
やっと春らしい暖かい日が続くようになった3月。
いよいよ準決勝は第ニ戦のバトル🍜🍜
まずは準決勝のルールは以下の通り‼️
・準決勝:チャーシュー麺🐷🍜
トッピングの多い特製ラーメンでもOK🆗
そして準決勝第ニ戦の組み合わせは以下の通り
函館塩ラーメン 五稜郭(荻窪)
VS
ラーメン屋 トイ・ボックス(三ノ輪)
最初のお店は荻窪駅から徒歩数分の『函館塩ラーメン 五稜郭』

ミシュランガイド・ビブグルマンに初めて掲載されたばかりのお店だが、北海道の食材を使った塩ラーメンは他のお店では味わえない逸品だった🧂🍜
荻窪駅に到着したのは2時🕑前回と同じランチタイムを少し外した時間帯である。
今日は久しぶりに透き通った青空が広がり絶好のラーメン日和?

青梅街道の交差点を横断すると……
交差点を渡ると細い路地があったが、ここは『教会通り商店街』

目的のお店は黄色い看板のやしろ食堂の斜め前にある。
今日は店頭に行列はなくすぐに入店できた。
このお店のメニューはシンプルでベースの函館塩ラーメン(900円)にトッピングを追加する方式である。

準決勝のテーマはチャーシュー麺だが、気になるトッピングが『がごめ昆布』
チャーシューの味は分かっているので、『玉子とがごめ昆布』をGET‼️
がごめ昆布について函館市の公式観光サイトで調べてみると以下の通り‼️
・がごめ昆布はこの表面のゴツゴツした模様が特徴で、昆布の中では粘りが凄く多いので……

出汁は少なくとろろ昆布や松前漬けの材料として利用されていた。
函館周辺の限られた海域で主に生育していて、採れる量も少なく希少価値の高い昆布です。
5分程で注文の品が着丼‼️
いつものように具材のチェック✅
チャーシュー2枚にその後ろにはメンマ
そして関東のラーメンでは珍しい『お麩』

トッピングで追加した味玉は珍しく丁寧に切ってあった。
今回のメインのトッピング『がごめ昆布』がこちら‼️

とろろ昆布と全く同じ外観だが味はいかに?
まずは透き通ったスープを一口🥣

あっさりと優しい味わいながら、昆布とホタテの旨味が次々と押し寄せて、まさに五臓六腑に染み渡る美味しさ🆗
動物系も出汁に使用しているようだが、ちょうど店主の手が空いたタイミングで、豚なのか鶏なのかを質問してみた🙋
『豚骨に鶏も少し使っている🐖🐓』
以前六本木の入鹿TOKYOが4種類の食材を使ったカルテットスープを使用していることを紹介したが……
『豚骨+鶏+昆布+ホタテ』と4種類の食材を使ったカルテットスープだった。
その主役は道南産真昆布と猿払産のホタテと高級な食材なので決して負けてはいない。
麺は去年から挑戦されている自家製麺。

ストレートな細麺だが適度な滑らかな食感に舌触りの良さ、そして小麦の風味が良くとても旨い🆗
赤身主体の2枚のチャーシューには炙りが入り適度な香ばしさがアクセント。

スープの旨みを吸い込んだお麩は、甘味を口の中に残してあっという間に消滅した。
味玉は黄身が大きい『マキシマムこいたまご』というブランド卵を使用しているようだが🥚

黄身の色を見れば分かるが濃厚な甘味がありこれは旨い🆗
そろそろ出汁をたっぷりと吸ったがごめ昆布の出番‼️

タップリと麺と絡めて食べるのが函館流?
がごめ昆布のとろみと自家製麺のぬるっとした食感が更に加速してこれも旨い🆗
スープは最後の一滴まで飲み干す事ができた🆗
五稜郭さんご馳走様でした。
2店舗目のお店は日比谷線三ノ輪駅から徒歩数分の『ラーメン屋 トイ・ボックス』

