
今回で最後になりますが大洗に行く途中丁度日も暮れてきたので涸沼によってみました。
涸沼は自然豊かな小さな湖で夕陽が綺麗な場所としても知られています。
天気の良い日は下の写真のように遠く筑波山が見えます。
湖畔の夕陽ヶ丘というキャンプ場にとりあえず到着したのですが……
残念ながら雲が厚く全く夕陽が見える気配無し。最近カミさんと一緒に来ると天気が悪いなぁ💢
足早に撤収し今回の最終目的地の大洗に移動❗️
大洗ではまずからし明太子のかねふくめんたいパークに来てみました。博多出身なのでからし明太子は大好物^_^かねふくさんも本社は福岡市内ですが工場はここ大洗にもあるようです。
生産工場を見学できるということで中に入ったのですが、残念ながら閉店間際で稼働は停止していました。
お土産コーナーで明太子を400g購入しましたが、市場価格より1割程安かったです。
続いて町営の日帰り温泉♨️施設『ゆっくら健康館』でゆっくり温泉につかり体を温めました。
最近大洗はアニメのガールズバンツアーの映画のヒットにより聖地巡礼ツアーに訪れる若者が増えて、町中にアニメのポスターが貼られています。(トップの画像はガルバンに登場するアンコウ君です)
大洗に来た時は必ず海鮮丼を食べていましたが、今日の主役は『アンコウ鍋』です。
一般的に『西のフグ鍋』に対して『東のアンコウ鍋』と言われ、冬の代表的な鍋料理として大洗では旅館や料理店で数多く提供されています。
フグは毒があり調理方法も難しく値段も高価ですがアンコウは鍋単品で3000円位、コース料理だと5000円位で食べることができます。
アニメだと愛嬌があって可愛い出で立ちですが、本物はかなりグロテスクな深海魚です。
アンコウの七つ道具と呼ばれ、身はもちろん皮、胃袋、肝臓、卵巣、エラ、尾ひれと骨💀以外は全て食べることが出来て鍋の出汁や具材として使用されます。
特に肝臓はあん肝と呼ばれ口の中でトロけるような食感はフォアグラにも似ています。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、
早速お店に行ってみることに……

今回訪れたのは高速道路水戸・大洗ICのすぐ側国道51号線沿いにある『蛇の目寿司🍣』さん。このお店は震災前はよくアンコウ鍋を食べに来ていたのですが、それ以来の来店になります。
入り口近くに生簀があり
カウンターとテーブル席にお座敷と以前と全く変わらない景色です。
このお店は地元で取れた地魚を安い値段で提供してくれる人気店ですが、メニューから迷わずアンコウ鍋のコースを注文‼️
このお店では他のお店ではあまりメニューにないアンコウ寿司が食べられます。
あん肝・身・皮の3種類でタレは梅肉が使用されています。
久しぶりのアンコウ鍋^_^やはりこれを食べないと春は来ない❓
味噌仕立ての鍋の中に野菜とアンコウの切り身が沢山入っています。
普通の魚では見向きもされない肝や皮が一番美味しいのがアンコウです。特に皮はゼラチンたっぷりでプリプリの食感❗️女性には美肌効果があります。出汁はあん肝を焼いたものを加えたどぶ汁風の濃厚で深みのある味^_^とにかく美味いの一言‼️
7年ぶりの来店でしたが、会計時に女将さんに声をかけられました。私のことを覚えてくれたようで、『お久しぶりですね。遠くからわざわざありがとうございます。またいらして下さい。』
久しぶりのアンコウ鍋でしたが、体も心も温まりこういうお店にはまた来たくなりますね。
Posted at 2017/03/07 23:35:34 | |
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