yukiguniのブログ一覧

レガシィが私の車歴における初のターボカーであるわけですが
今日は、私のターボカーに対する思いを書いてみよう

私が初めて免許証を手にしたのは、もうかれこれ２４年前である。
実は、大きな声では言えないが私が始めて車の運転を覚えたのは中学１年の時である。田舎育ちの私は自分の家の畑の中の道路で（私有地）車の運転を覚えたのである。
そんなこんなで、初めて車の運転を覚えてから30年になることになる。

まあ、そんなことは今日のテーマからはどうでもよいことなのだが
私が免許を収得して晴れて公道を運転できるようになった時の車がカリーナだった、この車はさっぱり走らなくてちっとも面白くなかった記憶がある。１年で嫌になりL20型エンジンを搭載するブルーバード（中古）に乗り換えた。
当時のスポーツカーの代表と言えばS130Z、セリカGT、サバンナRX7（昔はこう呼んだ）
これらは、お金のない当時の私には高値の花であり、憧れの対象でもあった。
そして、早い順番にいくとサバンナRX7、セリカGT、S130Zの順番であろうか、フェアレディーZは憧れであったが、こと走りにおいてはイマイチだった。
当時の高性能エンジンといえば、トヨタのツインカムエンジン（2L、1.6L）マツダのロータリーエンジンが代表各であった。日産はL型シリーズ（2L、2.8L）と実用エンジンしかなくスポーティーとはお世辞にも言えなかった。
当時のセリカのTVコマーシャルに「名ばかりのGT達は道を空ける」というキャッチコピーがあったのを今でも覚えている。この名ばかりのGTというのは日産のスカイラインGTを指していた。
その当時若者の間では、予算の関係もありケンメリ（ケンとメリーのスカイライン）GTとセリカ等のトヨタDOHC軍団（セリカ、コロナGT、レビン、トレノ）が私の周りには多かった。
そして、私の当時の愛車ブルーバードはボディ形状こそ違えど中身はケンメリGTと同じ内容であった。
そして、私はこのブルーバードの足回りを強化サス強化ショックに換装し（当時車高調なんてなかった）エンジンをCDIと吸排気系をソレックス、たこ足、デュアルマフラーと当時の定番メニューでライトチューンし乗り回していた。
今でも私の車歴の中で一番車乗ってて楽しいと思えた車である。

前段が長くなってしまったが、ある日の深夜３時頃、交通量のほぼない田舎道を愛車ブルーバードで快調に飛ばして帰宅途中、一台の車が後ろから猛烈な勢いで追いついてきた。
当時血気盛んな年頃であった私は、せまりくる後続車を引き離そうとアクセルを床まで踏み込んだ。
私の愛車ブルーバードのエンジンはL20型（直列6気筒2L）でノーマルではモッサリした牛のようなエンジンなのだが、たまたま当たりであったようで同じL20型エンジンより格段に早くトヨタのDOHCにも対抗できた。（あとで解ったが前オーナがハイカムを組んだりしてたようだ）
そこから、コーナーが連続してつづく区間を4ｋｍほど、正体不明の後続車とバトルするような感じになってしまった。
いくら夜中であるとはいえ、なにかが脇道からでてきたらヤバイ速度域である。（今ではとうていできないしやってはいけないことだ）
そして、連続するコーナーから２Km程の直線にでた（ここは最高速を記録できるほどの直線で田んぼの中の一本道なので見通しがよく脇からなにかでてくる心配もない）３速全開スピードメーターの針は「ぬうわ」キロを指しさらに加速しつづけている。
と、その時バックミラーに写っている後続車のライトが消えた
なんと横に並ぼうとしているではないか！
コーナー出口では結構な距離を開けたと思っていたのに、いつの間に横に並んだのだろうか？この加速力はいったいなんだ？
横に並んだ時気がついた
この車は最近発売された「日産のスカイラインジャパン　ターボ」ではないか
ターボっていうのはこんなにも凄いのか！
とても同じL20型エンジンとは思えないパワーだと驚愕したものであった。

これが、私が始めてターボカーというものに遭遇し、また認識した第１号である。

それから、いつの日か自分もターボのついた車に乗ってみたいと思いながらその後、サーフィンに熱中して車は燃費の良いゴルフディゼールになったり、結婚して子育てに精一杯で、好きな車もかえなかったりで、なかなか夢が実現しなかったが
今、実用的で尚且つ、スポーティーな走りが出来、ターボがついてるレガシィツーリングワゴンとめぐり合えて、やっとターボカーのオーナーになることができた。
しかし、この車躾が良くて昔感じたターボらしいキレというか爆発的な加速力に乏しいところがちょと不満である。
それが、いろいろパーツを交換してしまいたくなる要因でもあるのだが・・・