ミシュランガイド・ビブグルマンに11年連続掲載と横綱級の実績を誇る人気店である。
今回も前回と同じ仕事帰りの訪問で三ノ輪駅に到着したのは5時半🕠
明治通りの交差点を渡ると目的のお店はすぐ。

奥に常磐線の陸橋が見えるが目的のお店が見えてきた。
真っ赤な看板に白い文字は一際目立つ存在。

夜の営業は6時からなので少し早く着きすぎてしまい店頭にはまだ誰もいない。
それ程寒くないので店頭で開店を待ちます。
時刻は6時🕕看板と同じ赤い暖簾がかかったので…

今回も一番乗りで入店‼️
まずは食券の購入🎫
ラーメンは醤油・塩・味噌の3種類で人気は醤油‼️
前回は醤油ラーメンを注文したので、今回は対戦相手に合わせて塩ラーメンを食べてみることにした。

トッピングはどうしようか?ワンタンが1400円でチャーシューが1500円と強気な値段設定。
前回はベースのラーメンだったが丼を覆い尽くすような巨大なチャーシューが2枚盛られていた。

これにチャーシューが追加されるようだがさすがに食べきれない。
ワンタン塩ラーメンと味玉を注文した🥟🥚
そういえばどのお店もミシュランガイドのステッカーが何枚も飾ってあったが……

なぜか11回もビブグルマンを獲得しているのに1枚も飾ってなかった?
その代わり券売機の近くに飾ってあったのはこちらのトロフィー🏆🏆🏆

TRYラーメン大賞グランプリのトロフィーである🏆
席に戻ると既に注文の品が着丼していた🍜
麺が見えない程丼一杯に所狭しと盛られたトッピングは見るからに美味しそう🆗
いつものように具材のチェック✅
チャーシューはバラとロースの2枚🥩🥩

分厚いチャーシューに隠れるように味玉とメンマが丼の端に浮かんでいた。
そして本日の主役のワンタンは計3個🥟
まずは鶏油が浮かんだスープを一口🥣

う〜ん🤔確かに出汁が効いた美味しいスープなのは間違いないが?
地鶏と豚骨ベースのスープのはずだが、塩分が強すぎて食材の旨味やコクが全く口の中に広がってこない🆖
バカ舌なのか?それとも味覚音痴になってしまったのか?
塩ラーメンは醤油ラーメンに比べると味の作り方や表現の仕方が難しいと思っているので残念な結果。
麺は塩専用のようでかなり柔らかめでしなやかな細麺。
チャーシューはロースも美味しいが、やはり特筆すべきはレア気味のバラ肉の脂身の甘さ🆗
味玉は五稜郭の物と比べても黄身は小さく濃厚さもなく平凡な味🆖
ワンタンは鶏のようだが、前回食べたこてつの自家製の物と比べても餡は小さくジューシーさもなく平凡な味🆖
かなり塩っぱいスープだったが最後の一滴まで飲み干す事ができた🆗
トイ・ボックスさんご馳走様でした。
さて準決勝第ニ戦のバトルの結果はいかに?
☆函館塩ラーメン 五稜郭
とにかく函館の食材にこだわったお店。店内も函館愛に満ちたお店で、客層も年配のおばさまから若者まで老若男女に愛されている優しいラーメンだった👵👨🦰
天然出汁のスープや自家製麺の完成度も高く、今回トッピングで追加した味玉とがごめ昆布もオリジナリティ溢れる逸品で言うこと無し💮🆗
コスパ面は塩ラーメン(900円) + がごめ昆布(150円)+ 味玉(150円) =1200円と最初に設定していた値段通り‼️
☆ラーメン屋 トイ・ボックス
都内の下町で長年地元民に愛され続けてきたお店。
これまで数々の賞を獲得してきたお店なのでグランプリ候補だったが……
やはり塩ラーメンは醤油ラーメンに比べると、スープの味の作り方や表現の仕方が難しいと思っているので残念な結果。
コスパ面はワンタン塩ラーメン(1400円) + 味玉(150円)=1550円とかなりオーバー⤴️
上記の寸評より今回のバトルの勝者は『函館塩ラーメン 五稜郭🏅』