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しんぼぽんこのブログ一覧

2013年12月18日 イイね!

BMWアルピナ E36 B8 4.6 クーペ 2003年の話 その2 「B8 4.6 のハンドリング!日本の峠道を駆け抜ける!」

こんにちは。しんぼぽんこです。

タイトルの日本の峠道とは大袈裟ですが、B8では、北関東、信越、北近畿、四国西端&南西端、九州の南端まで、本当に沢山走りましたね。

今回は、B8 4.6の操舵感覚の話です。(素人レベルですが)

当時、M3Bから乗り替えるにあたって、一番悩んだのが、3シリーズにV8エンジン搭載なのはいいが、フロントヘビーで操舵感覚が悪いのではないか?いうことでした。

結論から言えば、フロントヘビー感はあります。ですが、アルピナ社により、かなりバランス良くセッティングされていて、フロントヘビーを感じさせるステージは少ないかと思います。

実際、この8F21というアルピナ4.6リッターエンジンは、当時の一般的なV8エンジンに比べて軽いらしいです。(しかも、オイルパンはB8専用品)そのせいか、鼻先の重さをそう意識させず、カーブが続くと、他のBMW車と同じく、「よしっ、いっちょ駆け抜けるか!」という気にさせてくれます。

なかなか適切な言葉が思い浮かばないのですが、3シリーズの6気筒車の操舵感覚となんら変わらないというのが最善の返答でしょうか。スローでもクイックでもない、絶妙なあの感覚です。

ただ、アルピナ車自体がどちらかというと高い速度域を想定して作っているせいか、日本のちょっとした峠道ではかなり乗りにくい印象でしたね。ハイギヤードなのもありますが、ヘアピンが連続するようなタイトな峠道は、正直318isやM3のようには駆け抜けられません。

理由は、油圧式ブレーキが、ピンでグサグサ踏むには不向きなこと。やや高めのギヤ比の功罪なのか、タイトなカーブの手前で、2速じゃ過剰になり、3速じゃ少し立ち上がりがダルいこと。アルピナ指定の前235後265というタイヤサイズが災いしているのかバタバタすること。

仮にタイトなカーブ手前でブレーキングして、2速2500〜3000回転くらいから、ハンドルを切りながらアクセルを開けていく場面があるとします。

318isやM3の場合、ズバッと鼻先が向きを変え、躊躇なくアクセルをあけていけますよね。(特に318is)

しかし、B8 4.6の場合は、鼻先が外に膨らむ感じで、かなり重厚な振る舞いになってしまいます。また、B8は、2500回転程度でもかなりのトルクが出ていますのでアクセルの踏み加減もかなり気を遣います。正直トルクが有り余り、タイヤだけ摩耗する感じです。ASCを働かせながら、ハンドルがまっすぐになるのを待ちフルスロットルにする乗り方になります。

ま、タイトなカーブでもたついた分を、平地でも登り坂でも関係なしに、平然と猛烈な加速で取り返すことができるのは、B8 4.6だけの特権です!

2速に落とさず、3速を維持して走行できるゆるやかなカーブの続く峠道では、シフト&クラッチワークなしでアクセル&ブレーキ操作に集中できるので、結果的にかなり速いですね。

ネックは、2速以下を使わないといけないタイトなカーブのみですね!しかし、仮にB8がAWDだったら、どんなクルマになっていたでしょうね!(構造上、余分なスペースがなく絶対無理ですよね!?)

次回に続きます。読んで頂きありがとうございました。
Posted at 2013/12/18 17:16:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
2013年12月05日 イイね!

BMWアルピナ E36 B8 4.6クーペ 2003年の話 その1 「このB8 4.6 は、ガソリン満タン98リッター!」

こんにちは。しんほぽんこです。今回は、アルピナB8 4.6 の話です。

10年前の2003年の正月は、夫婦二人で東京に旅行へ行きました。もちろんアルピナB8 4.6で!

確か元旦の夜中に出て、二日の朝に都内入りしたのですが、真夜中の高速道路で希少なジャガーxj220と汗を流したことは嫁に今でも内緒です。

そして二日朝、東名 御殿場から大井松田間のおいしい下り道を駆け抜けたあと、海老名を過ぎたあたりから首都高速まで延々渋滞…。

アルピナB8、かなりクラッチが重いので、延々の渋滞で足がつりそうです。

早く解放してくれ!と心の中で叫んでも、対向車線の下り線まで大渋滞。仮にUターンできたとしても、渋滞、渋滞。

もうダメだ〜と思った瞬間、目の前の対向車線から真っ赤なフェラーリF40がノロノロと流れてきました。ちらりと見えた、F40オーナー様の辛そうなお顔!それを見た瞬間、元気が出て渋滞を耐え抜いたことをよく記憶しております。

あの方は、10年後のいまもF40を所有されているのでしょうかね。持ってて欲しいですね!

