ポルシェ(Porsche)は6月8日、次世代EVスポーツを提案するコンセプトスタディ『ミッションX』をドイツのポルシェミュージアムで初公開した。ポルシェのスポーツカー誕生75周年を祝福する。
ポルシェでは、革新的なコンセプトカーが常に未来へのベースを築いてきた。スポーツカーメーカーのポルシェは、この伝統を受け継ぎ、最新のコンセプトスタディとして、ミッションXを発表した。ミッションXは、ハイパーカーを新たに解釈したものだ。ルマンスタイルのドアが前方に向かって上方に開き、高性能で効率の高いEVパワートレインを搭載している。
このコンセプトカーを量産化した場合、ニュルブルクリンク北コースで最速の市販車になることを目指す。パワーウェイトレシオ(1馬力あたりの車両重量)は、1kg/psが目標。現行の『911 GT3 RS』よりもダウンフォースを大幅に増加させる。バッテリーに関しては、現行『タイカン・ターボS』の約2倍の速さで充電できるようにするという。
ミッションXは、ポルシェ『959』、『カレラGT』、『918スパイダー』と同様に、未来の車両コンセプトを進化させるための重要な原動力になる、としている。
ポルシェ(Porsche)は1月26日、ポルシェのスポーツカー誕生75周年に合わせて、コンセプトカー『ビジョン357』(Porsche Vision 357)を初公開した。
1948年6月8日、ポルシェの名を付した最初のスポーツカーがナンバー登録を受けた。それが、オーストリア・カリンティア地方のグミュントで製造されたポルシェ『356 No.1 ロードスター』だった。この「グミュント・ロードスター」には、フォルクスワーゲン製の空冷1.1リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力は35psを発生。車両重量は585kgに抑えられ、最高速135km/hの性能を可能にしていた。その後、「356」シリーズは1965年までに、およそ7万8000台が生産されている。
ポルシェはスポーツカー誕生75周年に合わせて、コンセプトカーのビジョン357を発表した。ポルシェの最初のスポーツカー、356へのオマージュだ。パワートレインやプラットフォームは、『718ケイマンGT4 RS』がベース。ミッドシップに搭載される4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力500psを発生する。【Yahoo!ニュースより】
【追記】こっちの記事の方が細かく書かれてます。
ポルシェ、356を讃える「ポルシェビジョン357」初公開 同社スポーツカー誕生から75周年を迎える
ポルシェAGは1月26日(現地時間)、2023年にポルシェスポーツカーの誕生から75周年を迎えるのを記念して「ポルシェビジョン357」を発表した。今後、ポルシェスポーツカーの75周年記念イベントを世界各地で開催するとしている。
ベルリンで初公開された「ポルシェビジョン357」は、368kW(500PS)を発生する「718ケイマン GT4 RS」のプラットフォームをベースに、ポルシェのデザイン部門であるスタイルポルシェが「ポルシェ356」へのオマージュを捧げたモデルとなり、堅牢なデザインを現代に蘇らせ未来のデザインフィロソフィーを体現したという。
スタイルポルシェ責任者のミヒャエル・マウアー氏は「私達は、ポルシェビジョン357という非常に特別なバースデープレゼントを造りました。これは、ポルシェ356をベースにしたデザインDNAの重要性を強調しています。このコンセプトスタディは、過去、現在、未来を論理的に融合する試みです。プロポーションは歴史的モデルを連想させ、ディテールは未来への展望を視覚化します」と述べるとともに、「未来を創造的に考えることは、スタイルポルシェの重要な役割のひとつです。コンセプトスタディは、未来のデザインの糧となるアイデアの貯蔵庫です。私達は絶えず、モビリティの未来に向けてコンセプトの旅を続けています。ブランドの歴史は繰り返しインスピレーションの源となってきました。未来のコンセプトカーで伝統を振り返ることは、それほど逆説的なことではありません。創造の自由度も重要です。ここから貴重なアイデアが生まれ、一貫したデザインフィロソフィーを革新的な新しい方向に向けて想像するのを助けます」とコメントしている。
■ 911の60周年とル・マンの100周年もあるポルシェスポーツカーの75周年アニバーサリーイヤー
