
ワンコインラーメングランプリ準々決勝第三戰の組み合わせは以下の通り。
第三戦
・らーめん ほん田 (神田)
VS
・中華タカノ(堀切)
最初のお店は神田錦町の『らーめん ほん田』

地下鉄の小川町や新御茶ノ水駅からアクセスした方が近かったのに『神田駅』からアクセスしてしまった。
地下鉄銀座線の神田駅からスタートします🚶♂️

目的のお店までは徒歩10分程なので、食前の運動にはちょうど良い距離。
ごちゃごちゃしたオフィス街を5分程歩くと……

大通りに出たがここは『外堀通り』
外堀通りを渡り更に直進すると右側にそれらしきお店が見えてきた。
おそらくもう20年以上前からやっているであろう年期の入った店構え。

店頭に立つと『こだわりの麺とスープが自慢 らーめん ほん田』
『これはもう食べるしかない見事な謳い文句‼️』
表にメニューを所狭しと貼っている感じが昔懐かしさを醸し出している。
数多くのメニューの中かららーめん500円の張り紙を見つけた🍜
コロナ前は400円で提供していたようだが、価格高騰の煽りで現在は500円。
麺の大盛りは無料なのは嬉しいサービス🆗

更に二郎系ラーメンのようなメニューも発見したが今回は対象外である。
店内に入るとお昼時なのでお腹を空かせたサラリーマン達でほぼ満席🈵

食券を買ってカウンター席の一番端に陣取った。

街中華定番の真っ赤なカウンター席に座ると食欲が湧いてきた🆗
『大盛で?』と尋ねられたが、お腹が空いていたので当然『大盛り』を注文した( ̄^ ̄)ゞ
僅か3分でラーメンが目の前に運ばれてきた🍜

真っ赤なカウンターの色と真っ白な丼は何となくアンバランスだが、美味しそうな香りが鼻先に漂ってきた
まずは具材のチェック☑️
メンマ、チャーシュー、海苔とワカメが盛られた昔ながらのスタンダードスタイル‼️
海苔は家系ラーメンでは必ず盛られるが、この手のラーメンでは珍しい。

チャーシューはおそらく豚の肩ロースで美味しそう🆗
次にスープをひと口🥣
シンプルな昔ながらの鶏ガラベースの醤油味の効いたスープと思いきや……

豚骨ベースの出汁の味が効いたひと手間かかった見た目以上に力強いスープで、ちょっと驚いた(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
『流石こだわりのスープに偽りは無かった🆗』
麺は中太麺で大盛なので食べても食べても、湧いて出るように姿を現す。

少し噛み応えがあるチャンポン麺のようなタイプだが、もう少しもっちりとした食感の方がスープに合うと思った。
ほん田さんご馳走様でした。
2店舗目のお店は『中華タカノ』

足立区の竹ノ塚と葛飾区の堀切にそれぞれ店舗があるが……
堀切の方が本店のようなので、こちらに出かけてみることにした。
堀切は街中華の聖地とも言われているようで、老舗の街中華が何軒も立ち並ぶ街でテレビでもよく紹介される場所である。
まずは東武線の堀切駅からスタートします🚉

もう少し大きな駅を想像していたが都内では珍しい無人駅だった?
駅を降りるとそこは金八先生のシーンにも登場するような荒川の河川敷。

いつもよく利用する首都高6号線が間近に見えていた
さてここでGoogleマップ君の登場🗺️

目的のお店まで1.6km/徒歩23分🚶
『こんなはずでは?』
目的の駅は堀切駅ではなく京成線の『堀切菖蒲園駅』の方だった🆖
引き返し京成線に乗るのは時間のロスなので……

橋を渡って堀切菖蒲園駅まで歩いて行きます🚶♂️
10分程歩いたところで人通りも車の往来もない寂れた商店街にたどり着いた。

随分遠回りしたがここが『堀切菖蒲園駅』
目的のお店は駅から歩いて数分の場所にある。
駅前の通りを歩くと昭和にタイムスリップした街中華の店舗が軒を並べていた。

街中華のテーマカラーである赤や黄色の建物が次々に目の前に飛び込んできた🟥🟨
その中で横綱級の渋さを誇るのが本日の目的地『タカノ』
テントの『タカノ』の文字ははげ落ちていて、入店するのは一瞬躊躇する程だが、昭和53年創業で46年間営業している老舗中の老舗‼️
真っ赤な暖簾をくぐると……

店内は意外と広々していて、厨房前にカウンター席4席、円卓が6卓と昭和にタイムスリップしたかのような店内。
カウンター席の上に貼られた街中華定番の手書きのメニューを見ると……

ラーメンは『500円』このお店はコロナ前までは24時間営業で、ラーメン1杯300円だったようです。
空いていたので円卓でラーメンの登場を待った。

お冷やのおかわりはペットボトルというのはこれまたレトロ感がある。
このお店も3分という信じられない程のスピードで、注文したラーメンが目の前に運ばれてきた。

これぞ昔ながらの『東京下町ラーメン』という感じで、醤油の香ばしい香りが漂い食欲が湧いてきた🆗
まずは具材のチェック☑️
チャーシュー、さやいんげん、ナルト、メンマの街中華定番のフルコース‼️
次にスープをひと口🥣
油がほとんど浮いていないスッキリと澄んだ醬油スープは、まろやかで優しい味わいで飲み干したくなる美味しさ🆗

おそらく鶏ガラに魚貝も使っているようでコクと旨味があった🆗
麺は中細のストレートでややちじれ麺で、スープとの相性も良い感じ🆗

細麺にしてはもっちりとした食感があった🆗
麺を半分くらい食べたところで、タカノ名物で持ち帰りもやっている味変用の『特製ラー油』を投入🌶️

ベースのスープの旨味を消すことなく『ピリ辛』に変化し病みつきになる美味しさ🆗
タカノさんご馳走様でした。
さて準々決勝第三戦のバトルの結果はいかに?
☆らーめん ほん田
長年神田界隈のサラリーマンに愛された街中華で、ワンコインでお腹を一杯にするコスパは素晴らしい。
このご時世に更に大盛りサービスはリピートしたくなるお店である。
麺が少し硬いのは残念だがラーメンとしてのレベルは高く、常に客で溢れて活気のあるお店だった。
☆中華タカノ
古くから地元民に愛され続けた街中華。旨い・早い・安いの三拍子が揃っていて、更にスープ・麺・具材のバランスも取れていることが、人気の秘密であると感じた。
外観は古くささは隠せないが、店内は綺麗に清掃されていたので美味しく食事することができた。
どちらのお店も美味しかったので判定に悩むところだが……
決め手は味変用の『特製ラー油』
ベースのスープは醤油の香ばしさが漂い、やや甘みを感じる優しい日本的なスープだが、特製ラー油でピリ辛の担々麺のようなスープに変化する。
一杯で二度美味しいので、今回のバトルは『タカノ』の勝ち🏅