ポルシェAGは、フルモデルチェンジした新型911シリーズの“カレラ”と“カレラS”の写真を公開した。これらのモデルは9月13日に開幕するフランクフルトモーターショーでワールドデビューを飾る。
新型911は、デザインはキープコンセプトながら、空力性能の向上や軽量化、新エンジンの搭載などにより、スポーツカーとしてさらなる進化を遂げている。
デザイン面では、ホイールベースが100mm延長されたことと、全高が下げられたこと、ワイドトレッド化およびホイールハウスの拡大などにより、20インチのホイールが装着可能となった点などが外観の大きなポイント。細かなところではドアミラーの取り付け位置がドアの上端部へと移されるなどしてエアロダイナミクスの向上が図られている。Cd値は0.29を達成しているという。
ボディは、アルミ二ウムとスチールを組み合わせたインテリジェント構造の採用により、車体の剛性を高めながら、最大45kgの軽量化に成功した。
エンジンは、カレラには排気量3.4リッターのフラットシックスが搭載される。このエンジンは最高出力350psとリッターあたり100psを超える高出力を達成する一方、燃費はPDK仕様の場合で8.2L/100km(12.2km/L)を達成するなど燃費性能の面でも進化を遂げている。また3.8リッターエンジンを搭載するカレラS(PDK仕様)は、最高出力が400ps、燃費は8.7L/100km(11.5km/L)を達成。新型911シリーズでは先代モデルより最大で16%燃費が向上しているという。
これらの燃費向上に貢献する新技術としては、オートスタート/ストップ(アイドリングストップ)機能、熱管理システム、エネルギー回生機能などが挙げられる。またマニュアル車には、世界初の7速MTが採用され、これも燃料消費量の削減に貢献する。
0-100km/h加速タイムは、PDK仕様のカレラSの場合で4.3秒を実現し、オプションのスポーツクロノパッケージを装備してSport Plusボタンを押した場合、このタイムは4.1秒にまで短縮される。なお、PDK仕様車のカレラは4.6秒(Sport Plusの場合4.4秒)となっている。
装備面では、アクティブ制御のロール抑制システムであるポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)が911カレラSに初めて装着される。このシステムはコーナリング中に横方向の傾きを抑え、タイヤがより的確に路面をとらえられるようにするもの。これによりコーナリング速度を最大限に高められ、サーキット走行のラップタイムを縮めることができるという。
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