
夏休みの小学生の体験作りに、長野県佐久市の山奥にある「日本で海岸線から一番遠い地点」へ。
下調べから熊の出没もあるとのことで、熊よけの鈴とスプレーも持参し、長袖長ズボン、グローブ、登山靴、トレッキングポール等の登山装備でトライ。
国有林の専用林道のゲート(一般車両通行止め)からアプローチです。
最初は林道然とした道だったけれど、途中から沢伝いのトレッキングコースになり、行程の後半から道は無く岩だらけの沢の中に入ってのプチ沢登りからの、狭い谷の中の倒木をくぐったり乗り越えたりして冒険チックな状態。
ところどころに「海から一番遠い地点」の案内板があるので、ほぼ道に迷うことは無いけれど、案内板が無い谷の分岐点もいくつかあるので、地図を持たずに入るには不安な場所で、携帯の電波は届かないので、あらかじめダウンロードしたGPS地図も併用しました。
倒木の量や岩場の見た目に圧倒されますが、落ち着いてルート選定すれば初めてでも登れます。
沢を登り切ると雑木林が一気に開けて、「日本で海岸線から一番遠い地点」の標識とともに説明書きの看板が設置されていました。
高低差は約300メートルなので大したことは無いけれど、ガレ場と倒木で歩きにくい行程なので、夏休みの小学生の息子には良い「アドベンチャー」になったと思います。
ちなみに、現地の標識を撮影して佐久市観光協会に送付すると、後日、到達認定書が送られてくるとか。
山遊びの最後には佐久市内の保養施設の露天風呂に汗を流しに。
そこからは真っ青な空に映える、地点到達のご褒美のような絶景の浅間山が見えました。
ブログ一覧
Posted at
2022/08/04 15:18:26