月日の経つのは早いもので、私の4Cも納車後3年が経過し、車検の時期を迎えました。
3年間の走行距離は55,632kmですので、年間平均18,500km走ったことになります。日本一かどうかは分からないけど、多分日本の4Cで3本の指には入る過走行車でしょう(笑)
この3年間を振り返ってみると、まずこの間に遭遇したトラブルは以下の通りです。
① キャッツアイ踏みが原因で、右前後輪のサイドウォール損傷(6,735km時)
右前後タイヤ交換
② 釘踏みによるスローパンクが原因で、高速道路走行中に右後輪がバースト(12,704km時)
右後輪ホイール交換
ピレリに嫌気が差したので4輪ともRE-71Rに交換
③ ツーリング中に飛び石を喰らい、フロントウインドウにクラック発生(20,500km時)
フロントウインドウ交換(車両保険適用)
④ フロントバンパー下のラバースポイラーの一部が千切れて垂れ下がる(29,603km時)
ラバースポイラー交換(有償修理)
⑤ 助手席側のサイドウインドウ作動不良(40,123km時)
レギュレーターユニット交換(保証適用無償修理)
⑥ ミッション(TCT)の異常警告灯点灯(49,044km時)
TCT制御プログラム書換え(保証適用無償修理)
⑦ 空調パネルの照明球切れ(53,510km時)
バルブ交換(有償修理)
この内①~④は4Cには責任の無いトラブルなので、信頼性は中々優秀だと思います。Mito以降のアルファは本当に壊れなくなりました。
大きな整備としては、過走行がたたって、2年8か月(51,466km時)でタイベル交換を行いました。
消耗品類は、特にサーキット遊びをするようになってから消耗が激しく、3年間でこれだけ交換しています(^_^;)
① エンジンオイル…11回
② エンジンオイルフィルター・・・・5回
③ ミッションオイル・・・・4回
④ ブレーキフルード・・・・3回
⑤ ブレーキパッド・・・・フロント:3セット、リア:1セット
⑥ ブレーキローター研磨・・・・フロント:1回
⑦ タイヤ・・・・フロント:18インチx4.5セット、17インチx1セット
リア:19インチx5.5セット、18インチx1セット
モディファイやチューンアップ関係で大きなものは以下の通りです。
① TPチェッカー(タイヤ空気圧監視システム)装着(12,704km時)
② エアフィルターをK&Nの純正交換タイプに交換(32,367km時)
③ フルバケ、6点ハーネス等サーキット安全装備装着(39,700km時)
④ G-Techサブコン装着(50,600km時)
⑤ 17/18インチホイールにインチダウン(53,510km時)
・・・・という訳で、日頃こまめに整備しているので車検と言っても特に交換が必要な部品は無く、サーキット遊びをするようになってからは、油脂類やブレーキパッドは純正品と縁を切っているのでこれまた交換不要ということで、車検費用(税込)は整備代32,087円、諸費用67,730円、合計99,817円で済みました(*^_^*)
ジュリエッタの時は油脂類や交換部品を除いた基本料金は整備代46,127円、諸費用69,740円、合計115,867円だったので、下廻りの洗浄&防錆塗装の必要がない4Cの方が安いという意外な結果でした。
車検の時にバッテリーも予防交換するケースが多いですが、鉛バッテリーのくせにクソ高い純正バッテリーに交換するくらいなら、この際軽量コンパクトで長寿命のリチウムバッテリーに交換することにし、岡山Dの営業さんご推薦のイタリア製Aliantのリチウムバッテリー(こちら)に換装しました。確かCGの長期テスト車もこれを使っていたと思います。
リチウムバッテリーは過充電や過放電によりセルが損傷しやすく(最悪異常発熱によりバッテリーが溶けたり発火したりする)、また使用中にセルバランスが崩れると性能低下するというデリケートな所が欠点ですが、Aliantのリチウムバッテリーには高性能なBMS(バッテリーマネージメントシステム)が内蔵されているので安定して使用できるというのが売りのようです。
Aliantのバイク・自動車用リチウムバッテリーは容量に応じてX1PからX8までラインアップされており、4Cと同規模のエリーゼはX4(税抜46,800円)が指定されているのですが何故か4Cは倍近い値段のX6(税抜98,000円)が指定されています(^_^;)
X6でも純正鉛バッテリーの240x170x190mmH, 16.0kgに比べて、148x134x133mmH, 2.50kgと大変軽量コンパクトです。
私の使い方ではバッテリーが過放電してしまう位長期間乗らないということはまずないのですが、リチウムバッテリーは過放電に弱いので、大事を取ってバッテリープロテクションも装着しました。
これを付けていれば、放電して電圧が11.9Vまで下がると自動的にカットオフしてくれるので、過放電によるセルの損傷を防止できますし、何とかセルモーターが回る電圧はキープできます。
マウントキット付属のアルミアダプターをバッテリーの上に載せて、純正バッテリー固定用のバンドで共締めすると、純正バッテリー用のゴム製カバーを装着できます。
バッテリープロテクションを付けているので少々収まりが悪いですが、リアウインドウ横のメッシュから侵入する雨水や洗車の水から+端子を守る役目は果たすでしょう。
純正バッテリーの16.0kgに対しX6が2.50kg、バッテリープロテクションが0.32㎏なので、約13.2kgもの軽量化を達成!!
