
8月19日金曜日 2日目は標高3,000m級の山々が連なる北アルプスを貫く『立山黒部アルペンルート』を回ってみました。

立山黒部アルペンルートは、北アルプスの雄大な自然と絶景を楽しめる世界有数の山岳観光ルートである。
6種類の乗り物を乗り継いで、富山県の立山から長野県の扇沢まで抜ける総距離37.2km、最大高低差1,975mのアドベンチャー気分を満喫できるルートである。
『人生で一度は行きたい』がキャッチコピーでしたが、『山あり谷あり』の1日でした。
まずは電鉄富山駅からスタートします🚞
7時8分発の電車に乗って立山駅を目指した🚞

早朝のローカル線なので登山客と通学の学生達が乗車していたが、半分位の乗車率でそれ程混雑はしていなかった🆗
車窓から見える長閑な風景を楽しみながら一路立山駅を目指した🚞
8時15分に立山駅に到着した🚉

標高475mだが陽射しが強くかなり暑い🥵
すぐに切符売り場に行くと驚くほど空いていたが…

ガ━(゚Д゚;)━ン!!ショック!!(゚д゚lll)
既に直近出発の切符は全て売り切れで、この時点で300人近く待っている人がいるとのこと?
何とか購入できた切符が10時40分発で約2時間半待ち🎫
事前にWEBきっぷで予約しておくべきだった。
やはり登山家の方々の朝は早く朝6時の時点で200人程行列が出来ていたそうですが……
殆どの方は駅近くの駐車場まで車で来ていたようだ。
いきなり『深い谷底』に突き落とされた気分だが、まずは駅の食堂でラーメンタイム🍜
デザートは定番のソフトクリーム🍦
時刻は間も無く10時半🕥 ケーブルカーの出発時刻が迫ってきた。
最初はケーブルカーと高原バスを乗り継いで標高2450mに位置する『室堂』まで登ります🚟🚍
室堂の気温は13.4℃と少し寒そうです🥶
10:40 予定通り出発🚟

10:47 美女平到着
ここから室堂行きの立山高原バスに乗り換えました🚌

標高差約1,500mをぐんぐん登って行きます🚌
バスは美女平を出ると一般車両は通行禁止🆖

当然途中すれ違うのはバスとトラックばかり🚌🚚
途中滝が見えるポイントで停車してくれた。中央がハンノキ滝で右側に微かに見えるのが雪溶けシーズンしか姿を見れないソーメン滝

おそらく最近の豪雨で水量はかなり多いと思うが、落差350メートル(日本一)の滝というアナウンスがあり、バスからはその全景がよく見えた。
標高2000mを越えたあたりから大きな樹木が少なくなってきた。

雄大な山並みが真正面に見えてきたがこれが『立山連峰』かなぁ⛰🌋
目的地まで10分。下界の山並みは小さくなってきた

山頂に雲がかかっているが『大日連山』というアナウンスがあった。
雄大な北アルプスの山並みが窓越しではあるが…

目前に迫り来る光景は迫力満点💯
深い谷のような場所から煙が出ているが『地獄谷』というアナウンスがあった。

山頂がとんがった山は『剣岳』
良く名前を聞く山であるが、北アルプス北部に位置し最も危険度の高い山だが、登山家にとって憧れの山の一つであることがアナウンスされた。
11:40 アルペンルートの中心地で標高2,450mの『室堂』に到着‼️

万年雪があちこちに残っていた。
冬はどのくらい雪が積もるのだろうか?
下界の方にはかなり雲がかかっているが、この後見える光景はどこも曇一つない絶景が広がっていた。
室堂は『死ぬまでに行きたい日本の絶景』にも選ばれたことがある場所。
まずは展望エリアから見える大自然のパノラマの光景を紹介します。
正面に見えるのが『立山連峰⛰🌋』

右側に見える建物は『立山室堂山荘🏨』
気温は15℃くらいだったが陽射しが強く半袖でも寒さは感じなかった。
『立山』の石碑があったが、ここが記念撮影スポットのようだ。
すぐ近くにあるのが『立山玉殿の湧水』
日本で最も高い所から湧き出ている名水だそうです。
さてどのようなコースを散策しようか。
ネットの案内ではミクリガ池やリンドウ池を中心に散策する初級者向けのルートが紹介されていた。

リンドウ池まで行くと約2時間かかりミクリガ池を中心としたルートだと約1時間‼️
『みくりが池』と『地獄谷』の方を散策してみます👣
緩やかな登り坂が続く石畳の散策路を少し歩くと…
目の前に突如現れたのが『ミクリガ池』このミクリガ池の写真がよく雑誌や観光案内では紹介されています。

池のほとりには万年雪が残っていた⛄️
池を右手に見ながら歩いていると👣
ベンチにはアルペン尾根遺産が座っていたので雑談しました。

尾根遺産は毎年春・夏・冬に必ず来ているそうで、ピーク時の秋に比べると今日の人出は半分以下だそうです。
真正面に見えるのが『立山連峰』3000m級の山々が美しく雄大である⛰⛰

山に関する知識は全く無いので近くにいた登山家の方に山の名前を教えて頂いた。
『立山』という名称の山はなくて、一般的には雄山、大汝山、富士ノ折立の三山を合わせて立山と呼ぶそうです⛰🏔🌋
一番右側の山が標高3003mの『雄山』

山頂付近には山小屋と神社があるそうです🏡⛩
山影に隠れている神々しい山は『剣岳』
そして名前はさっぱり分からないが高山植物を見て行きます。
松の木のような背が低い針葉樹

良く見かけたのがこちらの白い花
花に集まった小さな蜂🐝
少し小高い丘の上にいるが更に先に行くと眼下に見えるのが『地獄谷』

白い噴煙が上がっているが現在火山ガスが大量に噴出しているため立入禁止となっていた🚷
ここからは下り坂になり左側の建物は『ミクリガ池温泉♨️』
坂を下りきったところがミクリガ池の展望所
池の深い緑色と山々の緑色に真っ青な空のコントラストが美しい。
こちらミクリガ池の日帰り温泉施設♨️

時間があればゆっくり温泉に浸かりたかったところだが、やはり2時間半の時間ロスは大きく断念した。
代わりにソフトクリームで乾杯🍦
時刻は間もなく12時半🕧ちょうど半分くらいの場所に来ているはずだが……
できれば1時発のトローリーバスに乗りたいので先を急がなければならない。
遠くに人の歩く姿が見えるが、りんどう池の方に行くと往復40分はかかるのでミドリガ池の方を目指します。
眼下に小さな池が見えたが『血の池』
散策道を歩いていると多くの登山家の方に遭遇したが、意外と年配のおばちゃん達が多かった。

おばちゃん達は元気一杯で急な坂も脱兎のように駆け登って行く。
やはり標高が高いので空気が薄く少し酸欠状態になってしまいあっという間に引き離されてしまった。
そうこうしている内にミドリガ池を通り過ぎてしまったようだ。
約1時間散策したが天気も良く山々の景色も美しく、本当に感動の連続で遠くまで来て良かった。
なんとか1時発のトロリーバスに間に合った。

そういえば『雷鳥』は見かけなかったなぁ……
この後は黒部ダムを散策したので後編のブログでレポートします。