
卓球・野球に続き第三弾のスポーツの秋は『テニス』
テニスは社会人になって始めたスポーツだが今も週一回汗を流している💦
テニスを始めた頃はテニスブームで日本でも大きな大会が開催され良く観戦に出かけていた。
特に男子ツアーが好きだったので『SEIKO Super Tennis』や『NTT DATA CHAMPIONS TENNIS』に若い頃は毎年のように出かけていた。
今回は有明コロシアムで開催されていた東レ・パンパシフィック・オープンテニス🎾
なんと言っても今大会はデフェンデイングチャンピョンの大阪なおみ選手が出場すること。

この大会もコロナの影響で開催の中止が続き3年振りの開催だった。
2004年大会の準々決勝にかみさんと訪れたことをはっきりと覚えていたが……
この時は杉山愛さんが全盛期で世界ランクも5位だったが、残念ながら負けてしまった。
今回の大会はWTA500の大会で、一番上のグランドスラム大会と比較するとかなり下のクラスである。

優勝すると500ポイントを獲得できるため、世界ランクトップ10の選手を含め有名な選手が数多く出場することが予告されていた。
今回の目玉の選手は今年のウィンブルドン選手権女王のエレナ・リバキナ

国籍はカザフスタンだが元々はロシア出身🇰🇿🇷🇺
大阪選手も全米オープン2回更に全豪オープン2回とグランドスラムタイトルを獲得し、世界ランク1位に君臨していたが、去年はメンタル的な問題もあり休養する期間が続いていたのでランキングを下げていた。
更に今年はアキレス腱の怪我もあり最近は1回戦敗退が続いていた。
女子の一流選手は10代後半から20代前半でピークを迎えて、グランドスラムのタイトルを取った後は『燃え尽き症候群』により若くして引退する選手を何人か見てきた。
大坂選手も既に数多くのタイトルを獲得しているので、このままの成績が続けばもしかしたら若くして引退するかもしれない。
テニスファンとしては『死ぬ前に一度は見ておきたい大坂なおみの試合』
ドローを確認すると大坂選手は現在世界ランク48位とランキングを落としているため1回戦からの出場🎾
1回戦の相手は世界ランク50位オーストラリアのD.サヴィル選手🇦🇺
既に9月20日に試合は行われて、1ゲームを先取後2ゲームの途中で相手選手が足の怪我により棄権したため2回戦進出となっていた。
この時相手選手がコートに倒れた瞬間相手に駆け寄り、タオルをかけて気遣う神対応の姿が世界中から称賛されている。

大坂選手は日本人の持つ礼儀正しさや優しさをコート上でも自然に表現できるのが人気の秘密である。
自身も全仏オープンでアキレス腱の大怪我を負ったことから、相手選手に寄り添い痛みを分かち合う姿は感動的なシーンである。

律儀にコート上で正座する姿はまさに日本人である。
さて大坂選手の試合スケジュールが発表されていたが9月22日の最後の試合。
2回戦の相手はシード選手で世界ランク18位ブラジルのベアトリス・アダッド マイア選手🇧🇷

ブラジル出身の女子選手は記憶にないが、世界ランクからすると強豪であることは間違いない。
ゆりかもめに乗って有明テニスの森駅に着いたのは1時🕐

駅のホームから有明コロシアムが正面に見えていた🏟
5分程歩いたところでコロシアムの正面に到着した。

早速試合会場に入場します。
入場すると開閉式の屋根は開いていた。今日は午後から雨の予報なので閉じるのは間違いない☔️

久しぶりの有明コロシアム。過去に5回来ているが、最後に来たのは10年前の全日本選手権だったと記憶している。
今回のチケットは少し奮発して1階席🎟

テニス観戦をする時は真横からだと常にボールの動きに合わせて顔を動かさないといけないので、少し斜め横の席を確保した。
既に第1試合は後半にさしかかったいたが、試合開始の時間を1時間勘違いしていた。
コートに目を向けると長い手足の長身の選手はペトラ・マルティッチ
世界ランク46位クロアチアの選手である🇭🇷
対面のコートは同じく手足の長い長身の選手は
チェコのカロリーナ・プリスコバ🇨🇿
世界ランク20位と最近ランキングを落としているが、過去に1位も獲得したことがあり大阪選手のライバルだった選手である。
2018年大会の女王で日本でも人気のある選手である。

