かずぺろのブログ一覧

非常に高度に電子制御されているであろうヤリスクロスハイブリッド
運転支援や安全にかかわる装備が満載です。とにかく楽に安全な移動手段になってます。



そんなヤリスクロスの事でブログにどうしても書きたいネタがブレーキについて。

汚くてすみません。

ブレーキと言えば私は鉄道好き(鉄道オタク)でもあるのでプロの運転士のブレーキの扱いは素晴らしいものがあると思ってます。とにかく衝動を起こさないようにブレーキ圧力（電車なら電制連動）を速度に応じて調整してます。ブレーキの入れ始めから停止まで一定の減速Gでお客様がバランスを崩さない(転倒しない)様な運転です。
運転士の後ろで見ていると、ブレーキのかけ始めは強め（B5かB4）で停止直前は弱く（B2かB1）で停止している感じです。恐らく通常の自動車の運転でも停止時のブレーキ踏力は制動開始時と比較するとごくわずかで、停止に近づくにつれて踏力を緩めてると思います。

これがヤリスクロスの場合は違うんですねーブレーキの踏力は制動開始から停止まで一定でOK。いつものように停止直前にブレーキ抜くと、クリープ現象(死語?)で前に進んじゃいます。ですので減速開始から停止にかけてはブレーキ踏力を一定にしておくと停止まで減速Gも一定ですので、同乗者も前後Gの過度な変動によって気持ち悪くならないでしょう。

誰でも、ブレーキペダルを一定の踏力で踏む事によって一定の減速度になるようにクルマ側がコントロールをしてくれます（基本的に回生ブレーキ？）
これも運転支援の一環なんだろうなーと思ってます。慣れるのと気づくのに時間がかかりました。

ブレーキコントロールさえも人が積極的に行わなくても(誰が運転しても)同じ品質で停止まで持っていけます。感心しかない。

すっかり足として馴染んでしまったヤリスクロスですが、ある時このステアリングって径が小さく感じるけど何ｍｍなんだろう？と言う疑問が湧きました。と言う事で早速計測を。。。



10時10分の部分が少し太くなってて、この辺はこれまで33Rに付けてたMOMOのステアリングと同じで肌触りも良く気に入ってます。よくある大衆車のウレタンステアリングとは違います。（あれはああれでよい点も有るのでしょうけど…）


↑
こんな感じ、良いですねー

で何㎜なのよって話ですがおおよそ…

↑
355mm前後かと思います。へー社外ステアリング並みなんですねー
径が小さくなるとてこの原理が働きにくくなるので重くなりそうですが、全くそんな事は無く女性でもラクラクだと思います。モーターによるアシストだと思いますが、低速から高速まで自然です。

ちなみに私の33Rの現在装着ステアリングは350mmです、だいたい同じくらいですね。

装着画像が無かったので取り付け前の画像で恐縮です。

かつては小径が良いと思い込んでましたので320mmを短期間ですが装着してました。


サーキットで走行した際に、車両の評価をお願いしている先生のような方に小さければ良いってもんじゃないんだよ と教わり350mmの運用にしてます。320mm当時はタイヤも265でしたので、ステアリング操作が重かったですねーあとは小径のせいでステアリングがメーターの見たい部分ににかぶって見にくいとかもありましたね。乗りにくいと正確で正しい操作がしにくい≒不安全ですのでやはり適切な状態で乗るべきと言う事でしょう。

そういえばヤリクロはステアリングの位置を「チルト」「テレスコ」で調整できます。これ本当に素晴らしい。がっつりタイムを競うような運転するわけではなくても正しい姿勢で運転するために調整の幅が広いのは嬉しい。
今どきのクルマは当たり前の装備なのかな(笑)

昔は一生33Rだけ乗り続けるんだろうなーと思ってましたが、時は経ち、いつの間にやら車が増えて昨年度までに33R含めて3台持ちになってました。内訳は①33R、②ルークス、③12SR　です。全部日産でどれも大好きで大事に乗ってきました。でも身体はひとつなので、運用は偏ります。そして今年度は遂にお別れが発生しました。（今までは導入だけだったんですけどね）
１．12SRとのお別れ
２．ルークスとのお別れ
３．ヤリスクロスの導入
お別れと言っても家族に渡ったので何時でも乗車は可能な状況です。
私が維持メンテナンスに関わらくなる感じです。ヤリスクロスはルークスと交換なのでこちらも家族間のやり取りです。12SRは乗車頻度が極端に減ったので車好きの弟に打診して譲り受けてもらいました。と言う事で私は33Rとヤリスクロスの2台体制で2024年度からの運用体制となっております。ただ33Rは動態保存状態ですので実質ヤリクロ(省略します)1台体制ですね。

ヤリクロ(ハイブリッドの四駆)ですが、元来スポーティーカー一筋でやってきたものですからSUVやミニバンなんてものは絶対に縁がないカテゴリーだと思ってましたし、全く魅力を感じないのです（どうせ気持ちよく走れるわけがない、と思い込んでました）
下の画像のヤリクロのホイールアーチとタイヤの間隔が個人的にはまずあり得ないのですが、下げたらSUVじゃなくなっちゃう!?　そして速く走れそうには見えないですよねー思いっきりロールしながら走りそうですよねー



