
先週は人生10回目の引越し作業でてんてこ舞いの一週間でした(*_*;
今回は引越し作業の顛末記をブログに綴ってみました。
今回の引越しで一番苦労したのはテレビ・パソコンや粗大ゴミの廃棄。
前者はリサイクル法の施行によりある程度知識があったので、電器屋に持って行きリサイクル料金を支払うだけだった。
ただし昔のブラウン管のテレビだったので、重さに耐えれずに爪が剥がれてしまった(>_<)
なおパソコン(ノートPCのみ)や携帯電話については、市役所で無償で回収が行われていた💻📱
粗大ゴミについては各市町村により多少処分の仕方が異なっているようだ。
市役所に電話して所定の廃棄料金を払えば自宅まで回収に来てくれるのはどこの町でも同じはずだが……
申し込みが遅れてしまい一週間先まで空きがなかった。残念(◞‸◟)
更に粗大ゴミの定義が通常1m以上が該当すると思っていたが、我が町は半分の50cm以上。
例えば家庭用のゴミ箱は粗大ゴミとなってしまい、簡単に捨てることができない💢
結局は市のリサイクルセンターやクリーンセンターに直接持ち込んで処分するしかない。
料金は重さにもよるが1回300円で、電話申し込みによる回収の1回1000円に比べるとリーズナブル。
ただし1日の利用は1回までなので結局4日間通うことになった。
そして4月14日 日曜日。引越しが終わり不用品の処分も完了し、綺麗に片付いた部屋の中には……
薄暗い部屋の片隅にぽつんと残された観葉植物🌴
観葉植物の中では最もポピュラーで育てやすい『ドラセナ』で別名『幸福の木』とも呼ばれている。
我が家で育て始めたのは今から20年程前。横浜に転勤になり部屋のインテリアとして購入した時は僅か50cm位の小さな樹だった🌳
毎年成長を続け今では2mを超えてしまい…
間も無く天井に達してしまう(・_・;
まだ蕾の状態で決して可愛くも可憐でもないが、いつしか毎年春になると小さな花を咲かせるようになった。
何故この部屋に取り残されてしまったのか❓
本来引越し屋さんには廃棄物は残してこの樹は運んでもらうよう伝えていたはずだが、十分に伝わっていなかったようだ💢
時刻は間も無く4時。朝から部屋の掃除をして5時には不動産屋に引き渡す約束になっている。
このまま置いて行く訳にもいかないので…
細い樹の部分を切って処分することも一瞬脳裏を横切った。
『長年一緒に生活して愛着もあるので、それはあまりにも残酷でできない‼️』
次の手段で考えていたのは愛車Variantで運ぶこと🚛
後ろのシートを倒すと積めそうだったが、これから花を咲かす蕾の部分が引っかかって積めなかった。残念(◞‸◟)
最後の手段は……
駐車場の裏には竹林があるが、その昔この地は山城があった場所🏯
数年前までは公務員宿舎が建ち並んでいたが現在は取り壊されて更地になっている。
『この敷地内に植樹すればきっと生き延びてくれるに違いない‼️』
マンションの引き渡しまであと30分しかないが、竹林のそばの適当な場所を探してみた🎋
運良く植木鉢がすっぽり入るくらいの穴を見つけることができた。

植木鉢を叩き割り土を被せてあっと言う間に完了した。
購入した時に付けられていた『幸福の木』の名札は当時のまま。
思い出してみると20代から30代までは、大きな病気で手術をして入退院を繰り返していた🤕
この樹と暮らすようになってからは、家族を含めて一度も大きな病気にはかかっていないので『一つの幸福』を運んできてくれたように感じる。
おそらくこの地に足を運ぶことは二度とないと思っている。部屋の中でずっと育ててきたので、自然の中の環境に適応できるかは心配である。
宮澤賢治の詩を引用するが……
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けないよう丈夫に育ってくれることを願うだけ‼️
そして立ち去ろうとした次の瞬間別れを惜しむかのように……
『突風が吹き大粒の雨が落ちてきた』
天気予報通り夕方から天気が崩れてきた☔️
どんな花が咲くのか見届けることはできないのは心残り(◞‸◟)
この地に住んでちょうど10年。
思い出がいっぱい詰まった場所だったがこの地を後にした。
『さようならドラセナ長い間ありがとう』
そして新しい住処はこちらの沼の近く
若い頃から『自然豊かな場所』
そして『綺麗な夕陽が見える場所』に住みたいと思っていた☀️
3年前から良くダイアモンド富士の撮影に訪れている場所🚙
家から湖畔までは歩いて僅か10分。
マジックアワーで夕焼けに染まる湖面は
特に美しい世界
たまにこんなミステリアスな写真も撮れて
色々な表情を見せてくれる。
ところで部屋の中は今だにダンボールタワー状態📦🗼
『早く片付けないと(-_-;)』