🇯🇵 Find My 東京下町 No.9 🇯🇵『日本橋編』

8月16日木曜日分のブログになります。
まだまだ厳しい暑さが続いていますが今回も下町がテーマ。江戸時代から商業や文化の中心地として栄えた下町『日本橋』
今日はこの街の歴史を紐解きながら散策してみることにした。
日本橋の方はあまり訪れたことがないが、地図を見るといくつもの町で構成されているようだ。


1．日本橋
まずは本日の主役である『日本橋』
江戸幕府により五街道の起点として定められたのが日本橋。
東海道五十三次の浮世絵にも描かれているが、現在の橋が架けられたのは明治44年のこと。


橋の上には首都高速の高架橋が覆い被さり窮屈そうである(>_<)


明治時代には橋の中央が全国の国道の起点であることが定められた。橋詰には『東京市道路元標』の碑が建てられている。

明治時代なのでまだ23区は無く東京市の名称が使われている。

その名の通り道路の起点となるポイントを示した物で両脇には主要な都市までの距離が記してある。


そして中央にあるのが『日本国道路元標』これは複製で実物のプレートは国道1号線すなわち日本橋のど真ん中に埋め込まれている。


本物はこちら💁‍♂️💁‍♀️
今日は車の通行量も少なく楽に撮影出来ました^_^


そしてもう一方の橋詰に建てられているのが『日本橋魚市場発祥の地』の碑🐟


碑の横の案内を要約すると『江戸時代から日本橋には魚河岸があり大変賑わっていたが、大正時代の関東大震災後は現在の築地市場に移り、当時の市場関係者がこの地に記念の碑を建てたこと』が記されていた。


橋の袂の四隅に鎮座しているのは、橋を守るために作られた青銅の獅子像🦁


手に持っているのは東京都の紋章です。


橋の中央には翼のある麒麟像🐲


西洋のドラゴンのようで躍動感があり今にも飛び出しそうである🐉


2．歴史的建造物
日本橋界隈は明治以降金融機関が集中する日本経済の中心地として発展してきた。
その中で『三越』は百貨店の中で西洋建築をいち早く取り入れたパイオニアであり、本館は国の重要文化財に指定されている。


本館の正面玄関で出迎えてくれるのは二頭のライオン像🦁


三越の守護神として長年この場所にいるようだが、前脚は多くの客に撫でられてきたのかかなり変色しているように見える。


店内の1階から吹き抜けの4階に届くようにそびえ立つのが『天女(まごころ)像』
三越創立50周年の記念事業として建てられ、表面にはダイアモンド等の約12000個の宝石が散りばめられているそうだ💎


今日はかみさんと一緒に来ているが、この後かみさんは三越でお買い物🎁

アメリカの銀行🏦をモデルに建てられたのは『三井本館』


1階部分は三井住友信託銀行の営業フロアになっているが、国の重要文化財に指定されている。


緑色の銅葺き屋根が印象的な『日本銀行本店本館』


明治時代ベルギーの中央銀行🇧🇪をモデルにして建てられ国の重要文化財に指定されている。


全容をカメラに収めるには大きすぎで、とにかく重厚感があり圧倒的な存在感(・・;)


どこから見ても堂々たる佇まいに圧倒されました(*_*)


3．人形町
日本橋の中でも一番下町の景色が色濃く残るのが『人形町』
まずはこの街の氏神様である『水天宮』でお参りをします。


人形町通りには二台の『からくり時計』があり、1時間毎に人形が動いて時を知らせてくれます。

こちらは『江戸火消し』をモチーフにした物🔥

人形町は江戸時代に芝居小屋が多く並んでいて、人形を操る職人が多く住みその名残でからくり時計が設置されているそうです🕰

こちらは『江戸落語』をモチーフにした物🧖‍♂️

この街のメインストリートである『甘酒横丁』を歩いてみます。
江戸時代にこの辺りに甘酒屋があったのが名前の由来のようです。


下町の風情そのままの横丁には老舗のお店やレトロなお店が軒を並べています。


やけに気になったのがこちらのお店。なにやら怪しいお店のように感じますが…❓


この地のグルメなお店を2軒紹介します。
最初は創業250年 親子丼発祥のお店が『玉ひで』


既にお昼の営業は終了していたが、お昼時は親子丼目当てにいつも長蛇の列ができるようだ🥚🐔


浅草に本店があるすき焼き専門店『今半』


お惣菜コーナーもあり客足が絶えません。


すき焼き用の牛肉が入ったコロッケを食べてみました🐮


今日は夏休みスペシャルなのでまだまだ続きます。

4．ECO EDO 日本橋 2018
最後はかみさんと合流し金魚と光の芸術『アートアクアリウム』を観賞。
GWに帰省した時に博多駅でも見たが装いも新たに日本橋にやってきた。


開催場所は三越の斜め前に2014年にオープンした『コレド室町』


入場するといきなりびっくり(°_°)天井には金魚の水槽が……


最初からなかなか粋な演出である。


そして薄暗い会場には何か屏風のような物が見えてきた。


七色に光輝く屏風の水槽の中を🌈

⬇️


優雅に泳ぐ金魚‼️


今回のアートアクアリウムは錦鯉もフィーチャーされていた。


体長50cm以上はある錦鯉が優雅に泳ぎ回っていた。1匹1千万位するのもいるようです。


こちらは2m近くある巨大なアクアリウムの中の錦鯉。


何故か上の方に密集して泳ぐ中に1匹だけ仲間はずれ。良く見ると地球儀をモチーフにしたアクアリウムで右下がオーストラリアの部分🇦🇺


日本の伝統工芸品 手毬をモチーフにしたアクアリウム。


こちらは江戸切子をモチーフにしたアクアリウム。何故か出目金ばかり👀


約3000匹の金魚が舞い泳ぐ『超・花魁』




本当に凄い数の金魚(°▽°)


WBを変えて撮ってみます。


ここからはお気に入りの金魚。


この娘は愛敬たっぷりでカメラを向けると何度も近寄ってきます。


チュッ💋


何撮ってんだよ〜💢


壁の丸いアクアリウムには色々な種類の金魚‼️


そして最後は壁掛け金魚と日本刀🇯🇵


背景のデザインが墨絵のように変化し幻想的な光景でした。


最後までお付き合い頂きありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♀️