
ワンコインラーメングランプリ準々決勝第ニ戰の組み合わせは以下の通り。
第ニ戦
・らーめん三吉 (銀座)
VS
・うめ〜や!夢屋 (梅島)
最初のお店は今回のお店の中では300円という最も安い値段でラーメンを提供する『ラーメン三吉』

店舗は銀座というよりは新橋駅から徒歩数分の場所にある。
まずはJR新橋駅の銀座口からスタートします🚉
目的のお店は銀座ナインという商業施設の中にある。

この商業施設は首都高の架橋の真下に建設されているが、住所は銀座8丁目あたりになる。
8丁目であれば『銀座エイト』がお似合いだと思うが?
ネットで調べてみると……
銀座ナインは1号館~3号館まであるが、架橋下なので正式な住所は無く便宜上『中央区銀座8丁目-10先』と『先』が付いている。
建設当時『9丁目』の設置を希望して『銀座ナイン』と命名されたが、現在も9丁目はできていないので明らかに『フライング』
ここが『GINZA NINE』の入り口
地下1階の案内板から目的のお店を探すと……

『らーめん三吉』を見つけた🍜
地下に入ると細長いショッピングモールのような造りになっていた。
入居している店舗を覗いてみると、何となく垢抜けしないが、ここは銀座のマダムが買い物をするお店なのだろうか?

飲食店も出店しているがちょっと昭和レトロな雰囲気。
この商業施設は昭和50年頃に開業したようだが……

やはりクラシックな感じで近代的な商業施設に比べると異空間‼️
時刻は間も無く11時半🕦このお店は昼も夜も営業が短いので、少し早めに現地に到着していた。

新橋のサラリーマン相手に商売しているのでこの営業時間も納得できる。
お店の手前には銀座マダム達が長蛇の列を作っていたが……

『銀座吉宗』の上のロゴの文字は『茶碗蒸し』
江戸時代から茶碗蒸しを提供する長崎市の老舗店『吉宗(よっそう)』の支店である。

4年前に長崎旅行時に立ち寄ったが、大きな丼に入った茶碗蒸しは食べ応え満点で、出汁は甘めで薄味だがこの味は九州人好み‼️
三吉は吉宗の斜向かいにあり、少しお洒落な和食屋のような雰囲気。

暖簾の隙間から見える店内の光景は、丸い椅子のカウンター席に、奥には厨房とかなり狭苦しい感じのお店だった。
店頭にはらーめん300円の張り紙🍜
値上げ値上げの昨今において、昭和50年の創業から値上げせず『神の領域』の価格で提供されているのは奇跡的‼️

炒飯とのセットも650円と銀座の外れとはいえ信じられないバーゲン価格🆗
開店時間が近くなり店頭にはそろそろ行列ができ始めていた👤👥

店内は厨房を囲むL型カウンター8席で、開店と同時にあっという間に満席になった🈵
メニューを見るとセットメニューが豊富で基本はラーメンに炒飯・餃子・カレーの組み合わせ🍜🍲🥟🍛

さすがに300円のラーメンだけ食べるのは何か申し訳ないので、ラーメン+餃子6個(650円)を注文した🍜🥟
☆本来準決勝がラーメン+餃子だったが、今回は餃子については評価の対象外とします。
厨房では老夫婦二人で切り盛りしていたが、常連さんと和やかにお話しながら調理する姿は心和む空間

ご主人が炒飯や餃子の焼き物担当で奥様はラーメン担当と、長年の息が合った立ち回りで調理が進んで行く。
10分程でラーメンと餃子が目の前に運ばれてきた🍜🥟
まずは具材のチェック☑️
チャーシューとメンマのみのシンプルな盛り付け。
次にスープをひと口🥣

昔懐かしい鶏ガラの旨味が際立つ醤油味。スッキリとした味なので胃がもたれないスープ🆗
麺は自家製の細縮れ麺。量は少な目だがスープとも良く絡む麺。
卵麺ということだが全くコシがなく、幼い頃おやつがわりに食べていた『チキンラーメン』のようなフニャフニャした食感🐣
時刻は間も無く12時🕛店頭にはお腹を空かしたサラリーマン達が長蛇の列を作っていた。

三吉さんご馳走様でした。
2店舗目のお店は足立区の『うめ〜や!夢屋』

東武スカイツリーライン梅島駅より徒歩15分と少しアクセスが悪い場所にある🚶
まずは北千住駅に到着した🚉

東武線は普段利用しない路線だが梅島駅は、北千住駅から3駅約5分の場所にある。
梅島駅に到着したが全く土地勘がないので右も左も分からない?

駅前の大通りからも目的のお店に行けるようだが…
ここでGoogleマップ君の登場🗺️

住宅街を通ると少し早く1km徒歩約15分の案内が出た🚶
まずは閑静な住宅街を5分程歩くと……

交通量が少ない大通りに出た。
そしてすぐに国道4号線の交差点にたどり着いたが、目的のお店は国道4号線沿いにある🍜

環状7号線の梅島陸橋があったので目的のお店はすぐ近く🆗
国道沿いに黄色い看板のお店があったので無事に到着🆗
店頭の営業時間を見るとAM10時から3時なので夜の営業はやっていないお店だった。

店内はカウンター席のみで15席程でランチタイムを過ぎていたので十分空席があった。
厨房の見えるカウンター席に陣取った。

ところでメニューが見当たらないが?
店員の尾根遺産に確認したら後ろの薄汚れた壁に貼ってあった。

確かに街中華のお店はこういう手書きのメニューが多いが、品数も少なくシンプルで分かりやすい。
改めてメニューを確認すると全ての品が500円以下とここもバーゲン価格🆗
5分程でラーメンが目の前に運ばれてきた🍜
まずは具材のチェック☑️
定番のチャーシューとメンマでどちらも大きめで食べ応えはありそう🆗

ワカメもボリューム満点💯
次にスープをひと口🥣少ししょっぱいが昔ながらの鶏がらベースのあっさり醤油味🆗

麺は細麺で松戸市の有名製麺所の物を提供しているそうです。
やはり麺が特徴的で柔らかくそーめんのようにスルスルと喉に入ってくる優しい食感はお気に入り🆗
近くにニトリがあるが『お値段以上ニトリ』ではなく『お値段以上夢屋』がピッタリのお店でした。

夢屋さんご馳走様でした。
さて準々決勝第一戦のバトルの結果はいかに?
☆ らーめん三吉
長年300円という価格でラーメンを提供しているお店だが、スープ・具材・麺と価格相応の味で印象に残った物は少なかった。
チャーシューもメンマも小さくて固くどちらも業務用のような感じで、このあたりは仕方ないですね。
銀座の街中華としてずっと頑張って欲しいお店です。
☆うめ〜や!夢屋
ラーメンは昔ながらの東京ラーメンで、最近値上げして400円になったようだが、この値段で具材の質は高く、柔らかく甘〜いメンマ、肉厚なチャーシュにワカメとどれも美味しかった。
500円のチャーシュー麺は4枚になるのでかなりコスパは良い。
よって今回のバトルは『うめ〜や!夢屋』の勝ち🏅