
朝夕めっきり涼しくなり秋の訪れを感じているが、毎年秋は紅葉、秋の花、秋のグルメ等のテーマに取り組んでいるが……
今年の秋の新しいテーマが『スポーツの秋』
元々スポーツ観戦が大好きだがコロナ禍によりここ数年はテレビ観戦がメインだった。
今年の秋は行動制限も緩和されたので実際に試合会場に行き生観戦の結果をレポートします。
好きなスポーツで良くテレビ観戦するのが球技と格闘技。
その中でも野球、テニス、卓球、バレーボール、ラグビー、大相撲、ボクシングが大のお気に入りです。
最近野球放送は民法の放送は少なくなったが、衛星放送で大リーグの大谷選手の試合やプロ野球中継は良く見ます⚾️
初回は9月10日に開幕した『Tリーグ女子の試合』

中学高校時代は卓球部に所属していたので、全日本選手権や世界卓球の中継は必ず見ることにしている🏓
今回始めてTリーグの試合を観戦するが……
Tリーグは前身の実業団リーグの一部を引き継いで2018年10月に設立されたセミプロ卓球リーグで、家電量販店のノジマが冠スポンサーである。
今年度は男子が4チーム、女子が6チームが参戦している。

団体戦形式でホーム・アンド・アウェーのリーグ戦が毎週行われて、勝ち点が多いチームが優勝となる
これまで五輪の代表決定は世界ランクや全日本選手権の結果が最優先されていたが……
パリ五輪からはTリーグの試合結果もポイントに加算されることから有力選手の多くがTリーグに参戦している。

五輪代表に選ばれるのはわずか2名と団体戦メンバーの1名の狭き門‼️
Tリーグに参戦するにはある程度の成績を残す必要があるが、ジュニアでも才能があれば可能であり、現在の最年少は京都カグヤライズの松島美空選手

身長わずか135cmの小学3年生の女の子である。
近年女子のフィギュアスケートやスケートボードでは多くのティーンエイジャー達が活躍しているが、近い将来卓球界にも中学生のメダリストが誕生するかもしれない。
今回の試合は日本生命レッドエルフVS木下アビエル神奈川🏓
試合会場は蒲田駅から徒歩10分程の『大田区総合体育館』
まずは入場チケットを購入します。

自由席は3500円だがコートサイドやアリーナサイドの指定席は、上記の値段に何故か自由席分の料金3500円がプラスされるので、意外と高額な設定であった。
メインアリーナのコートサイド席は躍動する選手の姿を間近に見れるが、場所によって顔を左右に動かすことになるので、俯瞰的に見ることが可能な自由席のAかCがベストポジションである。
自由席の入場券を購入して🎫

中継のTVカメラ席の下側の席に陣取った。
卓球台の少し斜め後方から見る感じ🏓

時刻は間も無く5時半🕠試合開始まで1時間だが少しずつ席が埋まってきた。
そして両チームの公式練習が始まった🏓
知っている選手は少し詳しく紹介してみます。
最初は『木下アビエル神奈川』右側は石川佳純選手で左側が平野美宇選手🏓

どちらも東京五輪の代表として活躍したのは記憶に新しいところ。
こちらの二人は次世代のエースとして期待されている『Wみゆう』こと長崎美柚&木原美悠ペア🏓🏓

二人共オリンピックメダリストを育成するために設立されたJOCエリートアカデミー出身。
二人はダブルスのパートナーで、まだ高校生時代の2019年にワールドツアー・グランドファイナルで無敵の中国ペアを倒して優勝し、ダブルス世界ランキング1位となった逸材である🏆
長崎選手は丸顔の癒し系の笑顔がお気に入り❣️
試合中は皆厳しい表情をしているが、リラックスした笑顔で練習しているのが印象に残った。
平野選手も試合中の厳しい表情とは異なり笑顔満開(ᵔᴥᵔ)
まだあどけなさが残るこちらの選手は張本美和選手🏓

