
前回の予告編で告知していた通り『長崎ちゃんぽんグランプリ』を開催します。
準々決勝の組み合わせは以下の通りです。
第一戦
・長崎(三軒茶屋)
VS
・長崎街道(新橋)
第ニ戦
・長崎飯店(虎ノ門)
VS
・田乃休(虎ノ門)
第三戦
・來來來(三軒茶屋)
VS
・長崎菜館(八丁堀)
第四戦
・ちゃんぽん由丸(日本橋)
VS
・吉宗(銀座)
こうやってお店を並べてみると店名に『長崎』がつくお店が半数。
更に都内の中心部から西側にお店が集中している。
上記の組み合わせで順番にバトルを行い、最後まで残った店舗をグランプリとします🏆
・準々決勝:トッピング等がないベースのちゃんぽん🍥
・準決勝:餃子や炒飯等のサイドメニューを含めたバトル🥟
・最後の決勝戦は皿うどんで決着をつけます。
今回設定した条件は以下の通り
・スープは豚骨&鶏ガラベースで出汁をとったあっさりとした味であること
・ちゃんぽん麺はもっちりとした太麺であること
・価格がある程度リーズナブルでコスパが優れていること(単品で800円程度セットメニューで1000円程度が理想)
参考までにリンガーハットの値段を調べてみた。
これまでベースのちゃんぽんは『590円』と記憶していたが……
去年の春と秋の相次ぐ値上げにより、何と100円も高くなっていた。(740円は都内と北海道の価格です)

インフレの波は既にリンガーハットにも及んでいたのか💢
さていよいよバトル実戦開始‼️記念すべき最初のお店に選んだのは三軒茶屋の『長崎』

1976年創業と古い歴史を誇り、テレビや雑誌にもよく紹介されるお店です。
三軒茶屋駅に到着したのが11時🕚お店は世田谷通りから入った路地裏にあるようだ。

入社当時は横浜の青葉台に住んでいたので田園都市線は毎日通勤に利用していたが、三軒茶屋駅は一度も降りたことがなかった。
地下道を少し歩いて地上に出るとここが世田谷通り‼️
目の前に聳え立つ高層ビルは『キャロットタワー』

区役所の窓口があり26階には富士山が見える展望エリアがあるので登ってみます。
残念ながらどんよりとした空の下に富士山は確認できなかった🆖
目的のお店は世田谷通りから1本入った路地裏にある。

三軒茶屋は自由が丘のようなお洒落な街をイメージしていたが……
一歩路地裏に入ると昭和の香りが漂うお店が多かった。
目的のお店はこのお店の隣‼️
う(゜д゜lll) うぅ‼️

かなり年季が入っていて昭和感が漂う異彩な店構えで、2階はスナックになっていた🍻
このお店は11時開店で窓から店内を覗くとほぼ満席だった。
なぜか入り口は2箇所あってどちらも白い暖簾が掲げてあったが……

1席空いていたので入店してみます。
店内はカウンター9席のみの狭いお店。席と席の間は結構狭くて椅子がなければ立食い蕎麦店のような造りのお店だった。

ちょうど開店直後の客が一斉に退店したが、入れ替わりの客であっという間に満席になった。
厨房では老夫婦が二人。長崎出身の店主は地元で修業後このお店を開業したようだが……

50年近い間毎日毎日夫婦でちゃんぽんを作り続けてきたのだろう。
壁にはおなじみの来店した芸能人のサインが飾ってあった。

こういうお店で必ず見かけるのは『まいうー』の石ちゃんのサイン‼️
卓上メニューがこちら。長崎ちゃんぽん、皿うどんに普通のラーメン、チャーハンもあり、メニューは少ないがお店の雰囲気は街中華🥟🍜

長崎ちゃんぽん、皿うどん共に800円なので、これまで食べ歩いたラーメンやうどんと比べても標準的な値段のように感じた。
調理は意外と早く5分程で着丼した。
まずは具材のチェック‼️
野菜は定番のキャベツ、もやし、きくらげの三点セット。