更にモデルとしても活動をしていて、今回の大会ポスターやWOWWOWの宣伝ポスターにも登場しているスター選手の一人である。
マルティッチ選手は全身を使ったダイナミックなフォアハンドが迫力がある。
プリスコバ選手は流れるようなサービスのフォームが美しい。
試合も大詰め。最後はマルティッチ選手の強烈なサーブからのバックハンドが決まり……
マルティッチ選手の勝利‼️過去の実績やランキングからプリスコバ選手の楽勝と思っていたが、これは番狂わせの試合になった。
そして試合終了と同時に大粒の雨が降ってきた☔️
おそらく屋根を閉じてびしょ濡れのコートの整備に最低30分はかかるので、会場内のイベント会場やグッズコーナーを散策してみます。
会場内には歴代女王のパネルが展示されていた。

ナブラチロワに伊達公子、マレーバにグラフと懐かしい名選手ばかり‼️
一際大きなパネルはデフェンデイングチャンピョンの大坂なおみ選手‼️
記念撮影用の大きなパネルも人気のようで、大坂選手の前には人だかりができていた。
こちらは大坂選手が使用しているラケットのニューモデル。

ヨネックスは大坂選手がまだ無名の頃から用具のサポートを続けており、今回のラケットのデザインは姉のまりさんによるものだそうです。
大会の公式プログラムGET‼️
コート整備はまだ終わっていなかったが大きなタオルで水を拭いていた。
時刻は2時🕑やっとコートの整備が完了したので第2試合がすぐに始まるはずだったが……
この後すぐに会場内に衝撃的なアナウンスが流れて、会場内には絶叫と溜め息が入り乱れた。
ガ━(゚Д゚;)━ン!!ショック!!(゚д゚lll)
ネットはすぐに炎上していたのでここでは多くは語らないが、既に多くのタイトルを獲得し年収が60億円を超える世界で最も稼ぐ女性アスリート‼️
『闘うモチベーションを維持できなくなっているように感じた』
『NAOMI COME BACK TO TOKYO AGAIN』
気分を取り直して次の試合を観戦します🎾
第2試合はリュドミラ サムソノワ VS ワン シンユー
どちらの選手も全く知らないが、サムソノワ選手はメジャータイトル獲得もなく世界ランク28位の中堅選手。

選手紹介の国籍が不明だが間違いなくロシアの選手🇷🇺
ロシアのウクライナ侵略後、各スポーツ団体はロシア選手の締め出しを実施している。
国際テニス連盟は出場を容認しているが、国名や国旗の使用を認められていない。
サムソノワ選手は1回戦で今年のウィンブルドン選手権女王のリバキナ選手に勝っているので、かなりの強豪であることは間違いない。
中国のワン シンユー選手も20歳の若手で世界ランクも77位なのでまだこれからの選手🇨🇳

最近中国選手の躍進は素晴らしく今大会にも多くのプレーヤーが参戦している。
選手のことは全然知らなくても、ボールが飛び交う光景を息をこらしながら追いかけるという行為は楽しい。いよいよ試合開始🎾
ワン シンユー選手は俊敏なフットワークを生かして拾いまくり、粘り強くラリーを続け隙を見て強打しポイントを撮る選手。
サムソノワ選手は長身を生かした一撃必殺の弾丸サーブが武器‼️
入れば殆どがノータッチエースだが、あまりのスピードは審判泣かせ😂チャレンジが何度も要求されていた。
息つく間もない程の激しいラリーが目の前で展開され試合は全くの五分。
やはりサムソノワ選手のサーブは強烈で多くのエースを獲ることができていた🎾
試合が終了しお互いの健闘を称え合い固い握手🤝

