
本シリーズ3回目のテーマは『夏の花 山百合』

山百合は『森の貴婦人』とも呼ばれ夏の里山を代表する豪華な花である。
あまり知られていないが神奈川県の花に指定されているようです。
霞ヶ浦の東側に古くから建つ『西蓮寺』のそばに『山百合の里』があるが、去年も訪れた地である。

約2万株の山百合が群生している里山で、関東随一の山百合の里が広がっています。
コロナの流行前は毎年山百合まつりが開催されはとバスのツアーコースにもなっていたが、今年はイベントは中止になっていた。
国道355号線を左折すると案内板があるが間も無く西蓮寺に到着する🏁
山門のすぐそばの桜の木の下に駐車できたが他に車は見あたらない。
大きく広がった屋根が特徴的な仁王門は国指定の重要文化財に指定されている。
そしてこのお寺のシンボルが樹齢1000年以上と推定される二本の大イチョウ‼️
どちらも30mを越える大木で秋の紅葉は見所満点である💯
まずは本堂で参拝して行きます👏
旧参道のそばに『山百合の里』の案内板が建てられているが……
『がーんショック🤯』何故か『通行止』の看板?
駐車場の入り口に売店があり山百合の会の方が常駐していたので花の状況を確認してみると……
『今年は2週間早く咲き始め10日程前が一番の見頃で、もう全て散ってしまっているとのこと』
去年もほぼ同じ日に来て綺麗な花を咲かせていたのであまりにも早すぎる💢
被写体が無いので撤収‼️
『ちょっと待った‼️諦めるのはまだ早い』
行方市のHPにはもう1箇所山百合が咲く里山があるのを見つけていた。
場所は同じ行方市の『手賀ふれあいの森』
市が整備した公園だがこの場所も山百合の自生地で現在地からは10分弱で行くことができる。

帰り道なのでダメ元で立ち寄ってみます🚘
途中見渡す限りの田園風景が続いたが……
公園の案内掲示板が立ててあった。
駐車場に着くと誰もいな〜い?
園内の案内掲示板を見ると池を中心に散策路があり、山百合の自生地は奥の方にあるようだ。
駐車場そばの金網のフェンス沿いに一輪の山百合が咲いていたので期待が持てる。
舗装された散策道を少し歩くと🚶♂️
小さな木の橋があった。
この橋を渡って少し歩くと🚶♂️左手に池があった。
今日は気温が高くうだるような暑さだったが、どこからともなく涼しげな風が吹き心地良い空間である。
そして緑深い森の中に入ってみます。
それほど急な斜面ではないが、こんな場所に山百合が咲いているか不安になってきた。
奥に行けば行く程大きな樹々があり……
まるでジャングルのような光景である🌲🌲
そして鬱蒼と生い茂る藪の中に可憐に咲く山百合を見つけた。
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更に薄暗い藪の中にも山百合を見つけた。
山百合の里の方はロープが張ってあるので花のそばには近くことができないが……
ここは藪の中に入れば撮り放題📸📸📸
唐辛子のような雄しべと雌しべのアップ📸
山百合は草丈は1mから1.5mで花径は大きいものは20cm近くに達するが、やはり樹々や雑草が生い茂り陽当たりの悪い場所で育つせいか少し小さい花が多い。
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このエリアは行き止まりになっているので獣道を通り、別のエリアに入ってみます。
更に藪が深くなっていたが藪の中には多くの山百合が咲いているのが見てとれる。
ローカルな場所なのでおそらく立ち入る人は少ないはずだが、この地で昔からひっそりと毎年花を咲かせているに違いない。
まだ蕾の状態の花も多くこれから大輪の花を咲かせるに違いない。
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三つ子の山百合を見つけたが……
山百合は株が古いほど多くの花が咲くようで、この花は良く見ると計5輪の花を咲かせている。
更にこの花は蕾入れると計8輪‼️
このあたりは木の高さも低く陽当たりが良いので山百合の成長に適しているのかもしれない。
更に獣道は細くなり藪も深くなっていたが先に進んでみます。

山百合の里はボランティアの方が除草しているので歩きやすいがここは手入れが全くされていない💢
藪の中には数多くの山百合が綺麗に咲いていた。
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獣道は下りになったのでここが出口のようだ。
散策路に戻って歩いていると……🚶♀️
崖の上には……?
一輪の山百合が帰りを見送ってくれるように咲いていた。
山百合の里の近くの場所なのでこんなに咲いているとは思ってもいなかったので……
『嬉しい誤算( ✌︎'ω')✌︎』
短パンの軽装で歩いたのでその代償として、藪蚊に沢山刺されてしまった🦟💢
Posted at 2021/07/23 17:56:57 | |
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