4Cのバッテリー搭載位置は結構高いので、低重心化にも貢献するものと期待します。
掛かった費用の詳細は、整備手帳(こちら)をご覧ください。
はたして体感できるほどの違いがあるのかどうか、溶けたり燃えたりしないのか(笑)、等については今後のレポートをお楽しみに!!
1/43スケールの超絶ディテールミニカーをご紹介したPart1(こちら)に引き続き、1/18スケールは後回しにして今回は1/12スケールをお届けします。
1/12スケールは私のコレクションの守備範囲外の為あまり数を持っていないので、私の自作品を中心にご紹介します。
① Ferrari 312T, #12 Niki Lauda, F1 World Champ. 1975
これは市販ミニカーではなく、タミヤの1/12スケールのプラモデルです。
今から30数年前、私がまだ26~27歳位の時に1年がかりで組み上げたものです。今回久しぶりにじっくり観察しましたが、30数年経っても塗装に経年変化はほとんど見られず、ワックス掛けしてやったらピカピカになりました。
キットのメッキ仕上げのウイングでは全く実感がないので、アルミテープを貼った後に研ぎ出しを行って、アルミ板金物のウイングを再現してやりました。
アルミ、マグネシウム、スチールといった金属素材の違い、板金、機械加工、鋳造部品といった加工法の違いによる質感の相違を出来るだけ再現してやること、配線や配管類を可能な限り再現することをテーマに、持てる技術を駆使して挑戦した力作です。
ディテールの分かる写真満載の資料本が簡単に手に入りネット検索も出来る現在と違って、一本の配線の行方を探るのに苦労したり、ディテールアップパーツなどほとんどない時代なので、手芸屋さんや電気パーツ屋さん巡りをしたり・・・・、大変苦労しました。
若いころは根気があったな~(笑)
② Maserati Tipo 61, #5 Stirling Moss/ Dan Gurney、1st 1000km Nürburgring 1960
今から15年以上前に、青山のMake Upという老舗ハンドメイドミニカーショップが発売したレジンキットを私が組みました。
4年半くらい前のブログ記事で紹介済みなので、古くからの読者の方はご存知かもしれませんが、みんカラを始めて間もないころの記事なので、再掲載させていただきます。
このキットはフルディテールではなく完全なプロポーションモデルなので、ドアやカウルは開きませんし、エンジンやサスも再現されていませんが、外から見える部分は非常に精密に再現してあり、こういうガレージキットにしては非常に高精度で組立て易かったです。
少々アンダー目で撮影してやると、言われないと実車写真に見えるかも・・・・。
Birdcageというニックネームの由来となった鳥かごのようなスペースフレームは、コクピットから見える部分は実車に忠実に再現されていますので、配線や配管を追加してディテールアップしてやりました。
ワイヤーホイールは、イタリアの模型職人ボシカが製作した手編みのすばらしい物がキットに入っています。
マフラーの焼けもエアブラシ塗装で再現してやりました。
③ Caterham Super Seven BDR
1994年に発売された、タミヤの1/12スケールプラモデルです。
プラモ発売当時に「モデルアート」という模型雑誌の表紙や巻頭記事を飾ったプロモデラー製作の作例そのものをヤフオクでゲットしたものです。
ボンネットやサイドパネルなどは、プラスチックではなく実車と同様のアルミプレス成型部品がキットに入っており、そのまま組立てても中々精密な仕上がりになりますが、この作品はさらに細部に徹底的に手を入れた逸品です。
次回は、量産ミニカーなのに驚きの超絶ディテールを持った独CMC社や米exoto社の1/18スケールミニカーをご紹介する予定ですので、乞うご期待!!
