
札幌味噌ラーメングランプリ 準々決勝第ニ戰の組み合わせは、北海道にゆかりのあるお店同士のバトル‼️
第ニ戦
・えびそば 一幻(新宿)
VS
・らーめん 福籠(浅草橋)
最初のお店は『えびそば 一幻🦐』このお店は都内に3店舗あるが、本店は札幌市にある。

今では海外にも7店舗展開する味わい深い海老味噌ラーメンの専門店です🦐🍜
本店には4年前北海道に出張に出かけた時に一度本店に訪れたことがある。

この時は10人程行列ができていたがそれ程待たずに入店できた。
今回は新宿店に出かけてみることにした🍜
新宿店は西新宿の小滝橋通りにあるが、このあたりは昔から人気店がひしめき合う都内屈指の『ラーメン激戦区🍜🍜』

目的のお店はワンコインラーメングランプリで見事優勝した『中華そば光来』のすぐ近くにあった🍜
まずは新宿西口小滝橋通りからアクセスします🚶♂️

早く着き過ぎてまだ開店時刻には30分程あるので、近くの柏木公園で一服します🚬
時刻は間も無く11時🕚裏通りのマンションの1階に目的のお店はあったが、店頭には全く行列が無い?
今年2月北海道遠征の帰りに寄った千歳空港のラーメン道場にある支店では、外国人が30名近く行列を作っていたので全く予想外の光景?

表通りの一蘭では外国人の行列ができていたが、近隣に人気店が多いのも要因の一つカモ🦆
店内はカウンター席のみで奥に広い感じ。

やはり一番乗りは気持ちいい🆗
おしながきを見るとラーメンはしお・みそ・しょうゆの3種類🍜🍜🍜

スープはストレートスープの『そのまま』
豚骨スープをブレンドした『ほどほど』
更に豚骨の割合を増やした『あじわい』の3種類の中から食券購入時に選択する。
券売機で食券を購入します🎟️

『そのまま・みそ・太麺』をGET‼️
今年3月に900円から950円に値上げになったばかりだった。
前シリーズがワンコインラーメンだったので、『950円』はやけに高く感じる🆖
席に着くと壁には見渡す限り芸能人やスポーツ選手のサインだらけ✍️

本店の方も同じような感じだったが、これだけのサインが並んでいるのは人気店の証し‼️
ほんの一部を紹介すると……
ピースの『又吉氏』

こちらはタレントの中山秀征さん
5分程で注文の品が目の前に運ばれてきた🍜🦐

着丼してすぐに感じるのは、香ばしいえびの風味🦐
まずは具材のチェック☑️
チャーシュー、味玉、天かす、エビ粉🦐

定番のメンマや野菜が盛られていないのがこのお店の特徴。
中央の紅色の天かすがこのラーメンの主役‼️

紅生姜にえびの風味を練り込んで揚げたカリカリの天かすだそうです。
チャーシューは厚みのあまりないバラ肉。
次にスープを一口🥣
一見濃厚な感じだがえびの旨味が広がり、味噌のまろやかさが合わさった味わい。

あえて豚骨がブレンドされていないスープにしたが、コッテリとした食感はなく飲みやすい🆗
HPの案内では希少な甘えびの頭を大量に使用して、じっくり煮込んでいるそうです🦐
麺は太麺でスープによく絡みもちもちとして食感が良い🆗
途中味変用のえび油と唐辛子を投入🦐🌶️
ピリ辛に仕上がり更に食が進む🆗
一幻さんご馳走様でした。
2店舗目のお店は浅草橋駅近くの『らーめん 福籠(ふくろう)』

店名からは北海道にゆかりのあるお店とは想像できないが?
店主は昭和39年創業 札幌味噌ラーメンの名店『純連(すみれ)』出身という実力者。

純連の味噌ラーメンは、横浜在住時にラーメン博物館に出展していたので何度か食べることがある🍜
純連のラーメンの特徴は様々なスパイスが効いている濃厚なスープで、スープ表面にはラードの層が浮き、こってりとして熱々なこと🥵

一度食べたら忘れられないパンチの効いた味である🥊
JR総武線浅草橋駅からスタートします🚶♂️

時刻は間も無く7時🕖駅の周りの飲み屋街もそろそろ客で溢れる時間である🍻🍶
目的のお店は線路沿いの大通りから一本入った路地裏にあるようだ。
車も人の通りもない薄暗い路地裏に入ったが目的のお店が見つからない?

住所は合っているのでこの近くのはずだが…
どうやらお店の前を通り過ぎたようで、黒い木の塀で覆われておおよそラーメン店とは思えない隠れ屋のような店構え🍜
藍色の暖簾にらーめん 福籠の木彫りの看板‼️

らーめんは味噌・塩・醤油の3種類🍜🍜🍜
券売機を見るとどのメニューも950円と値段はお高め。

ただしライス付きも大盛りも同じ値段なのは好感が持てる🆗
このお店は開店から10年以上たっているが、清潔感あふれる店内はカウンター席もテーブル席もほぼ満席だった。

カウンター席が一席だけ空いていたが、昼間は行列ができる人気店のようだ。
壁にはおそらく純連で修行した頃の店主の写真が飾ってあった。
少し混雑していたせいもあり、10分程で注文の品が目の前に運ばれてきた🍜
まずは具材のチェック✅
チャーシューにモヤシで生姜がチャーシューの上に盛られていた。

こちらはメンマだがかなりボリューム不足🆖
次にスープを一口🥣
ラードの膜で覆われた熱々の白味噌ベースのスープはこってりと濃厚だが……

本家の純連の物と比べるとややマイルドな感じで飲みやすい。
おそらく関東の客の好みに合わせていると思われるが、パンチ不足に感じた🥊
麺は札幌の西山製麺ではなく、浅草の開花楼製の中太縮れ麺を使用しているようだ。

油の膜によってスープはずっと熱さがキープされていて最後まで美味しく頂けました♪
らーめん 福籠さんご馳走様でした。
さて準々決勝第ニ戦のバトルの結果はいかに?
☆えびそば 一幻
北海道生まれのお店はえびと味噌の組み合わせというオリジナリティ溢れるアイデアが凝縮されたラーメンだった。
えびの風味満載で安定のおいしさは、芸能人や外国人更にリピーターも多いのはうなずける。
値段の割には具材がもっと豊富でボリュームがあれば言うことなしだった。
☆らーめん 福籠
純連の味を忠実に再現したいわゆる『純すみ系』のラーメンだった。
都内でも純すみ系のお店はここと合わせて3店舗のみだったので、十分に希少価値はある。
ラードが張られているので冷めることない熱々の『これぞ北海道ラーメン』を堪能できたが、やはり冬の寒い季節に食べると美味しい味である。
こちらのお店も値段の割には具材がもっと豊富でボリュームがあれば言うことなしだった。
今回はどちらのお店も個性豊かな濃厚なスープで、他では食べることができない味なので判定が悩ましいところ🤔
コスパ的にはどちらか950円なので五分五分
具材はどちらもボリューム不足だったが、チャーシューは一幻の方が美味しかった。
あとは好みになるが、えびの旨味とコクそして味噌のまろやかさがふんだんに凝縮された唯一無二のラーメンを提供する『えびそば 一幻』の勝利🏅