
日に日に寒くなり冬の足音が聞こえてきたが、ブログの方もこの冬は新しいテーマ『白鳥』に挑戦します。
春の緊急事態宣言期間に近くの牛久沼の白鳥の親子を追いかけ、その成長をブログに綴ってきたが……
牛久沼の白鳥は観賞用に餌付けされたコブハクチョウでその数は僅かに30羽程である。
この冬は遥かシベリアの地から越冬のため温暖な地で過ごす『白鳥の飛来地』を見つけたので追いかけてみます🦢🦢
その場所は千葉県印西市の『白鳥の郷』

牛久沼からは利根川を挟んで車でわずか20分位の場所である🚘
入り口付近までは直ぐに着いたが……
このあたりは長閑な田園風景が広がり民家やお店等は少なく……
見渡す限り田んぼばかりで、どこも同じような景色なので場所が良く分からない?
困った(_ _).。o○
空を見上げると突然無数の鳥の群れ‼️
白鳥ではないが追いかけてみると……
鳥の正体は鴨だったが🦆
鴨が舞い降りた場所が『白鳥の郷』だった
長閑な田園地帯の中に多くの白鳥の姿が確認できるが……
この場所は白鳥の湖ではなく……
白鳥の池でも沼でもなくて……
『白鳥の田んぼ』です🌾
稲刈りが終わった広い田んぼに、ポンプで水を引いているようです。
いくつか掲示板があり白鳥のためにこの田んぼを提供しているのは印西市在住の『増田邦夫さん』

そして白鳥の餌やり等のボランティア活動を行われているのは『本埜白鳥を守る会』の皆様です。
掲示板には日本全国の白鳥の越冬地が紹介されていた🥶

北は北海道の『大沼公園』東北地方は『宮城県伊豆沼』『福島県夏井川』と『猪苗代湖』
飛来数日本一の5000羽を誇るのが『新潟県瓢湖』
そしてここ白鳥の郷はピーク時は約1000羽と日本第二位の飛来地である。

今季は既に315羽の飛来が確認できているようだが……
白鳥を守る会の方の話では、11月から12月にかけて気温が高い日が続き季節風も弱いので、まだ去年の半分位の数だそうです。
近くにはもっと広くて越冬に最適な印旛沼があると思うが?
平成4年に初めて白鳥がこの地に舞い降りてからの歴史が掲示板に紹介されていた。
長年根気強く白鳥に餌付けを行った『出山光男さん』
そしてその志を受け継いだ『本埜白鳥を守る会の方々』のこれまでの努力が実り、毎年多くの白鳥達がこの地に飛来するようになったようです🦢🦢🦢
それではこの田んぼで越冬する渡り鳥達を紹介します。
🦆渡り鳥1号:ヒドリガモ🦆
🦆渡り鳥2号:トモエガモ🦆
🦢渡り鳥3号:コハクチョウ🦢
🦢渡り鳥4号:オオハクチョウ🦢
羽が灰色のこの子は今年生まれたオオハクチョウかな?
オオハクチョウとコハクチョウは非常に良く似ているが……
体長はオオハクチョウの方が20cm程大きく首が長いのが特徴のようです。

(左がオオハクチョウで右がコハクチョウ)
一番の違いはくちばしの黄色の面積の大きさのようです。

オオハクチョウは黄色の面積が大きく、コハクチョウはオオハクチョウに比べて黄色の面積が小さいのが特徴。
牛久沼にいるのはコブハクチョウだが、その名の通りくちばしの上にコブがあり、くちばしの色が赤みがかかっているのが特徴である。
コブハクチョウに比べると、目鼻立ちがスッキリと整っていてなかなかのイケメンですね。
この地にいるのは殆どがコハクチョウ🦢
カップルで仲睦まじく過ごす姿をあちこちで見かける💕
それに対してオオハクチョウは気性が荒く凶暴(・_・;

今年生まれたばかりなのにコハクチョウの尻尾に噛みついて追いかけ回す姿をたまに見かける(゚o゚;;
最後を飾るのは羽を広げたファイティングポーズo(`ω´ )o
THE END
お邪魔しました♬
近いうちにまた来てみます🦢
Posted at 2020/12/14 18:30:45 | |
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