
熱戦が続いている博多うどんグランプリ‼️
準々決勝第三戦の組み合わせは以下の通り。
第三戦
・はせがわ酒店(日本橋)
VS
・うどん居酒屋 二〇加屋長介(大手町)
最初のお店は日本橋の『はせがわ酒店』
その前になぜ酒屋さんで博多うどんを提供しているかについて少し解説します。
有楽町の交通会館地下にあったお店が『博多うどん よかよか』

若い頃一度訪れた事があるが、その時『何を食べたか』『どんな味だったか』は遠い記憶の中に埋もれている。
長年この場所で営業を続けお昼時はリーズナブルなうどん処としてそれなりに客もついていたようだが、今年2月に閉店となっていた。
閉店の理由はやはりコロナ禍による客の減少と思われるが、救いの手を差し伸べたのがはせがわ酒店だった。

はせがわ酒店の経営者の一人が博多出身で大の博多うどん好きという縁で、お店の一角で営業を継続することになったようです。
お店の住所は日本橋であるが三越のすぐ近くだった。
地下鉄三越前駅で下車したがここが三越の玄関🚉

おなじみのライオン像が鎮座していた🦁
通りを挟んで対面のビルがコレド室町🏢

コレド室町は3つのビルがあるが目的のお店へ室町2の近くにある。
室町2の裏側には神社があったが『福徳神社⛩』

何故か尾根遺産達が行列をつくっていたが、宝くじの当選を祈願する人達が訪れるようです。
境内には風鈴が飾られて涼しげな光景🎐🎐
神社の隣には小さな公園があったが博多うどんの暖簾が見えていた。
店頭のショーウインドウのような場所には数多くのお酒が陳列してあった🍶🍾

博多うどんの暖簾をくぐると……
やっぱりここは酒屋だった🍶🍾

店内には地酒からウイスキー更に輸入ワイン等様々な種類のお酒が販売されていた🍶🥃🍷
都内に7店舗構え一流ホテルが取引先と言う凄い酒屋さんのようです。
うどん店は一番奥にモダンなバーのような飲食スペースがあり、大きな窓からは公園の緑が見えて光が差し込む開放的な空間。

短いバーカウンターにスタンディングの丸テーブル、ちょっとうどんをすする雰囲気ではない洒落た空間であった。
斜め後ろのテーブルにはOL尾根遺産👩💼👩💼
更にカウンターの右隣の席にもOL尾根遺産と客は全て女性だった👩

この界隈は女性一人で気軽に入れるリーズナブルなお店は少なく、博多うどんはヘルシーなので尾根遺産達のソウルフードなのかも知れない。
これまでのラーメンバトルでは右を見ても左を見ても必ず野郎とおっさんばかりだったが、これまでに入店した博多うどん店は意外と尾根遺産が多く癒やしの空間のように感じた。
さてメニューを見るとごぼ天うどんも丸天うどんも700円。更にかしわ飯180円とそれ程コスパは良くない🆖

ただし日替わりのランチメニューはごぼ天うどん+かしわ飯のセットで700円と都内のランチメニューの価格を考慮すると合格点の値段🆗
ごぼ天うどん+かしわ飯のランチセットを注文した。
予想外のわかめがトッピングされていたので見栄えもまずまず🆗
ごぼ天はこれまで食べた中では小さめだが5切れ盛られていた。
まずは透き通る黄金色の出汁をひと口♬

出汁は鰹ではなく炒り子がベースで、博多うどんにしてはやや醤油が前に出ている気もするが塩気は控えめでまろやかな味🆗
そして太めのうどん麺を一口食べてみると……

外側は柔らかいが芯がある感じで少しコシが残っている食感だった。
ごぼ天は揚げたてアツアツでみずみずしさとシャキシャキ感があり美味しかった🆗
かしわ飯は炊きたてのようで、これまで食べた中では一番美味しくおかわりをしたかった🆗
出汁も飽きが来ない味で最後の一滴まで飲み干すことができた🆗
はせがわ酒店さんご馳走様でした。
博多うどんの〆に浴衣姿の尾根遺産は如何でしょうか?

今日の流れは尾根遺産てんこ盛りで完璧でした🆗
二店目のお店は大手町の『うどん居酒屋 二〇加屋長介』
うどん居酒屋の先駆者として博多に3店舗あり薬院が本店である。

都内には6年前に進出し現在2店舗あるようだ。
店名の『二〇加屋』は福岡市指定無形民俗文化財として、長い歴史と伝統を持つ郷土芸能『博多仁和加』をモチーフにしたと思われる。
まずは地下鉄大手町駅からスタートします🚉

大手町は2010年から2年程通勤で利用した駅だが、薄汚い地下通路は綺麗に整備されていた。
大手町は5つの路線が乗り入れしていて、出口が多いので早めに地上に上がってみた。
地上に出ると目の前に聳え立つビルが『読売新聞本社ビル🗞🏢』

箱根駅伝のゴール地点である🏃♀️🏃♂️🎽
その斜め向かいの真新しいビルが本日の目的地🏢

当時はこのビルは無かったが大手町パークビルなので間違いない。
ホテルのロビーのような広いエントランスに入ると

奥の方ではピアノの生演奏が行われていた🎹♬
尾根遺産が演奏していると思ったら自動演奏だった🎹
地下のレストランの案内板を見ると……

目的のお店はすぐに見つかった。
お店の前に立つと広い入り口から暖簾越しに広々とした店内が良く見える。
まだ開店直後だったので店内はがらがらだった。
店頭のメニューを見ると、ごぼ天うどんの他にぶっかけうどんや坦々うどん等居酒屋らしいラインナップ。
ここは店頭で食券を購入するシステムになっていたが、ランチのセットメニューが高すぎる🆖

ごぼ天肉うどん+かしわ飯1080円はぼったくり料金🆖
オペレーションは早く席に座るとすぐに注文の品が運ばれてきた。
ごぼ天も肉もボリューム満点💯
かしわ飯はもう少し量があると嬉しいかなあ。
まずは澄んだ出汁をひと口♫

鰹節と昆布でとったどちらかと言うと関東風の味だが、香りが良く薄口で飲み応えを十分感じるもの🆗
そしてうどん麺を一口食べてみると……

ウーン🤔かなり微妙な食感🆖
フワフワ感やモチモチ感が全くなく、讃岐うどんのようなコシがある麺だった。
追加の肉はどうだろうか?

ウーン🤔かなり微妙な食感🆖
博多うどんの肉はトロトロになるまで煮込むのだが、パサパサした食感で味も今一つ。
更に微妙なのはごぼ天🆖おそらく作り置きした物であるのは明らかだが、油っぽくてみずみずしさやシャキシャキ感は0🆖💢
出汁は最後まで飲み干すことができたがリピーターはまずない🆖
さて準々決勝第三戦のバトルの結果は如何に?
⭐︎ はせがわ酒店(日本橋)
あまり期待していたお店ではなかったが、おそらくよかよか時代のスタッフがそのまま味を引き継いでいるはずなので、麺・出汁・具材と全体的にバランスがとれていてコスパも良かった。
やはりグルメ志向の尾根遺産が多いお店はハズレがないのを実感できた。
⭐︎うどん居酒屋 二〇加屋長介(大手町)
博多から進出したお店なのでグランプリ候補の一店と思っていたが、博多うどんのレベルに達しておらず『なんちゃって博多うどん』だった。
居酒屋なのでメニューが多いのは分かるが、もっと博多うどんのイロハを修行すべき‼️
よって今回のバトルの勝者は『はせがわ酒店🏆』