東京五輪メダリストの張本智和選手を兄に持ち、ジュニアでは国内そして海外の試合でも無敵の強さで、Tリーグに参戦しているスーパー中学生である。
まだ14歳なのに体格にも恵まれ身長は既に165cm
そういえば『愛ちゃん』こと福原愛さんが大会に出場するようになったのも中学生の頃。
卓球はパワーよりもスピードや動きの俊敏性が重視されるので、幼少期より猛練習することによってこういう舞台に立てるようだ。
続いては日本生命レッドエルフの公式練習🏓
何故か黄色いユニフォームを着ているが、最近めきめきと力をつけて五輪選考ポイントでも首位を独走しているのが早田ひな選手🏓
北九州市出身で地元の卓球クラブで腕を磨いて這い上がってきた雑草のような選手。

惜しくも東京五輪の出場はならず補欠で球拾いや選手のサポートをする姿を見ているので、応援したい選手の一人である。
こちらは東京五輪で日本卓球界史上初の金メダルを獲得した伊藤美誠選手🥇
混合ダブルスの中国ペアとの激闘で勝利したシーンは一番印象に残っている🏅
伊藤選手のプレーは個性的で予測不能。

あまりの技の多さと独創的なスタイルに"卓球王国"中国からも恐れられ『大魔王』と呼ばれるようになった。
伊藤選手は世界中の誰にもマネできない必殺技がある。
コンパクトなテイクバックから放たれる一撃必殺のフォアのカウンター攻撃が『みまパンチ』

猫が相手を攻撃する時の猫パンチに動作が似ていることからついた名称である。
もう一つの必殺技は『逆チキータ』

チキータは台上のサーブレシーブをする時は昔はツッツキで返球していたが、手首を折り曲げてコンパクトにスイングして横回転をかける新しい技。
逆チキータは同じ構えから逆回転をかけてレシーブする高度な技である。
Tリーグの選手のユニフォームには背番号があるが、99番という番号も個性豊かである。
この後は開幕のオープニングセレモニー🎉

ど派手な音と光の演出はまるでアイドルのコンサート♬
会場も一体となった演出の数々は迫力満点💯
突然会場の照明が消えたが次はどんな演出だろうか?

突然レーザ光がフラッシュバックしたので、芸能人かアーティストが登場するサプライズがあると思っていたが……
登場したのは普通のおっさんだった。

Tリーグの理事長のようで、開幕の挨拶が始まったがカンペを見ている割には下手🆖
更に演出が変り選手のビデオメッセージの紹介と両チームの入場。
一斉にペンライトが灯ったが正体は観客のスマホのライト📱

会場が一体になって選手を迎える演出に観客のボルテージも最高潮‼️
卓球はどちらかというとマイナースポーツで何度か大きな大会も観戦したことがあるが、試合会場も地味で選手のユニフォームにも制限があったので、今目の前に次々と展開されている光景は幻のような光景。
突然スモークが立ち込めたがプロレスの入場なら分かるがこれはやりすぎ🆖
選手が次々にスポットライトを浴びてファッションモデルさながらのランウェイで入場が始まった。
最後に入場する背の高い選手が張本選手。通常こういう場はチームの主将かエースがトリを務めるのが常だが、最年少で堂々とした入場姿は大物感が漂っていた。
日本生命の早田選手は笑顔で『ハイポーズ』
この後は慣例に従い君が代斉唱があると思っていたが、いきなり試合が始まるようだ。
本日の4試合の組み合わせが掲示板に掲載されたが、Tリーグの団体戦はダブルス1試合、シングルス3試合を行い先に3勝したチームが勝ちとなる。

もしマッチカウント2-2で勝負が決まらない場合は代表選手による延長戦『ビクトリーマッチ』が行われ勝敗が決する。
時刻は6時半🕡第1試合が開始されるが結果は後編でレポートします。