4Cの大きな欠陥の一つは、後方視界が極悪でLHDの場合は右斜め後方視界がゼロに等しいということです。
このままでは車線変更や高速道路での合流時などに危険なので、こちらやこちらやこちらで紹介してきたように、
① リアのカーボンルーバー内側にリアカメラを設置して、前後ドライブレコーダー+デジタルルームミラー(ミラーカム MRC-2020)に後方映像を表示。
② 右ドアミラ-に埋め込んだサイドカメラの画像を右Aピラー付け根に設置したサブモニターに表示して、ドアミラーの死角に入った車を視認できるようにする。
③ リバースに入れると、サブモニターの画像がリアナンバープレートの上に設置した純正バックカメラの画像に自動的に切り替わり、リアバンパー直近から後方の画像を表示。
という3カメラシステムを構築して運用して来ましたが、7年前の納車時から設置しているサイドカメラの画像が現在の目で見ると画質が悪い上、元々バックカメラ用のカメラなので画角が超広角で遠近感が極端に誇張されるため、事実上直近の車の存在確認にしか役に立たない、という不満がありました。
特に下の写真のように、道路沿いの駐車場や店舗から斜めに進入して道路に合流せざるを得ないような状況の時は、
リアカメラやサイドカメラも右から走って来る車の状況は映してくれないので、ほとんどバクチ状態で祈りながら合流するという大変怖い状況に陥ってしまいます。
そこで、右斜め後ろの状況をもっと確実に把握できるようなサイドカメラの改良に着手しました。
出来るだけ目立たないよう小型で、設置の自由度が高く、外部設置できるよう防水で、画角があまり広くないカメラを色々探したところ、Amazonでこちらの格安中華製カメラを発見しました。
ベース部分が44㎜x21㎜、高さが25㎜と小型で、カメラ部分を360°回転・首振り可能で、ベース部分を含むハウジングがゴム製なので曲面にも貼り付け可能です。
レンズの画角が良くわからないのですが、カスタマーレビューを見ると普通のバックカメラより画角が狭そうなので、試しに買ってみました。
設置場所を色々試行錯誤した結果、リアカーボンルーバーのこの位置に落ち着きました。
サイドカメラの映像はこんな感じで写ります。
欲を言えばもう少し画角が狭い方がもっと自然な遠近感になると思いますが、これまでよりもずっと右斜め後方の状況が良くわかるようになり、車線変更や高速道路合流時などの安全性が高まりました。
最大の効能は、前述したような斜め進入で道路に合流する時で、下の写真のように右から走って来る車の様子がやっと確認できるようになりました。
1,880円という格安中華製なので耐久性が心配な所ですが、不具合が出たらまたご報告いたします。
9/24付のブログ記事(こちら)でご紹介したように、1年以上前から公道走行では問題ないのに、3速、4速フル加速時にエンジンの息継ぎ現象が起こりサーキットを走ると遅いという現象に悩まされており、考えられる原因を色々潰して行っても中々ビンゴにならず困っていました。
9月のアルチャレでも2分を切るのに苦労する有様で、挙句の果てにエンジンチェック警告が点灯してこれにて終了~、となってしまいましたが、警告が出てくれたおかげでやっと犯人を捕まえることが出来ました。
岡山Dでチェックしてもらったところ、高圧燃料ポンプか燃料圧力センサーが怪しいということになり、両方とも新品に交換しました。
下の写真の赤丸印のところが問題の部品です。
交換後は、下道では特に違いを感じませんが、高速道路で踏み込んでみると一定速度に達するまでのアクセル開度が明らかに浅くなっており、高速燃費が2割ほど向上して純正状態の頃とあまり変わらなくなりました。
公道ではフル加速のテストは出来ないので、11/23に岡国で開催されたアルチャレ関西Rd.4に持ち込んでみましたが、フル加速時の息継ぎ現象は完全に解消しており、ホームストレートや2コーナー立ち上がりからモスS、バックストレートといったフルスロットルを持続する区間での車速の伸びが明らかに向上していることが確認できました。
(Photo by よっちゃん)
9月のアルチャレの時は一番速度が出るバックストレートエンドで180km/h後半しか出ませんでしたが、今回はベストラップを記録した時とほぼ同じ200km/h前後の最高速が出ており、エンジンは完全に復活したようです。
サーキットで不調だった原因は、高圧燃料ポンプの能力が段々へたって来て、高負荷時に燃料の供給が追い付かなくなっていた為と思われます。
(Photo by ぺけペケさん)
今回はタイムアタックへの出走台数が36台と多く、クリアラップが一度も無かったこともあってか、タイムはベストの2秒落ちの1’54”883でしたが、あとはドライバーの腕の問題ですね。