皆様、明けましておめでとうございます。
本年も変態道に邁進する所存ですので、よろしくお願い致します!!
新年最初のブログは久しぶりにミニカーネタをお送りしたいと思いますが、今回はちょっと趣向を変えて、私のコレクションの中から驚愕のスーパーディテールを持ったミニカーを4回位に分けてご紹介したいと思います。
先ずPart1では、掌に乗る1/43の小さな世界に展開される匠の技をご堪能ください。
写真で見るとスケール感がよく分からないと思いますが、全て全長10cm足らずの1/43スケールミニカーです。
① Ferrari 250TR, #14 Olivier Gendebien/Phil Hill, 1st Le Mans 24hrs 1958
Renaissanceのレジンキットをベースに、LP Creationというプロモデラー工房が製作した1958年ルマン優勝車です。
エンジン等の内部ディテールは再現されていませんが、巧みな塗装と細部表現のおかげで写真に撮るとまるで1/18スケールのように見えますね。
半分垂れ下がったトノカバーの表現がリアルです。
② Ferrari 158, #2 John Surtees, 1st Italian GP 1964
Hondaが初めて参戦した1964年のF1で、John Surteesがワールドチャンプに輝いた車です。
Tameoのメタルフルディテールキットを、多分プロモデラーが組み上げたものと思われます。
③ Ferrari 312T, #12 Niki Lauda, F1 World Champ. 1975
ニキ・ラウダが、1975年のF1ワールドチャンプを獲得した車です。
青山の高級ハンドメイドミニカーショップMake Upが、1991年頃に自社ブランドで販売した超絶フルディテールメタルキットを組んだ物です。キットだけでなく完成品も少量販売された様ですが、多分これはその希少なファクトリービルド品だと思います。
まるで1/12スケールかと見まがうような、病的なまでの作り込みです。
④ Ferrari 312T3, #12 Gilles Villeneuve, 1st Canadian GP 1978
ジル・ビルニューブが1978年のカナダGPで優勝した車を、Tameoのフルディテールメタルキットで再現しています(多分アマチュアモデラー作品)。
⑤ Ferrari 312T4, #12 Gilles Villeneuve, 1979
ジョディ―・シェクターが1979年のF1ワールドチャンプを獲得した車ですが、このモデルはジル・ビルニューブの車を再現しています。
これもTameoのフルディテールメタルキットを(多分)アマチュアモデラーが組んだ物です。
⑥ Ferrari 126C2, #27 Gilles Villeneuve、DNQ Long Beach GP 1982
1982年のロングビーチGPを2位でフィニッシュしたが、リアウイングのレギュレーション違反で失格となったジル・ビルニューブの車を再現しています。
F.D.S.のかなり難物のフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組んだ物です。
⑦ Lotus 25, #8 Jim Clark, 1st Italian GP 1963
ジム・クラークが初のF1ワールドチャンプを決めた、1963年第7戦イタリアGPの優勝車を再現したこのミニカーは、Tameoのフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組み上げたものですが、これも1/43とは思えない再現度です(*^_^*)
⑧ Lotus 56B, #15 Dave Walker, DNF Dutch GP 1971
ガスタービンエンジン四輪駆動というチャップマンの野心作ですが、数戦走っただけで消えた失敗作です。
Tameoのフルディテールメタルキットを、Built Up Modelsというプロモデラー工房が組んだ物ですが、さすがプロの作品だけあって拡大しても全く破綻を生じません。
⑨ Tyrrell P34/2, #3 Ronnie Peterson, DNF British GP 1977
大成功した1976年シーズンから一転して不振にあえいだ、1977年シーズンのティレル6輪F1です。
Tameoのフルディテールメタルキットをアマチュアモデラーが組んだ物です。
⑩ Honda RA272 modified, #11 Richie Ginther, 1st Mexico GP 1965
Hondaが記念すべきF1初勝利を遂げた1965年メキシコGP優勝車です。
1994年頃に青山のMake Upから自社ブランドで完成品のみが少量販売されたミニカーですが、今となっては中々入手困難なお宝品です。
同時期にMake Upからレジン完成品のトランスポーター(Citroen U55)も発売されていましたが、これも素晴らしい仕上がりです。
引き続いて1/18スケール編、1/12スケール編もお届けする予定ですので、乞うご期待!!
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