
2022年第2弾は博多ラーメンの名店を探すため放浪してみます。
ことの発端は長年通っていた北千住の名店『濵田屋』が閉店したこと‼️

店長とは何度か話したことがあるが、親子二代で長浜の屋台を営業していた筋金入りのラーメン職人
このお店は2014年の食べログでランキング1位になったこともあり、7年程前から都内で午後から仕事がある時は途中下車して毎週通っていたお店であった。
博多ラーメンの王道を行くような味で、680円というリーズナブルな値段で替え玉は無料🍜
久しぶりに訪れてみたら全く別のお店になっていた💢

夜はお酒も提供していたのでやはりコロナ禍の中耐えきれなかったのだろうか?
今回はバトルをしながら何軒か食べ歩きをして新しいお店を開拓してみます。
名付けて『博多ラーメングランプリ🍜🏆』
まず設定した条件は以下の通り‼️
🍜純粋な豚骨スープのラーメンであること
🍜価格がある程度リーズナブルでコスパが優れていること(替玉入れて800円以内が理想)
🍜ランチタイムの限られた時間で利用するため駅から近くアクセスの良い場所にあること
まずは候補のお店をリストアップしてみた。( )内は最寄りの駅名です🚉
第一戦
・しばらく(水天宮前)
VS
・いろはに博多(飯田橋)
第ニ戦
・博多ラーメン長浜や(上野)
VS
・豚骨らーめん 福の軒(秋葉原)
第三戦
・馬うま(東京)
VS
・赤のれん(東京)
第四戦
・麺 松風(松戸)
VS
・博多長浜ラーメン 福福(松戸)
上記の8店舗で順番にバトルを行い勝ち上がった店舗の中から一番お気に入りのお店をグランプリとして今後通うお店とします🍜
第一戦の最初のお店は水天宮駅を降りて徒歩3分の場所にある『しばらく』
博多在住の方はこのお店を知らない方は少ないと思いますが……
しばらくは昭和28年創業の博多ラーメンを代表する老舗ブランドのひとつである。

中学校と高校時代の頃授業が早く終わると自転車をこいで、おやつ代わりに西新商店街の本店まで通っていた思い出深いラーメン店である。
今回ネットを探していたところ見つけたのがしばらくの支店である。

しばらく出身の店主が『子どものころから慣れ親しんだあの博多ラーメンを東京でも食べたい……』
『関東在住の福岡出身の方々にも、懐かしい博多ラーメンを食べてもらいたい……』
そんな思いで2002年にこのお店を開店させまたようです。
水天宮駅に着いたのが11時半🕦
お店は大通り沿いにあるので迷うことはない。
すぐに2階建のお店の前に到着した。
白い暖簾の中央に歌舞伎役者の顔が描かれているが?

『暫』(しばらく)は歌舞伎の演目で歌舞伎十八番の一つが店名の由来のようです。
店内はカウンターのみだが2階にテーブル席があるようです。
そして壁には西新本店の古びた写真が飾ってあった。
ランチタイムのセットメニューもあるが……
まずはベースのラーメン一択🍜

基本的にラーメンの味は1種類のみだが本店に比べて値段が100円以上高いのは残念。
すぐに注文の品が運ばれてきたが、小さめの器になみなみと盛るのが『しばらく流』
少し厚めのチャシューが3枚盛られて食べ応え満点💯
まずは昔から変わらぬ透明感のあるスープをゴクリ‼️

しばらくのスープは少し塩気が強く、後からじんわり&スッキリな豚骨の味が口の中に広がるのが特徴です。
麺は博多から直送している極細麺‼️
麺を半分程食べたところで定番の紅生姜と胡麻を入れます。
そしてトッピングの辛子高菜も投入‼️

辛子高菜は無料のお店が多いが130円でした。
味変後のラーメンを改めて頂きま〜す。
スープも最後の一滴まで飲み干すことができました。
食べ終えた瞬間今は亡き愛想の悪いガンコ親父のような店主の姿が目に浮かんできた。
しばらくさんご馳走さまでした。
続いてのお店は今年1月17日に飯田橋にオープンしたばかりの『いろはに博多』

今回お店の選定をする時に洒落が効いた店名が目に留まった。
飯田橋と言えばラーメン激戦区🍜🍜🍜
有名店の青葉や大勝軒をはじめ数多くのラーメン店がひしめき合い一番足を運んだ場所である。
このビルは2年前にオープンしたビル全体にラーメン屋がある『ラーメンビル🍜🏢』
尾根遺産が『飯田橋のラーメンが大好き』と言って妖しげな眼差しで見つめている(๑˃̵ᴗ˂̵)
尾根遺産の誘惑に負けないように駅の東口に行くと…
いつの間にかまた新しいお店がオープンしていた🍜
そうかと思えばここには中華そば舎鈴があったのにいつの間にか閉店していた。
目的のお店はこの大通りから一本脇道に入った場所にある。
この道がそうかなあ?
すぐに洒落た感じのお店があった🍜
店内はカウンターのみだが新規オープンなので清潔感が溢れていた。
メニューは「ラーメン・ラーメン(黒)・ラーメン(赤)」の3種類、まだオープンセールで2/12まではラーメン780円→500円のキャンペーン価格であった🍜
厨房にはまだ若く優しげな男性店主さん1人で切り盛りしていた。
他に客もいなかったのですぐに注文の博多ラーメンが運ばれてきた。
このお店はゆで卵・高菜・紅生姜・ネギが全て食べ放題というサービスが嬉しい。
ゆで卵を1個浮かべてみます🥚
まずはスープをゴクリ‼️少し泡立っているように見えるが厚みのある濃厚ドロドロ系の豚骨スープだった。

やはり豚骨ラーメンも日々進化を続けていて、こういうスープが新しいトレンドの味かもしれない。
麺は定番の細麺ストレートでカタで頂きました。
麺を半分程食べたところで定番の紅生姜と辛子高菜を投入‼️

辛子高菜は無料で適度な辛さでゴマ油の風味がきいて美味しかった。
いろはに博多さんご馳走さまでした。
さて今回は創業70年の老舗店と新規オープンしたばかりのお店の対照的なバトルだったが、ジャッジはいかに?
⭐︎豚骨ラーメンは数あれどやはりしばらくの味はオンリーワン‼️
懐かしさが溢れる味わいで青春時代のソウルフードが東京で食べられるのは本当に嬉しい😊
ただし値段は東京価格で替え玉が180円というのも高い。
⭐︎いろはに博多は新規オープンのお店で新しい味の博多ラーメンを提供していてトッピングの無料サービスも好感が持てる。
体の隅々まで豚骨が染み渡っていくのが感じられるほどのパンチの効いた豚骨スープだったが、残念なのはスープに醤油出汁が入っていたこと。
関東では純粋な豚骨スープは受け入れられないのか醤油出汁をブレンドするお店が多い。
やはりラーメンはスープが命‼️今回のバトルは博多ラーメン本来の純粋な豚骨スープの『しばらく』の勝利です🏆