2トーンカラーの具材は『長崎かまぼこ』
海鮮系の具材は海老にさつま揚げ🦐

豚肉はあまり入っていない感じ🐖
それでは頂きま〜す。
鶏ガラ豚骨ベースの半濁のスープはあっさり目で優しい味わい。

炒めた野菜の甘みも行き渡って実にスッキリとして飲みやすい🆗
麺はストレートの太麺でつるっとしたのど越しが良かった🆗

長崎直送の本物のちゃんぽん麺だそうです。
ちゃんぽんは具材の山を崩しながら、食べていく楽しさがある♫
アサリ&イカをGET🦑
スープも最後の一滴まで飲み干すことができて美味しく頂けました。
時刻は間も無く12時🕛店主は忙しそうだが、にこやかで愛想がよく非常に居心地がいい空間でした🆗
二店目のお店は新橋の『長崎街道』

新橋には長崎ちゃんぽんを提供するお店が3店舗あったが、駅から2-3分とアクセスが良くグルメサイトの評価も高いこのお店をチョイスした。
新橋駅に到着したのは11時半🕦

後ろの方の車両に乗車していたのでSL広場側に出てしまった。
烏森口の方に回りお店にアクセスします。

目的のお店は大通りから1本入った路地裏の飲食店街にある。
少し歩くと真っ赤なちゃんぽんの文字の幟旗‼️
看板の後ろには怪しい二人組の尾根遺産が手招きをしているが……
入り口を間違えないように注意しなければいけない
店内に入るとカウンター席が5席にテーブル席は奥の方にもあるようだが、それ程広くはない感じ。

壁一面に手書きのメニューが貼られていて、どこにでもあるような居酒屋のような感じ🏮
良く見ると長崎の郷土料理メニューも多かった。
ランチのメニューはちゃんぽんと皿うどんのみでどちらも ¥980と割高🆖

このお店はランチタイムはちゃんぽんと皿うどんだけのメニューだった。
調理は非常に早く5分程で着丼‼️
まずは具材のチェック‼️
野菜は定番のキャベツ、もやし、きくらげの三点セットに合わせてニンジンも入っていた🥕
更にピンク色の長崎かまぼこが彩りを加えていた。
それでは頂きま〜す。
スープは豚骨ベースのスープに野菜と魚介の旨味がたっぷり出ていた。

かなり濃厚でドロっとした感じでもう少しあっさりしたスープの方がお気に入り。
麺は太麺だが少し茹で過ぎているように感じた。
意外と野菜が多く海鮮系の具材は下の方に埋もれていた🦑🦐
食べ進むとスープには薄い油膜が浮かんできた。

最初の一口二口目までは美味しく感じたが、最後の方は胃がもたれる感じがしたので完飲はできなかった🆖
時刻は間も無く12時🕛いつの間にか店内は満席になり、入り口にも行列ができていた。
さて準決勝第ニ戦のバトルの結果は如何に?
⭐︎長崎
長い歴史を誇り地元民にも愛され続けたお店。
入店するのは躊躇するような外観だったが、客層は若い尾根遺産からサラリーマン、更にお腹を空かせた学生と色々な客が入れ替わり立ち替わり入店していた。
ちゃんぽんの味もスープ・具材・麺とバランスが取れていて、本場の旨さに衝撃を受けた。
⭐︎長崎街道
サラリーマンの聖地『新橋』で長年人気を得ているお店。
お昼のランチでちゃんぽんと皿うどんだけのメニューで、これだけの客が入るのは驚きの結果だった。
価格がほぼ1000円とコスパは良くないがスープ・具材・麺とかなりレベルの高い味だった。
さて勝者は……?
ラーメンはスープが命だがちゃんぽんも同じことが言える。
ちゃんぽんのスープは2種類あると思っている。
・豚骨の旨味を全面に出した濃厚な味
・魚介と野菜の旨味をブレンドしたようなマイルドな味
これはお店によって異なり好みは人それぞれであるが……
やはり濃厚なコッテリとしたスープはラーメンには合うが、ちゃんぽんはあっさりとした味がお気に入り‼️
よって今回のバトルの勝者は『長崎』