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2018年01月16日

超絶ディテールミニカーの世界 Part2(1/12スケール編)

超絶ディテールミニカーの世界 Part2(1/12スケール編)


1/43スケールの超絶ディテールミニカーをご紹介したPart1(こちら)に引き続き、1/18スケールは後回しにして今回は1/12スケールをお届けします。
1/12スケールは私のコレクションの守備範囲外の為あまり数を持っていないので、私の自作品を中心にご紹介します。



① Ferrari 312T, #12 Niki Lauda, F1 World Champ. 1975
これは市販ミニカーではなく、タミヤの1/12スケールのプラモデルです。
今から30数年前、私がまだ26~27歳位の時に1年がかりで組み上げたものです。今回久しぶりにじっくり観察しましたが、30数年経っても塗装に経年変化はほとんど見られず、ワックス掛けしてやったらピカピカになりました。


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キットのメッキ仕上げのウイングでは全く実感がないので、アルミテープを貼った後に研ぎ出しを行って、アルミ板金物のウイングを再現してやりました。
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アルミ、マグネシウム、スチールといった金属素材の違い、板金、機械加工、鋳造部品といった加工法の違いによる質感の相違を出来るだけ再現してやること、配線や配管類を可能な限り再現することをテーマに、持てる技術を駆使して挑戦した力作です。
ディテールの分かる写真満載の資料本が簡単に手に入りネット検索も出来る現在と違って、一本の配線の行方を探るのに苦労したり、ディテールアップパーツなどほとんどない時代なので、手芸屋さんや電気パーツ屋さん巡りをしたり・・・・、大変苦労しました。
若いころは根気があったな~(笑)
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② Maserati Tipo 61, #5 Stirling Moss/ Dan Gurney、1st 1000km Nürburgring 1960
今から15年以上前に、青山のMake Upという老舗ハンドメイドミニカーショップが発売したレジンキットを私が組みました。
4年半くらい前のブログ記事で紹介済みなので、古くからの読者の方はご存知かもしれませんが、みんカラを始めて間もないころの記事なので、再掲載させていただきます。

このキットはフルディテールではなく完全なプロポーションモデルなので、ドアやカウルは開きませんし、エンジンやサスも再現されていませんが、外から見える部分は非常に精密に再現してあり、こういうガレージキットにしては非常に高精度で組立て易かったです。

少々アンダー目で撮影してやると、言われないと実車写真に見えるかも・・・・。
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Birdcageというニックネームの由来となった鳥かごのようなスペースフレームは、コクピットから見える部分は実車に忠実に再現されていますので、配線や配管を追加してディテールアップしてやりました。
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ワイヤーホイールは、イタリアの模型職人ボシカが製作した手編みのすばらしい物がキットに入っています。
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マフラーの焼けもエアブラシ塗装で再現してやりました。
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③ Caterham Super Seven BDR
1994年に発売された、タミヤの1/12スケールプラモデルです。
プラモ発売当時に「モデルアート」という模型雑誌の表紙や巻頭記事を飾ったプロモデラー製作の作例そのものをヤフオクでゲットしたものです。

ボンネットやサイドパネルなどは、プラスチックではなく実車と同様のアルミプレス成型部品がキットに入っており、そのまま組立てても中々精密な仕上がりになりますが、この作品はさらに細部に徹底的に手を入れた逸品です。
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次回は、量産ミニカーなのに驚きの超絶ディテールを持った独CMC社や米exoto社の1/18スケールミニカーをご紹介する予定ですので、乞うご期待!!


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この記事へのコメント

2018年1月16日 22:02
素晴らしい仕上りですね❗
経年変化もなく保存状態もすばらし杉ます。

F1 1/12ビッグスケールモデルは、ルノーRE20ターボは作ったことあります。
埃がつき、テレビ台から落下、デカールandクリア剥がれで、いなくなりました(^^;
コメントへの返答
2018年1月16日 22:10
こんばんは!

私もルノーRE20は作りましたよ。
この312Tよりは出来が悪いですが、今でもアクリルケースの中で健在です *\(^o^)/*
2018年1月16日 22:14
312、本当力作ですね。
配線やホース類も加工されたんじゃ?
リアルです!
次回blogが楽しみです。
コメントへの返答
2018年1月16日 22:30
力作です!
自分でもよくこんなの作ったな、と呆れます(笑)

キットにも配線コードやホース類が入っていますが太過ぎてあまり使い物にならないので、電気パーツ屋さん、手芸屋さん、東急ハンズなどで探し出して来た物を使っている所が多いです。

今なら、別売りのコードやホース類、継手などが豊富に販売されているので、こんな苦労はしなくて済むんですが、歳を食うともうこんな作品を作る元気がありません(笑)
2018年1月17日 0:29
こんばんは。(^_^)