コロナ禍ではお互いのラケットを交えて握手の代用をしていたがこれが本来の姿‼️
接戦となった激闘を制したのは……

やはりサムソノワ選手㊗️
第3試合はベロニカ クデルメトバ VS コントレラス ゴメス
クデルメトバ選手は国籍が不明であるが明らかにロシアの選手🇷🇺

メジャー大会の実績は無いが世界ランク13位はコンスタントに安定した成績を残しているはず。
ゴメス選手は大会のHPには掲載されていなかったが、メキシコ出身24歳の選手で世界ランク182位なので恐らく予選を勝ち上がった選手。

初日に2020年の全豪オープンで優勝している元世界ランキング4位のソフィア・ケニン(アメリカ)選手が敗退するという衝撃的なニュースが報じられていたが……
そのケニン選手を1回戦で破ったのがコントレラス ゴメス選手。

謎が多い選手で本大会のダークホースかもしれない。
ゴメス選手は見た目は小柄では細いが凄く筋肉質な印象の選手で、フィジカルの強そうな感じが漂っていた。
特徴的なのは女子では非常に珍しい片手打ちのバックハンドを使うこと。

フェデラーばりのトップスピンとスライスを使い分けるプレーはお気に入りのスタイル‼️
チャンスボールをフォアで叩く時は錦織選手のようにジャンプして高い打点で打つ『エアケイ』
クデルメトバ選手は身長175cmと上背がないので身体全体を使ったサービスのフォームが美しい。

膝をしっかり曲げタメを作った教科書のようなフォーム‼️
バックハンドは錦織選手のようにジャンプして高い打点で打つ『ジャックナイフ』もカッコいい‼️
もう少し接戦になると思っていたが、ゴメス選手は1ゲームも獲れずにボコボコにやられていた(゚o゚;;
やはり今のテニスの主流はコートの中に入り、ライジングでボールの上がり際を叩くタイミングの早さ。
ゴメス選手はベースラインの後ろで打つクラシックなスタイル。
コートの端から端まで走り回されて……
最後はバランスを崩すシーンが多くなった。
意外とテニス観戦時は負けている方に声援を送りたくなることは良くある。

『がんばれ〜ゴメス〜』
ここで奮起してやっと1ゲーム獲って会場内には万感の拍手が沸き起こった👏㊗️
やはり戦術と力量の差は如何ともし難くクデルメトバ選手の圧勝となった。
時刻は間も無く6時半🕡本来なら大坂選手の試合の時間のはずだがダブルスの準々決勝が始まった🎾

ケニン選手のサービスでゲームが始まったが……
今日はまだお昼を食べていなかったので撤収します
有楽町で途中下車して博多ラーメンのお店『由○』

ここのところ博多うどんばかりだったので久しぶりの博多ラーメンに舌鼓を打った🍜
長くなりましたがが大事なコーナーを忘れていたのでもう少しお付き合い下さい🙇♂️🙇♀️
やっぱり最後を飾るのは『浴衣姿の尾根遺産』
スレンダーな尾根遺産達は本大会の出場選手です
手にはラケットの代わりにお正月の『羽子板🎍』
本大会恒例の『浴衣で羽子板』のイベントです。
まずは草履は邪魔なので脱いで……

即席の羽根付きコートでプレイ開始‼️
やはりテニスのように上手く行かないようで……

負けた方の顔にはお約束のX点マーク『Oh, My God💢』
選手が交代して第1シードの選手登場?
やはりこの選手は動きが素早く強豪で……

相手選手はあっという間に顔中Xマークだらけ『Oh, My God💢』
優勝のトロフィーではなくて本物の羽子板🎍
最後に三人揃って記念撮影『ハイチーズ🧀』
『Im a champion♬🏆』