閑話休題。

私のB8 4.6のガソリンタンクは約100L。4619ccのV8エンジンですが、燃費はかなり良くて6速をうまく使えば、9.5km/lくらい走るんですね!(M3Bより良好)ですから、満タンで900キロは走れるんです!長距離乗っても給油の回数は節約でき、非常にこの98lタンクは重宝しましたね。

ただ、このタンク、給油にコツがあり、ガソリンの流速を控えて給油しないと満タンにならないんですね。流速を上げるとすぐストップがかかるんです。しかし、ゆっくり入れると、セルフの場合、5分くらいでタイマーが作動し給油時間切れになるので、二回に分けて給油せねばなりません。(一度限りのクーポン券などがあるときは満タンにできず損した気分=小市民)

また、有人ガソリンスタンドできっちり満タンにしてもらえたことは一度もありません。残20lくらいで、給油に行き75lくらい入るなあと思っても、3シリーズって60Lそこそこのタンクって皆思ってますから、私がたぶん70Lくらい入りますからといっても、店員さんは溢れかえるのを怖がってまず入れてくれませんでしたね。

ちなみに燃料計は、3シリーズ標準の63リッターを下回るまで微動だにしません。つまり、98リッターから63リッターに減るまで燃料計の針は、MAXに張り付いたままなんです!

今では懐かしいヘンテコネタです。。。

こないだの回で、今回はハンドリングのネタにするといいながら、ガソリンタンクネタになってしまいました。すみません。また書きます。

読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/12/05 17:07:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
2013年11月26日 イイね!

BMWアルピナ E36 B8 4.6 クーペ 2002年の話 その3 「このアルピナ、ほんとに速いよ!」

こんにちは。しんぼぽんこです。放映中のガンダムビルドファイターズ、現代版プラモ狂四郎、単純明快で、本当に面白いですね!ガンプラも盛り上がり、来年にMGターンXが発売されるとのことで、嬉しさのあまり、こんなタイトルになりました。スミマセン。。。

さてさて、今回は、B8 4.6の走行性能についての話です。癖のある油圧式ブレーキに慣れ、だんだんアクセルを踏めるようになってきました。

ビーエムと言えば、直6のエンジン。否定しません。しかし、このアルピナ4.6リッターV8エンジンに関しては、パワー、トルク、吹け上がり、そして燃費も含めて、個人的に知りうる限り最良のエンジンです。

V8エンジンでトルクが50キロ近いとなると、ATで良さそうなものですが、あえてきっちり好きなだけ回せるMT、しかも6段MTの設定なんですよね。

このMT、3速もおいしいですが、4速のレンジが広く、高速道路での4速は、目からウロコです。85キロくらいから1× ×キロまでフォローできるんです。めちゃくちゃ速いです!

当時、知人のポルシェ964ターボ3.3の100キロ超えからの加速に普通について行けましたからね。(抜かすことは出来ませんよ。悪しからず。)

アルピナ4.6、吹け上がりもスムーズ、回転は超なめらかで、それでいて下からトルクもりもり。本当に不思議なエンジンです。大トルクでぐいぐい押し出して行きながら、いつのまにかパワーゾーンにエンジン回転が到達して、比較的ハイギヤードなこともあり、びっくりするくらい息の長い加速(しかも速い)が味わえます。

トルクがべらぼうにあって、エンジンも良く回るので、そりゃ速いですよね。でも、それだけではない。アルピナマジックとも言えるバランス取りの良さがあると感じます。

市街地では、5速1700回転くらいからだっだっだっーと段々脈を整えながら、回る様は圧巻です。やみつきになりますね。また、高速道路で5→4速にシフトダウンしたときの吹け上がりの鋭さは、ほんとに4.6リッターもあるのか?というくらい尖ってます。そして踏み込むと小さな3シリーズのボディにV8エンジンですから、車重を感じさせず猛然と加速します。

アクセルオンオフに疲れ、巡航モードに入るとまた違う一面を見せます。直進安定性がノーマルのビーエムとは比較にならないくらいにいいんです。ベンツの突き抜けるかのような直進安定性によく似ています。それでいて速さは、ポルシェターボについて行ける位に速い。そして次回触れますがハンドリングは、直6のそれと変わらないくらいに自然な動きをします。とてもフロントにV8エンジンがあるとは思えないくらい、自然です。

ポルシェの速さ、ベンツの直進安定性、ビーエムの自然かつ絶妙なハンドリング、この三つを兼ね備えたあり得ないクルマ、これが、アルピナB8 4.6 なんです!

もうこんなクルマは出てこないでしょうね。寂しい。。。

先日、レンタカーでゴルフ7や最新のアウディA3スポーツバックに乗る機会がありました。最近のドイツ車の傾向で低圧ターボ車が増えました。ターボラグも少なくどんどんスムーズになり本当に進歩は凄いですよね。でも、低圧ターボ車って、どこか造られた感があるんですよね。のちに所有した135iもしかり。大排気量か小排気量かの是非はともかく、NA車の大トルクのフィーリングに勝るものはないと思っています。

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。

Posted at 2013/11/26 18:42:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
2013年11月02日 イイね!

