てもみんのブログ一覧

実質的な旅行初日となった出発点は、真駒内からとなりました。
ところが、日本海を北上するヤツがよりによって札幌の南部に宿を取ってしまったため、札幌市内を抜けるのに１時間半近くかかってしまいました。

石狩新港の脇をとおってＲ２３１に入るころには１０時を回っていたでしょうか。

日本海沿岸になると正直言って景色は特に代り映えはしません。
進行方向左側は海、右側は山です。
小さい峠はいくつかあるものの、走りやすい平坦な道でした。

１２時過ぎに増毛に到着しました。
増毛駅内のおそばやさんで天そばをすすってきました。
ここは、かつて、ニシン漁で栄えた町だそうで、歴史的建造物が多数現存している町です。
写真は、その中でも特に有名な増毛小学校です。
昭和11年に建築された、現在に至るまで大切に使われている、道内最古の木造校舎だそうです。
内部への立ち入りは遠慮しましたが、とても立派な校舎でした。ニシン景気に沸いたこの地域の佳き時代を彷彿とさせる建物でした。

（以下次回へ）

船は２０時間の航海を終えてほぼ定刻どおり２１時に小樽に到着しました。

しかし、クルマごと下船のため、接岸の様子はさっぱりわからず、上陸の感動というのはあまり沸きませんでした。

小樽は３年ぶりだったんですが、さすがにこの時間だと人も少なく、宿泊先が札幌だったので先を急ぎました。

実はこの初日の宿泊先を探すのが結構大変で、ネットで宿の検索をしたところほとんど空きがなく、何とか近ツリがやってる「旅ツウ」で真駒内のＡＰＡホテルを確保しました。

宿までは結局オール下道で行きましたが、夜なので正直どこを走ってるのかよくわからないまま、地図を頼りに１時間ちょっとで到着しました。（ワタシのクルマにはカーナビがありません！）

ホテルの大浴場でさっぱりした後、晩酌と遅い夕食をホテルの居酒屋で取りました。
あんまし期待はしてなかったんですが、とりあえずカレイの一夜干しとたこのてんぷらは旨かったです。

北海道上陸初日は、こんな感じで過ぎていきました。

（以下、次回へ）

今回の旅の始まりは、９月１５日の夜です。

行き先は北海道です。
学生時代４回、社会人になって４回（＋１回…先日のねぶた見学のおまけ）とワタシにとって珍しいものではないのですが、今回は念願の自分のクルマで行くことが出来ました。

実は、学生時代からの夢だったのですが、当時はクルマを買うなんて贅沢は考えられず、社会人になって、なんとかクルマを手にした際には、今度は行く暇がないという「よくある話」を地でいっていました。

今回、４日間の休みで１０連休になる日程で休みを確保できたので実現することとなりました。（ホントはもう少し早い時期に行きたかったんですが…）

往復自走はいくらなんでも無理かなと思い、検討の結果、舞鶴から小樽行きのフェリーを使うことにしました。

東舞鶴港に到着したのが１１時過ぎ、乗船手続きはインターネット予約だったのであっさり終了、９月１５日中に船上の人となりました。

今回は、Ｓ寝台という、１段ベットの簡易個室を利用しました。
窓のない１段ベットの個室なんですが、入り口はドアはなくカーテンで仕切られているというちょっと不思議な船室でした。
２段ベットの２等寝台との差額が１，７００円という微妙な値段設定ですからやむをえない気もしますが、入り口にドアと室内にコンセントと椅子でもあればいいのになと思いました。

今回利用した「あかしあ」は１６８００トン、全長２２４ｍと日本最大級かつ時速３０．５ノット（約５５ｋｍ/ｈ）という最速のフェリーで、速度が速すぎて強風が吹き付けるため、航行中は船体の側面のデッキは立ち入り禁止になるというスゴイ船でした。（船尾にはバルコニーがありますが、強風対策を十分に施してあります。）

自分の部屋に窓がないのと、航路の関係で沖合を走ることから陸地がほとんど見えないため、正直船内では寝てばかりでした。（笑）
風呂は２回入りましたが、朝風呂では“全身に装飾を施した方”とご一緒することとなりました。（…怖っ）何も起こらなかったですが。
…ちなみに、２等船室のお客さんでした。てっきり特等室のお客さんかなと思ったんですが、風貌からして（核爆）

１時出発の２１時小樽着という完全に貨物をターゲットにしたダイヤのため、私の休み１日目はほとんど船内で過ごすこととなりました。

（以下、次回へ）