
ブログの更新が遅れていますが、京都紅葉巡りの旅は本日2日目が最終日🍁
さて2日目はどこを回ろうか?
京都市内中心部には、清水寺・東福寺・永観堂・南禅寺等、有名な紅葉の名所や名刹がたくさんある。
ただし人気の場所は外国人観光客が大挙して押し寄せて混雑は当たり前。
特にバスの乗り降りは困難を極め、完全にオーバツーリズム状態になっている。
去年は広い京都の中で『洛北』を回ってみたが、今回のターゲットは『洛南』

伏見、山科、宇治を『洛南』として区分けされていて、前日に訪れた宇治の平等院は洛南の南端に位置する。
その中でも『とっておきの穴場』が山科エリア‼️
山科区は山に囲まれた盆地で、東側は滋賀県大津市になる。
京都市は『京都御所』を中心に、東西と南北に直線的な街路が整っており、それらは【碁盤の目】と呼ばれているが……
某SNSでは……
・四条通りより南は京都じゃない
・京都駅から南は京都ちゃうし治安が悪いわ~
・山科区と伏見区は住んだらあかんとか
地元の方々が好き放題書き込みされているようだが、観光客にとっては『そんなの関係ない🎶』
観光客が押し寄せる人気の東山エリアの東側に位置するため、市街地と比べて人が少なく穴場スポットも点在する場所のようだ。
スタート地点となる『JR山科駅』は、『京都駅』から東へひと駅。約5分で到着する。
さて前夜は新世界で久しぶりに知人と再開‼️
夜遅くまで大阪グルメを堪能したが……

寝坊してしまい朝起きたら10時🕙⏰
『10時に現地スタートを予定していたが完全に遅刻🆖』
運が悪いことに環状線も事故で大幅に遅れて、京都駅に到着したのは12時半🕧

結局現地のスタート時間は1時となってしまった。
山科駅をスタートして徒歩で紅葉の名所を周るコースになるが🚶♂️🍁
区役所の観光案内所に電話してコーディネートしてもらったコースは以下の通り‼️
山科駅→ 毘沙門堂→ 山科聖天 双林院→山科疎水→安祥寺→山科駅
最初の目的地は『毘沙門堂』
今日も気温は20度近くまで上昇して汗ばむような陽気💦
毘沙門堂へ続く通りは観光客は少なく予想通りの展開

京都の中心街から近いとは思えないほど静かな空間と豊かな緑🟢
住宅街のモミジも真っ赤に色づいていた🍁

やはり山に囲まれた地区なので朝夕はかなり冷え込み、紅葉が鮮やかな色になるのは分かる気がする🍁
20分程歩いたところで石碑の前に辿り着いたが、ここが入り口のようだ。

毘沙門堂は奈良時代に創建された寺院を起源をもつ古刹で、無料で参拝できる京都屈指の紅葉名所である🍁
参道に入ると見上げるような高さの大きなモミジ🍁
緑葉とのコントラストもなかなか美しい。
更に参道は途中から急な登り坂の階段になる。

毘沙門堂は小高い山の上にあるので、この難所を征服しないと本堂には辿り着くことができない。
朱色の仁王門が見えてきたので間も無くゴール🏁

毘沙門天の提灯にタッチしてゴール🏮
息を切らした中振り返ると果てしなく続く毘沙門大王の赤い旗🚩🚩
門を潜ると正面が本堂

本堂の裏側には弁天堂
このあたりの紅葉は今が最盛期🍁🍁
こちらの建物は『宸殿』

今日は前撮りのカップルがいた🤵♂️👰♀️
そう言えばメインスポットの紅葉を撮るのを忘れていた🍁📸

こちらはもう一つの参道のゴール『勅使門』
この下に位置するもみじの参道は、紅葉のトンネルとして一番の人気のスポット🍁🍁

真っ赤に染まったモミジの葉が頭上を覆い尽くし、人通りが絶えない場所だった。
紅葉終盤には赤く染まったもみじが石段の参道を覆い一面『敷き紅葉』になり……

まるで赤い絨毯のような光景が広がるのだが…
残念ながら落ち葉は少なく少し早かった。
次の目的地に移動します🚶♂️
次は毘沙門堂に隣接する『山科聖天 双林院』

双林院は毘沙門堂の塔頭である。
ここが山門かなぁ?
こじんまりとしたお寺のようで……

誰もいない静粛な空間が広がっいて、歩くだけで心が癒された。
この奥が御堂のようなので参拝して行きます👏
次の目的地に移動します🚶♂️
次は『山科疏水』そして疏水沿いの『安祥寺』に立ち寄ってみます。
山科疏水は明治時代に琵琶湖の水を京都へ引き込むためにつくられた疏水である。
水路に沿って染井吉野が植えられ、桜の散策道になっている🌸