ところがコーナーが気持ち良いんです、スッと頭も入るし嫌なロールも感じなくて良い意味で裏切られた感じです(笑)　モーターなので踏んだ瞬間にドンとトルクもでますので待ちがない分、動きがイメージと一致します。絶対的な速さは33Rや12SRにはかなわないですが、気持ちよさは十分に感じます。
車体構造の良さもあると思いますが、アライメントがどうなってるのかなぁと言うのが気になります、後で掘ってみようと思います。ハイブリッド車両なので燃費も良いはずと思い、国道を400kmほど走るケースがあったので満タン法で計測したところ29.4km/リットルも走りまして驚きました。4WDモデルでは奇跡的な数値だと思います。燃費を特に意識せずにMODEもecoではなくノーマルでの走行です。




と言う事で今のところ気に入って乗ってます。でも好きなメーカーは日産でスポーティーな車が好きな事は不変ですので付けてるキーホルダーはニスモ(旧ロゴ)ですよ(笑)

今回も無事に継続車検が完了しました。毎度のことですが車高・マフラー音量がドキドキです。黒木さんの指示通り意識的に高めセットにして臨みましたが上限3kgと言われたそうです。音量も車検ごとにdb値が上がってます今回は99.8㏈でしたので34RなんかだとNGなんでしょうね。

さて前回の車検時にお色直しの話を書きましたがそちらも中登半端になってましたので改めて書いてみます。前回車検(2022年度)の時点で登録から25年を経過してクリアの輝きも無くなってきてたりセルフ補修の汚い点などいろいろあって部分的に板金塗装を実施しました。今回の車検(2024年度)でも前回手を入れなかった部分を補修してひとまず完了と言う感じです。同色塗り直しです。


↑
2022年度車検前の姿


↑
2022年度作業完了時の様子。リップも同色にしました。輝きが凄くて感動しました。そして受け取った直後に即再入庫させました。理由はニスモのエアロ（フロントアンダースポイラーⅡとサイドスカート）をどうしても装備したくなったためです。そしてニスモエアロも無事に装着して2年経って今年の車検です。


↑
入庫時の画像
ニスモのフロントバンパーは昨年度からオーダー中です。納期未定と言われて早いものでもうすぐ1年経過します。何年でも待てそうです(笑)


↑
細かいですがV-spec の文字も
新品にしたりしました。それ以外にもコンビネーションランプ、ガーニッシュ、トランクもやってます。リヤスポイラーは2022年度施工済み
↓


せっかくなのでノブも塗りました
↓


そして、また眠りにつきます。プリウスα用のボディカバーらしくドアミラーの位置が合ってませんね。
↓

昨年の夏の終わり始め
残暑が厳しい日に33Rのメンテナンスが終わって12SRと入れ替えのために実家へ行って12SRで自宅への帰り道の事件は起きました。



いつもの東北道を走行中に普段は５速でガンガン行けるセクションで「あれ？なんかチカラが無いなぁ…」と思ってたら急に吹き出し口から冷気が出なくなって「エアコン切った覚えなのにな…」ふとメーターを見ると


あー高水温だわーだからフェールセーフでエアコンオフったのね(賢い制御だねーと感心)パワーも落ちるはずだと一気に疑問は解決しましたが、まだ自宅までの道のりは長い、約300km弱　いったんスローペースでパーキングエリアを目指します。暖房全開・後席窓全開です。そこで気づいたのが時速90kmまで落とすと警告灯は消えると言う事。パーキングへ向かいながらこれは冷却水漏れとかではなく循環系だなと、そして何とか帰れそうだなと期待しました。
パーキングエリアで車を停めてLLCの漏れやホースの状態確認を行いましたが特段異常はなさそうでした。アイドリング中も電動ファンは延々と回り続けてました。ファンを回す閾値以上に高い水温が継続されているでしょう(警告灯は消灯中)あとで調べて分かりましたが、水温警告灯は114度で点灯、108度で滅灯だそうです。



とりあえず警告灯が点灯しないように走行して運転を継続することに決めて走り続けました。ちょっと速度を上げるとやっぱり点灯します。速度を下げると滅灯。登坂車線の区間は大変です、負荷が上がるので水温も上昇して点灯、申し訳ない気持ちで最低速度で走って抜けました。一般道に入ると常時滅灯で高速道路だけでの現象だとわかりました。そんなこんなで何とか自宅まで帰ってきました。夜ですがチーフメカニックへ一報を入れさせていただいたら、今から見に行きますよ、いやいやダメですダメです。の押し問答の末　来ていただく事に。。。

エンジンルームを目視して「サーモですね、恐らく」と言う診断でした。弁が開かなくなってる状態だと思いますと言う事でちょうど車検の時期でしたので交換してもらったら復旧しました。現状は特に後遺症(ガスケット抜けとか)もなく相変わらずオイルも食わない立派なエンジンです。

今回のトラブルは突然発症したが　予見が難しいと思いました。


故障した部品