
博多ラーメングランプリに続き今回の新企画は『博多うどんグランプリ』
まずは関東では馴染みがない博多うどんの特徴について紹介します。
博多といえば『とんこつラーメン』を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は『博多の〆はうどんたいっ‼️』と言われるほど、博多っ子にとってうどんはソウルフードのひとつである。
うどんの誕生には諸説あるようだが、福岡の承天寺というお寺の境内には『饂飩蕎麦発祥之地』と記された石碑が建っている。
うどんと蕎麦は福岡市が発祥ではないかといわれているが、福岡には1400店舗以上のうどん屋さんがある。
駅のホームで必ず見かけるのは『立食い蕎麦』
博多では蕎麦の文化は無く『立食いうどん』が一般的である。
各土地で食文化の違いはあるが、うどんの味が東西で異なることは広く知られている。
関西は薄めの昆布だし、関東は濃いめの鰹だしというのが一般的‼️
上京して初めて食べた真っ黒なつゆの関東のうどんは、塩辛くてなかなか馴染めなかった。
ちなみに日清食品の『きつねどん兵衛』も東と西で味を変えているのはご存知でしたか?
HPで紹介されたは内容は以下の通り。
⭐︎東
⭐︎西

学生時代は部活が終わった後おやつ代わりに良くどん兵衛を食べていたが、上京後食べたどん兵衛は味が濃かった。
博多うどんのつゆは黄金色で、昆布をベースに煮干、サバ節、鰹節、アゴ(飛魚)等でだしをとり、薄口しょうゆを入れて仕上げている。
特にアゴは関東では馴染みの薄い食材だが、九州では縁起の良い高級食材として古くから親しまれ、実家のお正月の雑煮は必ずアゴのだしだった。
次は博多うどんの麺の特徴‼️
博多うどんは、讃岐うどんとは違ってコシがなく柔らかいのが特徴。
麺を30~40分茹でることによって、麺が伸びているわけではなく独特のフワフワした柔らかい食感がクセになる美味しさ。
うっかりしているとやわらかいうどんが汁を吸い込み、麺がふやけて増えていきます。
その他にも博多うどんの特徴はご当地ならではのトッピングメニュー‼️
九州北部ならではの『ごぼ天』と『丸天』が載っているうどんが人気でお気に入りです。
ごぼ天うどんはその名の通りのごぼうの天ぷらを載せたうどんで、博多では定番中の定番となっている。
練り物ではなく、カットしたごぼうを揚げたりかきあ揚げにしたりしたもの。
博多のうどん屋さんには、どこにでもあるメニューの一つです。
ごぼ天うどんを『ごぼう天うどん』と発音しているそこのあなたはチコちゃんに叱られますよ💢💢
『ゴボ〜と言ってんじゃねーよ??💢💢』
もう一つの人気メニューが『丸天うどん』

丸天とは魚の練り物を揚げたもの。鹿児島の薩摩揚げと似たような味と食感である。
博多ではそれが『丸天』と呼ばれている。
最後は博多うどんのお供だがおにぎりや稲荷寿司もあるが……
『かしわめし』(鶏肉、ゴボウ、ニンジンなどが入った炊き込みご飯)やそれを握った『かしわおにぎり』がどのお店でも食べられる。
さてここからは博多うどんのお店さがし
都内には意外とお店が多いように見えるが、閉店や休業中のお店が多く、更になんちゃって博多うどんのお店もありかなり苦労した。
まずは候補のお店をリストアップしてみた。
( )内は最寄りの駅名です🚉
① 博多うどん酒場 イチカバチカ(恵比寿)
② 九州豊前 うどん武膳(お茶の水)
③ はせがわ酒店(日本橋)
④ 博多うどん はし田たい吉(新橋)
⑤ うどん居酒屋 二〇加屋長介(大手町)
⑥ 博多うどん酒場 官兵衛(大門)
⑦ 大衆酒場博多どんたく(亀戸)
⑧ 博多うどん ふくべ(木場)
上記の8店舗で順番にバトルを行い勝ち上がった店舗の中から2店舗をグランプリとします。
今回設定した条件は以下の通り
・つゆは昆布ベースでにぼしやアゴで出汁をとった薄味であること
・うどんの麺はこしのないフワフワであること
・ゴボ天うどん・丸天うどん・かしわめしの三品が必ずメニューにあること(無いと即敗退となる)
・価格がある程度リーズナブルでコスパが優れていること(かしわめしを入れて800円以内が理想)
『東京でバリうまか博多うどんを食べよう‼️』
Posted at 2022/07/14 18:06:15 | |
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