このイベントの最大の魅力は、芝生の上に単に車を並べるだけの普通の旧車イベントと違って、お宝級の車たちがクラッシュのリスクを背負って全開で鈴鹿サーキットを駆け回ることです。
後編ではこうした車たちの華麗な舞をご披露します。
今回はホームストレートだけでなくS字コーナーでも撮影を試みました。
<HFRクラス>
Lotus 59(1969)とBrabham BT15(1965)のバトル
Lotus 51A(1967)
Lotus 51C(1969)
<Upper Formulaクラス>
Williams FW12(1988)とFormula Renault 3.5(2004)のバトル
Mercedes 190E 2.5-16 DTM(1990)
Alfa Romeo Giulia GTA Corse (1965)
Alfa Romeo Giulia Splint GT Veloce(1967)
Delta DRM-F03 Racing Mini(1969)
Nissan Skyline 2000 GT-R(1970)
Mazda Familia Rotally Coupe(1968)
Alfa Romeo 1750GTV(1969)
Angellini Alfa Romeo 1750 Gr.2(1971)
Datsun SR311(1967)
Alfa Romeo 75 V6 2.5 Gr.A(1986)
Austin Healey Splite Le Mans Coupe(1967)
Alfa Romeo 1750 Spider Veloce(1969)
Alfa Romeo Giulia GTA Corse (1965)
昨年と同様、今年もコロナ過の為Suzuka Sound of Engineが中止となり、その代わりに11/12~13に無観客でヘリテージ車両動態確認走行会が開催されました。
manoueさんに関係者用のパドックパスを手配して頂いたので、今年もはるばる鈴鹿サーキットまで遠征して来ました。
今年はJAFの積車のお世話になることなく無事到着したmanoue号ですが、今年はドライバーの方が肩を痛めて一日目はDNS。
二日目はコレクター氏の息子さんが代役ドライバーとして走らせました。
manoueさんのお仲間のMichele.Tさんは、昨年と同様にHayashi 706 Honda(1973)でFL500クラスに参戦!!
コレクター氏は、エンジンをパワーアップしたCadwellでClassic GTクラスに参戦。
YASUO氏は、珠玉のAbarth OT 1300(1965)とAMS 171SPを持ち込んでいます。
いつ見てもOT 1300は美しすぎる~~~!!
<訂正>
manoueさんからご指摘があり、今回YASUO氏が持ち込んだのはAMSと#56 Angellini Alfa Romeo 1750 Gr.2で、OT 1300は別の方の車だそうです。日本にもう一台OT 1300が生息していたんですね。
狭角ヘッドエンジンに換装したのもAMSではなく、#56の方のようです。
この他にも、お宝級の旧車レーシングカーが一杯(#^.^#)
<Classic GTクラス>
先ずはGiulia軍団
Angellini Alfa Romeo 1750 Gr.2(1971)
Alfa Romeo Giulia GTA Corse (1965)
ノーマル車両だとスタイリングが微妙な75ですが、レーシング装束に身を包むと中々カッコイイです。
Alfa Romeo 75 V6 2.5 Gr.A(1986)
Austin Healey Splite Le Mans Coupe(1967)
国産車軍団も存在感を放っています。
Nissan Skyline 2000 GT-R(1970)
珍しいHonda 1300 Coupe9のレ-シングカーが2台参戦。
Coupe9の1300cc空冷4気筒4キャブエンジン。
珍しい初代シルビアのレーシングカー
Nissan Silvia CSP311
Mazda Familia Rotally Coupe(1968)
Porsche 906
Chevron B23(1973)
このクラスでは断トツの速さでした。
Mercedes 190E 2.5-16 DTM(1990)
<Upper Formulaクラス>
Williams FW12(1988)
後編(走行編)に続く
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