
納車からあっという間に3ヶ月経ちましたが、今回はエンジンの性能についてレポートします。
私はゴルフ6ヴァリアントトレンドラインからの乗り換えでしたが、購入時に一番悩んだのはエンジンの選択でした。
前車のエンジンは1.2TSIで走行性能にはやや物足りなさを感じていましたので、当然ゴルフ7では1.4TSIを本命にディラーで試乗を重ねました。1.4TSIはパワー/トルクも充分にあり、ゆったりと上質な加速をしていきます。さすが評判通りのエンジンでこれで決まりと思いましたが、1.2TSIの方も念のため試乗してみました。
この結果、思いのほか1.2TSIの方も活発なエンジンで思わず心が傾いてしまいました。
試乗したコースは国道と市街地を合わせて3kmでしたが、1.2TSIの方が早め早めにシフトアップして加速も良く、スポーティなフィーリングでした。運転していてこちらの方が楽しくも感じました。
明らかにエンジン性能はゴルフ6からゴルフ7になってアップしており、ゴルフ6 1.2TSIとゴルフ7 1.2TSIのエンジン性能を比較してみました。
最大トルクと最高出力は17.8kgmと105PSと全く同じ数値ですがゴルフ7のエンジンはSOHCからDOHC化されています。
注目したいのは最大トルクの発生回転数です。ゴルフ6でも低回転域(1500rpm)から充分なトルクが得られていましたが、ゴルフ7では更に100rpm低い回転域(1400rpm)から最大トルクが得られます。
最初に試乗して丸で別物のエンジンと感じ、その進化に驚きを隠せませんでした。
ギア比について4つのエンジンを比較してみるとゴルフ6までは1.2TSIと1.4TSIは同じギア比が与えられていましたが、ゴルフ7からはそれぞれのエンジンに適したチューニングが施されているようです。
短い試乗の中で一つ気付いたことは、1.4TSIでは中々7速に入らなかったのですが、1.2TSIでは70km近辺で7速に入ってしまいます。上手く説明できませんが、1.4TSIは高速での加速重視、1.2TSIは市街地で時速80km位までの加速を重視するようギア比の設定が行われているようです。
色々と悩んだ結果今回あえて1.2TSIを選択しましたが、高速道路の利用が少なく街乗りが多いライフスタイル、スピード重視ではなく経済性(燃費)重視の運転スタイルからみても妥当だったかなと思っています。
長々となってしまいましたが最後まで読んでくださった方々ありがとうございました。
Posted at 2016/04/15 12:49:56 | |
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