
12月3日金曜日分のブログになります。
秋の紅葉シーズンもそろそろ終わりを告げようとしている。
毎年都内勤務時に紅葉巡りを楽しんでいるが、去年は銀杏並木を回ってみた。
①神宮外苑
②東京大学本郷キャンパス
③東京駅御幸通り
今年の秋は都内勤務が少なくなかなかチャンスがなかったが、都内の紅葉の名所の中から選んだテーマは『大名庭園』
大名庭園とは江戸幕府政権下の江戸時代において、各藩の大名が江戸や地元で築造した庭園である。
また将軍の訪問にも困らないような豪華な造りになっているのが特徴である。
ネットで調べて見ると都内には42もの大名庭園がある。
数ある大名庭園の中から選んだのは江戸の二大庭園として数えられた『六義園』と『小石川後楽園』
現在はいずれも特別名勝に指定されている。

いずれも文京区にあり都内の仕事場からも電車で10分程のアクセスが良い場所である🚃
どちらも毎週土曜日にTV東京で放送されている『新美の巨人たち』でも庭園の歴史や見所等が紹介されていた。
まずは何度か訪れたことがある六義園から回ってみます👣
地下鉄南北線の出口のすぐの場所に入り口があるが…

染井門の方は何故か閉鎖されていた。
正門から入るのは初めてだが大通りを歩いていると案内板が立っていた。

レンガ造りの塀が立ち並ぶ道を歩くと……
すぐに入り口に到着した。

紅葉は見頃で夜のライトアップは今年は中止のようだ。
時刻は9時半🕤早速入場券を買い園内を散策してみます👣

入園料は300円だが都立の公園なのでリーズナブルである。
六義園は広大な敷地の中心にある池を中心に散策する『池泉回遊式庭園』である。
入園するとすぐに色鮮やかなもみじが出迎えてくれた🍁
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庭園に入るには2ヶ所の門がある。
こちらの門から入ってみます。
入場するとすぐに大きな枝垂れ桜があり春は見事な花が咲き乱れる🌸
その横には竹林が広がっているが……
枝を伸ばしたもみじとの相性が良い🎋🍁
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中央の池の方に行ってみます👣
中央の池のほとりまで来てみました。
池の中央に『中の島』と名付けられた浮島があるが、その写真を中央から撮るのを忘れてしまった。

2枚の写真はいずれも中の島を写した物です。
2年前に撮った写真で夜は幻想的な光景が広がります。
庭園内には手入れされた松の木が数多く植えてあるが……

個性豊かな松がいくつもある。
特に池の中にある岩に植えてある松は見事‼️
いつも池を中心に時計回りに回るが今日は半時計回りに回ってみます。
以前は中の島に渡れたのだが何故か橋が閉鎖されていた。
池に流れる川にはいくつも橋がかかっている。
コンクリートの橋ではなく手造り感のある木の橋は歴史深く風情がある。
川には多くの鴨が住み着いているようだ🦆🦆
奥の方に行けば行く程森が深くなり……

途中から熊笹が密集している🐻
川沿いにはもみじのジャングルのような場所がある。
赤や黄色に緑と葉の色が不揃いだが……

聞こえてくるのは野鳥のさえずりだけで静粛な空間である🕊🦅
自然豊かな場所で育った木々の姿は、枝が曲がっている木もあり風情がある。
小高い場所にある藁葺き屋根の建物は『つつじ茶屋』名前の通りつつじの木で造られた茶屋である。
橋の上で数人がカメラを下に向けているが📸
川の水は綺麗ではないが川面に映し出されたもみじは風情がある。
大きな銀杏が見えてきたので間も無くゴール🏁
二人組の尾根遺産がいる橋のそばには……
滝見茶屋があったのでここでほぼ一周したことになる
奥の方に見える小さな滝を撮って撤収‼️
時刻は間も無く11時🕚午後から仕事に行きます。
今日は午後の会議があっという間に終わったので、3時から小石川後楽園を訪れてみました。
水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園で水戸黄門様こと光圀公が完成させた。
岡山後楽園と区別するため小石川後楽園となったようだ。
地下鉄の後楽園駅を出ると出入り口付近の外塀は六義園とは対照的に和風の造りである。

この塀の一部には江戸城外堀跡から出土した石垣の石材が再利用されたようだ。
入園チケット300円を購入して入場します。
入り口付近では真っ赤に色づいたもみじと🍁

徳川家の象徴である三つ葉葵の紋の提灯がお出迎え
早速園内を散策してみます👣
小石川後楽園は京都の名所を摸した大名庭園で所々に同じ名称が使われている。
京都の渡月橋をイメージして造られていて『渡月橋』と名付けられているが、土の橋なので本物とはかけ離れている。
この庭園で川の景色を代表する場所で、京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんで同じ名前が付けられている。
清らかな川の流れの中ゆっくりと落ち葉が流れる光景は風情がある🍁
京都に行ってきたばかりなのでイメージが違いすぎるが、もみじの奥に見えるのが『渡月橋』
ごつごつとした岩の上に見えるのが『清水の舞台』
朱色の橋は『通天橋』
そのそばには水は流れていないが京都清水寺の音羽の滝にならって同じ名前が名付けられている。
中央の池の方に行ってみますが、途中に丘のような小さな山があった。

京都東山に見立てた築山だそうです。
この橋を渡った所から見る景色も非常に良い。
この池は『大泉水』と名付けられていて琵琶湖に見立てて造られているようです。
分かりにくいが東京ドームの屋根が微かに見えている
橋を渡った所には真っ赤に染まった大きなもみじの木があった🍁
そしてすぐそばにある滝は『白糸の滝』
さてこの後はどこに行けば良いのだろうか?

裏側の山の方に行ってみます👣
ここは六義園に比べると変化に飛んだ道が多い。
たどり着いたのはこちらの橋は『円月橋』と名付けられていた🌝
時刻は間も無く4時🕓陽が沈み始めてもうこの時間になると薄暗くなる。
半分くらいしか回れなかったので奥の方をもう少し散策してみたかった。
最後に東京ドームの屋根とジェットコースタを撮って
撤収します。