208GTiに試乗してきました

さて、７月１日より発売になりました【プジョー２０８ＧＴｉ】試乗してきました。
（実は友人が購入したんで一緒に行ってきました）

208は何回か私のブログにも登場してます。

208GTi発表のブログ

208GT試乗のブログ

ざっくり言うと２００ｐｓで１２００ｋｇで６速ＭＴのコンパクトな車です。
こんな感じのクルマ

パワーと重量を聞いて
日産好きの私の感覚だと、「Ｒ３２タイプM」とか「ＰＳ１３シルビアＫ’ｓ」あたりかなといった感じです。

さて試乗です。まずは友人から。喜んで踏んでました。
私は恒例の後部座席チェックで後ろの座席に。２ドアなので乗り降りは大変ですが乗ってしまえば背もたれは角度を変えられませんが、シートの座った感じは良いです。なんと言えば良いのか、低反発枕のような感触なんです。これは斬新でした。身長１８０オーバーの私でもヘッドクリアランスはしっかり確保されております。こぶし１つ半はあります。後部座席の広さは３３Ｒといい勝負でしょう。イザという時に４人乗れるのは心強いです。

さて私の運転の番です。友人がずいぶんと低いギアで高回転をキープするような運転をしていたので私は、街乗りを意識した敢えて高いギアで低回転を使い、エンジンのフレキシブルさをチェックしてみました。１５００～２０００回転の間です。ターボ車なら眠たいゾーンですね。

そして208ＧＴではちょっと気になっていた２点
１、初期制動の立ち上がりのデリケートさ、もう少しリニアになってくれれば。
２、あとはちょっと足が柔らかいなーもう少し硬いと安心感が出ると思う。

この点がどう変化したのかが楽しみです。

走り始め、ＦＦなのでそこまでしっかり感は無いですが、悪くないシフトフィール、そして軽くて半クラ領域の広いクラッチ、いいです。
最初はあくまでも普通の街乗りを意識して踏みません。しかし普通に運転してもクルマが前に行こうとします。低いギアだとシュンと３０００まで軽く回ってしまいます。
（これについては後述）

さてエンジンは十分に低回転でもトルクが出ることがわかりました。
（ベタ踏みで回せばレッドまでタレる事無く回る事も確認、凄いね）

そして、ブレーキの初期制動も幾分マイルドになっておりました。当然踏めば効きます。足回りも専用チューニングという事でそれなりにＧＴよりは締め上げられてます。（個人的にはもっと締めてもいいくらい、それじゃぁ猫足じゃなくなっちゃうのかなｗ）

後は印象に残ってるのがパワステの制御、停止状態や極低速時のアシスト量が十分で軽々回りますが３０km/h～でしょうか、すっかりアシストは引っ込んで「しっとり」した素敵なステアリングフィールです。舵を入れた時のフィーリングも素直に「スッ」と頭が入ると同時に「ヨー」が立ち上がります。こういうコンパクトで軽量なクルマはコーナリングが楽しくないと面白くないですよね。

試乗のお土産をいただきました。


専用ブレーキ（Ｆ：302mm）、赤塗装のフローティングキャリパー



さて一個だけ注文を付けたい点があります。
ちょっと慣れてきたときにシフトダウン時にアクセルをあおって回転数を合わせてみたのですがＲでやるようにはうまくいきませんでした。なんかワンテンポ遅れるんです。エッ？何で？回転あがらないの？みたいな感じです
（ちなみにヒールトゥはペダル間隔が狭くて俺には相当難しそう）
走り始めに感じた妙な飛び出し感も最初はターボラグかなとも思いましたが
どうやら、【電スロ】ですね。この不自然な印象の原因は。まぁ乗ってれば慣れるんでしょうけど。。。
営業マンにこの車は電スロか聞いたら「そうだ」との回答でした。
今時の車は逆にワイヤー制御の車の方がかなり希少なんでしょうね・・・


ＲＣＺの運転席から、リヤフェンダーのふくらみがイイです。