚骨スープであっさりした味。
パッケージのデザインは商品によって異なるようだが、博多祇園山笠をモチーフにした物。

発売当時は関東では販売されていなかったので、帰省する度に大量に買って郵送していた。
第四章 環七ラーメン伝説
バブル期で日本中が浮かれていた1980年代後半。
二人の博多っ子が環七沿いに開業した博多豚骨ラーメン店が、伝説になるほど大人気となった。

お店の名前は『なんでんかんでん』
なんでんかんでんとは、九州の方言で『なんでもかんでも』という意味である。
世田谷環七通りにわずか10坪の店舗を構え、夜間のみの営業にも関わらずピーク時には一晩で1000人を越える客が押し寄せて、連日3時間待ちの大行列と人気を博した伝説のラーメン店である。
店の駐車場は20台確保されていたが、当然足りるわけがなく……

店舗付近には夜間違法駐車の列ができ『なんでんかんでん渋滞』が発生していた。
こちらが名物社長の『川原ひろし氏』

芸人か歌手になるため上京したが、なぜかラーメン界に足を踏み入れた変わり種のようです。
とにかく目立ちがり屋のようで、当時はお店の宣伝やテレビの出演も数多くこなすエンターテイナーなお方である。
一度行列に並び食べたことがあるが……

豚骨を白濁するまで炊き上げるので濃厚でコッテリした味わいで、長浜ラーメンとは一味も二味も異なる味だった。
関東に博多豚骨ラーメンブームを起こし、売上も順風満帆だったが……
2012年(平成23年)路上駐車や飲酒運転の取り締まり強化などもあり売上げが激減し、その役割を終えるかのように『なんでんかんでん』は26年間の営業に幕を下ろしていた。

営業最終日には雨の中、閉店を惜しむファンが押し寄せて1100食のラーメンは完売したそうです。
それから6年後。なんでんかんでんは第2章に入り、高円寺、新宿、渋谷更に名古屋、岡山、金沢と次々に新店をオープンさせ復活を印象づけた。
ただしその勢いは長続きせず現在は全てのお店が何故か閉店していた?

復活の日はあるのだろうか?
第五章 進化する博多ラーメン
なんでんかんでんと入れ替わるように博多ラーメンブームを加速させたのが『一風堂』である。
創業は1985年でなんでんかんでんより2年早く、路地裏の小さなお店が発祥の地であった。

まだ若い頃帰省する度に行列に並んで食べたのはもうひと昔前の話しである。
関東進出はかなり遅く1994年『新横浜ラーメン博物館』に関東第1号店として出店したのが始まりである。

この時は横浜在住でまだ関東には本格的な博多ラーメンのお店は少なかったので、よく食べに出かけていた。
この頃は全国的にラーメンブームでテレビでもよく特集を放送していた。
特にTVチャンピオン3連覇は全国のラーメン職人が集まる中で凄い成績である。

一番左の方が創業者の『河原成美氏』
まだ30代前半の若い頃だが、新しい博多ラーメンを全国区にしたレジェンドである。
この頃から店舗の拡大を図り現在では国内150店舗、海外15の国で277店舗までになっている。
アクセスの良い都心部や集客が見込めるショッピングセンターのフードコートに出店したのが成功の要因である。
6年前に一風堂発祥の店『大名本店』に久しぶりに訪れた。

店内は狭く20名程しか入れないこじんまりとしたお店。
当時の博多ラーメンのお店は薄汚れた汚い店舗が多かったが、河原氏が目指したのは女性一人でも気軽に入店できるお洒落なお店🍜

店内に入るとモダンジャズが流れるのは創業当時のまま🎵
この時は白丸が690円。河原氏が目指したのは長浜ラーメンを超える新しい味のラーメン🍜

なめらかでまろやかな豚骨スープは臭みがなく豊潤な香りで、シンプルで優しい味わいが特徴である。
近年博多ラーメンは『クサウマ豚骨』『豚骨カプチーノ』『塩豚骨』と新しいジャンルの味を提供するお店が増えている。
一風堂は2025年10月で創業40年を迎えたが、これからどこまで進化して行くのだろうか?
第六章 博多ラーメンと長浜ラーメンの違い
最後に博多ラーメンと長浜ラーメンの違いのAI回答を掲載して今回のブログはおしまいです。
博多ラーメンと長浜ラーメンはどちらも豚骨ラーメンですが、スープの濃厚さや麺の太さ、発祥の背景に違いがあります。
長浜ラーメン
• スープは比較的あっさりしており、飲みやすいのが特徴です。
• 麺は極細のストレート麺を使用しています。
• 忙しい市場関係者向けに、素早い提供を重視して考案されました。
・替え玉文化の発祥の地とされています。
博多ラーメン
• 濃厚な豚骨スープが特徴で、全国的に広く知られています。
• 麺は細麺が一般的です。
• 豚骨を強火で煮込むことで、コラーゲンなどが溶け出し白濁したスープになります。
次回予告‼️
参加するお店は候補30店舗の中から半分程に絞り込みが終わったので、次回はグランプリに参加するお店を発表します。