
6月25日土曜日 ホタル観察レポートの後半のブログになります。
水戸市七ツ洞公園に続いては笠間市の北山公園に移動した。

笠間市は北・西・南の三方を山に囲まれ陶芸の街として有名だが陶炎祭(ひまつり)が開催される笠間芸術の森公園のすぐ近くである。
笠間市には北山公園の他に南指原(なじわら)ホタルの里と上郷ホタルの里があるが、どちらも長閑な里山にあり情報が少なく今回は見送り。
北山公園は3つの池が広がる自然公園でキャンプ場やバーベキュー場もある。

事前に管理事務所に確認したところ、新池の奥の方の『蛍沼』でヘイケボタルが50匹程観賞できるとのこと。
現地に到着したのは8時半🕣駐車場の街灯は消え真っ暗だった🌚
ホタルが自生する新池は管理事務所の裏手になるが、ホタル観賞がしやすいように街灯が消されていた。
途中の真っ暗な散策路を歩いているとホタルが舞う光景が次々に目の前に飛び込んできた。
この公園も豊かで綺麗な水が池に流れ込むので、ホタルにとっては楽園のような場所なのかもしれない。
この集団は何だろう?
一番奥の方の狭いエリアが一番ホタルは飛び回り、意外とフレンドリーで人が大勢いても逃げずに逆に近寄ってくる。
奥に見える怪しい赤い光は何だろう?近くの人に確認したらホタルはLEDの明るい光は苦手のようで、懐中電灯に赤いフィルムを被せるのがホタル観賞のマナーのようです。
ちょうど地元の老夫婦の方と交流ができて、奥様が詳しい方でホタルに関する様々な知識を得ることができた。
水辺で静かに光を放つのがメスのホタル♀オスからプロポーズされるのをじっと待つ姿は趣がある。
オスのスペシャル光線でめでたくカップルになった後は、光らなくなり飛ばなくなるそうです。
子作りに励むので当然の成り行きかなあ……
池の奥の方に『ゲンジボタルの里』があるので案内してもらった。
ゲンジボタルとヘイケボタルはそれぞれ縄張りがあり、ゲンジボタルは木が生い茂る森の中を住処にしているそうです。
ゲンジボタルはヘイケボタルより体が大きいので光も大迫力で、木に百匹以上が集まり季節外れの『クリスマスツリー』のようだったそうです🎄
ここで尾根遺産ではなく『永遠の5歳チコちゃん』の登場💢
ねえねえ岡村〜『ゲンジボタルとヘイケボタルの飛び方の違いは?』
『エッ(・・;)』ゲンジボタルは『源氏蛍』なので『義経の八艘飛び』のような飛び方をする?
ヘイケボタルは…………『え〜と』
『ボーっと生きてんじゃねーよ💢💢』
『ゲンジボタルとヘイケボタルの飛び方の違いも知らずにノホホンとホタル観賞に来ている方が多いこと』
『でもチコちゃんは知っています🆗』
🌟ヘイケボタルは小さな光が点滅するようにゆっくりフワフワと飛び回る。
🌟ゲンジボタルは光が強く明るく高く飛び回りスピードも早い。
前回のブログに掲載した七ツ洞公園の写真で比較すると分かりやすい。
ヘイケボタルはピカピカと点滅するように飛び回るので光跡が破線状になる。
ゲンジボタルはピカ〜と明るい光を灯したまま飛び回るので光跡が途切れず直線状になる。
こちらの猛スピードでカメラに近寄ってきたのも恐らくゲンジボタル
そして1匹のゲンジボタルが近寄ってきたが、やはりゲンジホタルは動くスピードが早く、低い所から高い所とあちこち飛び回るのでカメラに収めるのは難しい。

『見事にフレームアウトしてしまった』
この場所では日没後少しずつホタルが飛び始めて、8時頃が一番のピークだったようです。
色々と勉強になるような詳しい内容のお話を沢山聞くことができた。
『ありがとうございました』
時刻は間もなく9時半🕤そろそろ撤収します
Posted at 2022/07/01 17:55:49 | |
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