
夏休み期間を利用したアルペンルートの放浪記。
前編では絶景が広がる室堂を1時間程散策したが……
後編は室堂からトローリーバス➡︎ ロープウェイ ➡︎ケーブルカーを乗り継いで🚍🚠 🚟
『黒部湖』から『黒部ダム』を散策しました👣
時刻は間も無く1時🕐

今度は立山トンネルトロリーバスに乗ります🚎
トロリーバスは先程間近で見た標高3,003mの雄山
その真下を貫通しているトンネルを走る環境にやさしい電気で走るバスです🚌

全く混雑していなかったが、1回の運行で5台一斉に走るようです🚍🚌
3.7kmのトンネルの中を約10分で走破するが思ったよりスピード感があった。

前のバスがすぐ前を走っているが、カルガモ走行のような感じ🦆🚌🦆🚌
一部青い光の中を進みましたが、車内のアナウンスでは工事が難航した破砕帯と呼ばれる場所のようです。

このトンネルは1車線なので途中対向車とすれ違う場所があった。
13:10 大観峰到着

展望台があったので少し景色を楽しんでみます。
切り立った山々の下に見えるのが『黒部湖』
下界に見える小さな建物はこれから行く黒部平駅
13:25発のロープウェイに乗ります🚠

乗車するロープウェイが少しずつ近づいてきた🚠
立山ロープウェイは1.7kmありますが景観保護のため、柱が一つもないロープウェイだそうです。
スキー場に良くあるロープウェイと同じような感じだった🚠

乗車すると『動く展望台』のような感じで、大きな窓から山々の緑を眺めることができた。
13:30 標高1828mの『黒部平』に到着した。

どの山も岩肌がむき出しで荒々しい山が多いのが特徴である⛰
ここで今度はケーブルカーに乗り換えて🚟

13:45 『黒部湖』に到着した。
黒部ダムの方に向かうトンネルを歩くと冷んやりとした風が流れてかなり涼しかった。
そういえば以前紅白歌合戦で中島みゆきさんが、黒部ダムのトンネルの中でライブで歌っていたが、どのトンネルだったのだろうか?

歌っていたのはサラリーマンおじさん達の応援歌『地上の星⭐️』
この時2番の歌詞を間違えたのをよく覚えている♫
このトンネルを抜けると、そこには『黒部ダム』の絶景が広がっていた。
正面に見える雄大な山は『赤沢岳⛰』
そして右手にはエメラルドグリーンの『黒部湖』
ダムえん堤から黒部ダムの放水を眺めてみます👀
良く見ると虹がかかっていた🌈
『虹の架け橋GET‼️』
黒部湖を一周できる遊覧船はどこから出発しているのだろうか?

遊覧船に乗って黒部湖を一周したかったが、乗り場は帰りのバス乗り場とは逆側で時間の都合で断念した。
えん堤の右奥には黒部ダムのあらましや歴史を記したパネルがあった。

要約すると以下の通りである。
黒部ダムは、富山県東部の黒部川上流に建設されたアーチ式コンクリートダム。
発電に利用する水を確保することを主目的として関西電力によって建設された。
昭和31年に着工し昭和38年に完成。
総工費513億円、作業員1000万人。
ダムの高さ(堤高)は186mで日本一を誇る。
世紀の大工事で犠牲となった殉職者171名の名前が刻まれた慰霊碑が設置されていました。

いかにダム建設工事が苦難を極めたのかがうかがえる。
黒部ダムといえば石原裕次郎氏と三船敏郎氏の製作・主演による映画『黒部の太陽🌞』
世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘、特にトンネル工事のシーンの映像が描かれている。

当時小学生の頃親父に連れられて見たことは遠い日の記憶に残っている。
展望台は2ヶ所あったが……

丘の上に登る体力は残っていなかったので谷の方に行きました。
近くで見ると目の前に広がる景色のスケールの大きさは迫力満点💯
今の季節は観光放水が行われていて、毎秒10トン以上の水を放出するとのこと‼️

こんなに山深い場所にダムを作るなんて凄いの一言。
昨日から歩き通しなので足にきているが、今回革靴を履いて来たのは大失敗👞🆖
時刻は2時半🕝バスの出発時刻まで30分以上あるのでレストハウスでランチタイム🍛

食べたのはダムの形をした名物『黒部ダムカレー』
外に出て空を見上げると『うろこ雲』が広がり秋の訪れを感じた。
最後に『黒部の太陽』を撮って次の目的地に移動します。
15:05 アルペンルート最後の乗り物『関電トンネル電気バス』に乗って、長野(扇沢)に向かいました🚎
15:15 扇沢到着
今回は珍しく硬派なブログになってしまったので…
最後はやっぱり尾根遺産に〆てもらいます。
黒部ダムのマスコットキャラクター『くろにょんと尾根遺産』でした。
ということで立山黒部アルペンルートを無事縦断できました🆗💮
出だしは大きくつまずいてしまったが、後の乗り物は全て待ち時間はなかったので、予定より1時間早く扇沢に到着できた。
黒部立山アルペンルートは青過ぎる空と蒼すぎる山、更に感動的な雄大な大自然と人の手で作った巨大な建造物と見どころ満載の場所でした。
一生に一度だけではなく、また違う季節に来て下さいと尾根遺産も手招きをしていました。
ー完ー