BMWアルピナ E36 B8 4.6 クーペ 2002年の話 その2 「B8のブレーキは変わり者(物)!」

こんにちは。しんぼぽんこです。今回は、B8 4.6 の話です。

M3Bは235万円で結局売却。B8 4.6が我が家にやってきました。

契約前に嫁に話したのは、M3より走りがおとなしく、音もゆったりとした大排気量エンジンのクルマにするということ。5シリーズ540iあたりを連想させますが、来たのは、またまたお馴染みのE36クーペ。嫁は呆れていました。さらに金色のアルピナデコラインを見て、この線がお下品だ、と。でも、なんだかんだ助手席の乗り心地は、現在でもB8が一番のお気に入りのようです。(ワーストは、M3B、次に135iのようです。)

掌中に入れたB8でドライブした感想の一番目のネタはブレーキですね。

B8はブレーキの効きに癖があり、踏みにくい。スポンジみたいな感じです。これは、850i用を流用した油圧式ブレーキサーボのためだそうです。一般道では、あまりにジワーッと効くので一瞬効かないのか?と錯覚します。ただ、高速域での制動は一転鋭くなり大変頼もしいものとなります。ぐい〜んと踏み込みしろが深くその分自在にコントロールできる感じです。1××キロで、自在に踏み分けが出来るブレーキは凄いですね!また、踏み込んだときに車体は、ネコが後ろ足で踏ん張るかのごとくやや後ろに下がる感じで踏ん張るんです。四輪全体で沈み込む感じは、頼もしいですね。ガンと踏んで前のめりになるのではないんですね。

B8はE36エンジンルームにV8を入れたために、スペースがなくなり真空式マスターバッグ(丸い部品ですね)すらも入らなくなり、小型の油圧式にしたそうです。開発時のものすごい意気込みと並々ならぬ苦労を感じますね!

さすが、正規もの新車価格1180万!

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/11/02 11:41:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
2013年10月10日 イイね!

BMW ALPINA B8 4.6 coupe 2002年の話 その1 「3シリーズにV8エンジン搭載車、抜錨!」

こんにちは、しんぼぽんこです。
今回からアルピナB8 4.6 クーペの話です。

私は、今のポルシェ911に出会うまで、ずっとこのクルマに縛り付けられてきました。

それくらい素晴らしい凄いクルマでした。でも、手元にいつもあるとその良さや素晴らしさへの感謝を忘れるんですね。

アルピナって、そういうクルマなんですね。

後日、E46アルピナ B3カブリオレを購入しましたが、同じ轍を踏みました。

アルピナ、その存在への感謝を決して忘れてはならない。

その感謝を二度も忘れた私には、もうキーを手にする資格はないのかもしれません。

アルピナ、非常にハードルの高いクルマです。

前置きが長くなりました。本題にすすみます。

M3の不祥事のあと、久々にパラパラっとめくった中古車雑誌カーセンサーに、驚愕の1台が!

BMWアルピナ E36 B8 4.6!

知る人ぞ知る、V8エンジンを積んだ伝説の3シリーズ!

しかも、クーペ!

96年式、新車並行車、距離3.9万キロ、428万円!

新車並行なのは気がかりでしたが、プライスは魅力でした。

百聞は一見にしかず。

販売店に電話を入れ、在庫確認をして、M3で高速道路をひとっ飛びし、年配のセールスに案内されて、いよいよご対面〜。

B8専用品の真ん中が打ち抜きされたフロントスポイラーを見た瞬間、鳥肌が立ちました。想像以上に低く、凛々しい面構えではありませんか!

リヤのB8専用品のフィン付きデフューザーも渋い!中央には、「ALPINA」と刻印されています!

トランクを開けると、左右両端は垂直に内張が張られ、ノーマルのトランクより横幅が狭いんです。で、右端の内張を剥がすと、中には、フロントから引越してきたウォッシャータンクが配置されているんですね!

しかも、この個体は、トランク奥に盛り上がりがあり、はっきりと狭いです。

この盛り上がりは、燃料タンクですと説明されます。

燃料タンク容量が約35L増の98Lタンク仕様だったんですね!

並行車ならではですね!

長距離ドライブの多い私には、非常にありがたい仕様でした!この時点で購入をおおかた決意します。

セールスの勧めで、とどめに試乗をします。見慣れたE36のインパネですが、セルをひねり、かかりにくそうにしながらかかったエンジンの音は、E38 7シリーズ等のV8の音であります。

めちゃくちゃ違和感ありますが、この違和感こさが、B8 4.6の最大のウリでしょう。

M3の3割は重たいクラッチ(本当に重い)を踏み込み、巨艦を抜錨させます。

オーケストラを連想させる高貴なエンジン音をさせながら、巨艦は悠然と進みます。49キロという膨大なトルクのおかげで路面の抵抗は全く感じません。

少しフィーリングに慣れ、周りを見ると、エンジン音からこのクルマをしばし巨艦と錯誤していた自分に気づきます。

巨艦じゃない。おなじみのE36クーペじゃないか。。。。。
し、しかし、なんなんだこの感覚は!

凄すぎる!!

即決でした。

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。



Posted at 2013/10/10 12:33:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ

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しんぼぽんこです。よろしくお願いします。常にクルマメインの生活です。1996年から2009年の間にBMW車、BMW M車、BMWアルピナ車をMTメインで数台乗り...
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