清らかな水が流れていると思っていたが、それ程綺麗ではない。
所々で登場する紅葉に思わず足を止めた👣

ここは観光客の姿は全くなく、地元の方々の散歩コースのようだ。
途中の『安祥寺』に立ち寄ってみます。
なぜか門は固く閉されていた🚷

『なんでやねん💢』
再度山科疏水に戻ると橋の上からモミジ並木が見えていた🍁🍁

木漏れ日が射しキラキラと輝くモミジ✨
次の目的地に移動します🚶♂️
山科駅まで徒歩で移動して今度は地下鉄に乗り換えます🚶♂️🚇
この後は後半戦。地下鉄を乗り継ぎ勧修寺→醍醐寺と回ってみます🚇
勧修寺は地下鉄小野駅から徒歩7分🚶♀️
桜並木が続く川沿いの道を歩くと……

勧修寺の案内板があった。
趣きのある白壁沿いの道を少し歩き右折すると…

まだまだ続く白壁沿いの道。それにしても観光客の姿は皆無でちょっと寂しすぎる?
こちらが勧修寺の山門のようだ。
門をくぐると真っ赤に色づいたモミジが出迎えてくれた🍁
モミジとイチョウの2ショットは絵画のように見える🖼️
勧修寺は平安時代に醍醐天皇が母の菩提を弔うために創建したお寺だそうです。
こちらの建物は『宸殿』

その裏側に『本殿』があった。
こちらの変な形をした石は💩?

『さざれ石』でした🪨
観光客が殆どいなくて、静かで落ち着いた雰囲気のお寺でした。
時刻は間も無く3時半🕞次の目的地に移動します🚌
本日最後の目的地は京都市内最大の寺院であり世界遺産の『醍醐寺』

タイミング良く醍醐寺行きのバスに乗れた。
ここが醍醐寺の総門‼️

この日から参拝時間が短くなっていて4時半まで。
『残された時間は約30分⏳』
醍醐寺は平安時代にその名の通り醍醐天皇により創建された真言宗のお寺で、豊臣秀吉の『醍醐の花見』で知られている🌸

晩年の豊臣秀吉が行った伝説の花見である🌸
醍醐寺は山の方に向かい奥に広く、とても30分で回れるお寺ではない。
案内の方に見学スポットを教えて頂いた。
仁王門→唐堂→金堂→五重塔→弁天堂が標準的なコース‼️
まずは『仁王門』

そして国宝に指定されている『唐門』
仁王門をくぐると参道沿いには色鮮やかなモミジのトンネルが続いていた🍁🍁
参道の幅が狭くモミジとモミジの間も狭いので、まるで真っ赤なカーテンが降ろされたような光景‼️
着物姿の尾根遺産達を横目で見ながら(¬_¬)
こちらも国宝に指定されている『金堂』

既に閉門時刻が迫っているので貸切状態。
そして大好きな『五重塔』

日没時刻が迫っているので下の方が暗くなってしまったのは仕方ない。
五重塔の裏側に真っ赤に色づいた一本のモミジがあった🍁
このモミジと五重塔の2ショット‼️

五重塔側は逆光だったがモミジに西陽があたり輝いていた✨
更に奥に進むと小さな門があった。

門をくぐると建っていたのは『観音堂』
そして一番の紅葉スポットが弁天堂周辺。
弁天池のほとりに立つと奥に朱色の橋と御堂が見える
水面に映る複雑な紅葉のリフレクションがとても美しい。
こちらが『弁天堂』
今度は対岸の方から撮ってみます📸
朱色の反り橋と同化する紅葉は色鮮やかで美しい。
最後の一枚📸
夜のライトアップも行っているので来年もまた来てみます。
時刻は4時半🕟既に閉門時刻になってしまったので撤収します。