312T、本当に素晴らしいですね。
ディテールアップのお手本にしたい逸品です。
今ほど情報やディテールアップパーツもないなかで、本当に凄いと思います。

足元にも及びませんが…(^_^;)
僕も頑張ります。
コメントへの返答
2018年1月17日 9:49
ありがとうございます。

最近は便利な物も一杯売っているし、情報もすぐ入手出来るので非常に効率的ですが、一枚の細部が分かる写真を求めて色々な本や雑誌を調べまくったり、模型用ではない材料を探し出して来て工夫して流用したりする昔のやり方は、一直線に目的地には辿り着けないけど、途中の寄り道の過程も自分の知識や肥やしを深めることになるのでこれはこれで楽しいです。

私の方は最近はサッパリ手が動きませんが、TOSIHIROさんは精力的に製作しておられますね。
頑張って下さい!!
2018年1月17日 4:58
こんばんは
312T すごいですね
ここまで手を加えるなんて圧巻ですね

ワイヤーホィール 手組の物なんですね
いまなら手に入りませんね
お宝拝見させていただき
感動しました
コメントへの返答
2018年1月17日 9:57
昔はこんな大作を作る気力も根気も有ったんだな〜、と自分でも感心します(笑)

ワイヤーホイールはやはりエッチングパーツを組んだ物よりワイヤーを手編みした物の方が見栄えがしますね。
Tipo 61のレジンキットは、今では入手困難な幻のキットです。
2018年1月17日 8:30
おはようございます。

どれも、今でも走り出しそうですね~
マフラーの焼け具合良いですね!

そろそろ、輸送部隊も出場ですかね~爆!
コメントへの返答
2018年1月17日 10:05
おはようございます。

まさに「オイルとガソリンを入れたら今にも走りそうな模型」を狙って製作しました。
単に綺麗に組んだだけだと、ショールームに飾ってある車のようで、生きている、オイルの匂いがする感じがしないので、エンジンや足回りなどは適度なウェザリングを施してあります。
マフラーの焼け表現も、生きている車らしさを演出するのに有効ですね。
2018年1月17日 11:13
ご自分でも昔は作ってらしたんですね。

312T素晴らしいです\(^o^)/
agvのヘルメットも凄い作りこみで
感動しましたよ~

配管の話しですが、プロターの321Bは
燃料タンク他、全部つながってましたね。
軟質ビニール製なんでトホホでしたが(>_<)





コメントへの返答
2018年1月17日 11:30
はい、子供の頃から(当時は飛行機専門でしたが)プラモ少年でした。
中年になってミニカーに嵌まってからも、レジンキットやミニカーの改造・ディテールアップなどをポツポツやっていましたが、ここ数年はさっぱりですね (^^;;

プロターの1/12 F1キットも何個か持っていますが、もう死ぬまで完成することはないだろうな〜(笑)
2018年1月17日 16:20
ニキ・ラウダ 懐かしい。
この頃からモータースポーツが
好きになりましたね。
太っといタイヤ、ローフォルム
カッコ良かった〜
コメントへの返答
2018年1月17日 16:58
昔は良かった、なんて言うと年寄りの証拠ですが、ニキ・ラウダの頃からターボ時代を経てセナ、プロ時代くらいまでの車は、どれも個性豊かでF1が一番輝いていた時代ですね。
最近の、スポンサーカラーとロゴを外すとどれがどの車か判別不能のF1には1ミリも興味がありません(笑)
2018年1月18日 21:19
こんばんは♪
遅コメすいません。

ご自身でも制作されるのですね。
いんやぁ~、溜息しか出ない精密な出来です。技術がスバラシイ&うらやましい!

画像拡大して穴が開くほど見入ってしまいました。何時間でも見てられます!(^O^)
コメントへの返答
2018年1月18日 21:27
もはや昔の話ですね。
今やこんな細かい作業は目が付いて行きません(笑)
2018年1月18日 22:29
変態度も凄まじいですが、それよりもプラモ上手すぎます♪
コメントへの返答
2018年1月18日 22:41
自分で言うのも何ですが、子供の頃から結構手先が器用な上に、何でも追求し始めるとトコトン逝ってしまうという困った気性なもんで…(笑)

プロフィール

「4Cで広域農道攻めてたら、ミッションのオーバーヒート警告が出て(ミッション油温計は130℃😱)セーフモードに入ってしまい、パドル操作を受け付けなくなった😰 クールダウンして再始動したら正常に復帰したけど、暑過ぎです😓」
何シテル?   07/13 16:41
セクシーな赤いイタリア娘をこよなく愛するRosso Alfaです。 ちょっと古めのレーシングカーとそのサポートカー、トランスポーターのミニカー収集も趣味の一つ...
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