ポルシェAGの創始者、フェルディナンド・ポルシェ氏の長男として生まれ育ったフェリー・ポルシェ氏は、自身が夢見たスポーツカーである「ポルシェ356 “No.1”ロードスター」を1948年に製作。ポルシェは、ポルシェ伝説の基礎を築いたスポーツカーの誕生75周年を記念したイベントを世界各地で展開する。
記念行事は、ベルリンの「DRIVE. Volkswagen Groupフォーラム」にて1月27日に始まる特別展「Driven by Dreams. ポルシェスポーツカーの75周年」で幕を開け、2023年9月10日まで続く。この記念の年には、1963年9月のフランクフルトモーターショー(IAA)で発表されて以来、60周年を迎える「911」、6月10日と11日にサルトサーキットで開催される「ル・マン24時間レース」が100周年を迎えるという、2つの大きなアニバーサリーもあるとしている。
イベント名に掲げられた“Driven by Dreams”は、ポルシェブランドの本質を定義したものであるとし、さらにこのスローガンは、ポルシェを支える人々が世界中のお客さまの夢を叶えるために日々取り組んでいるアプローチを表す言葉としている。
ポルシェAGの取締役会会長のオリバー・ブルーメ氏は「ポルシェの75年は、先駆者精神、情熱、そして夢を表しています。私達は、夢に触発される人々とともに祝杯をあげます」と祝いのコメントを述べるとももに、「私達は伝統を誇りに思っています。それは、未来の成功のための基礎となります。私達はポルシェの伝統を革新と進歩に結びつけ、ポルシェの比類のない物語に、新たに特別な瞬間を加え続けています」と述べている。
ポルシェ、911ダカールの予約受注を開始。パリダカ初優勝車を想起させる2500台限定車
ポルシェジャパンは11月17日(木)、新型『ポルシェ911ダカール』の予約受注を、同日より全国のポルシェ正規販売店で開始したと発表した。
ロサンゼルス・モーターショーでワールドプレミアされた『ポルシェ911ダカール』は、公道での走行と同様に高いオフロード走行性能も併せ持つ最新の911モデルだ。1984年のパリ-ダカールラリーにおけるポルシェ初の総合優勝車を想起させる同モデルは、2500台の限定発売となる。
ポルシェ953を彷彿とさせる“ラリーデザインパッケージ”もオプション設定されている911ダカールにおいて、もっとも特徴的なのは911カレラのスポーツサスペンション仕様車を50mm上回る車高だ。また、標準装備される“リフトシステム”によりフロントエンドとリヤエンドをさらに30mm上げることも可能。これにより170km/h以下の速度で走行している場合は、「ハイレベル」設定を利用することでオフロードアドベンチャーを意欲的に楽しむことができる。
装着タイヤにはオフロード走行に適したピレリ・スコーピオン・オールテレーン・プラスタイヤが奢られた。フロント245/45 ZR 19、リヤ295/40 ZR 20となるこのタイヤは911ダカールのために専用開発されたものだ。トレッドパターンは9mmの深さがあり、補強されたサイドウォールとスレッドは2層のカーカスプライで構成されている。なお、オプション設定となるピレリPゼロのサマータイヤとウインタータイヤにおいても、2層のカーカスプライを備えた仕様となっている。
911ダカールが生み出すパワーは最高出力353kW(480PS)、最大トルクは570Nmとなっている。3リットル6気筒ツインターボ・ボクサーは0-100km/hを3.4秒で加速する一方、最高速度はオールテレーンタイヤを装着するために240km/hに制限される。
“ラリーモード”と“オフロードモード”という、ふたつのドライビングモードも911ダカールを象徴する機能のひとつだ。前者は起伏のある緩い地面に最適なモードであり、リヤ重視の4WDドライブが特徴。後者では車高が自動的に上がり、難易度の高い地形や砂地でのトラクションを最大限に引き出すモードとなっている。また、どちらのドライビングモードにおいても新しいラリーローンチコントロールが備わり、約20%のホイールの空転を許容することで、緩い地面での抜群の加速を可能にしている。
オプションに、燃料や折りたたみ式シャベル、トラクションボードなどのラリー装備品を積載することができるルーフキャリアや、ルーフテントを設定し、インテリアではリヤシートを廃しフルバケットシートを標準装備した『911ダカール』の価格は3099万円(税込)だ。なお、ホワイト/ジェンシャンブルーメタリックのツートンカラー仕上げを基本とし、任意のゼッケンナンバーを選択できる“ラリーデザインパッケージ”の価格は433万7000円(税込)となっている。
2シーター軽量スポーツ、ポルシェ「911カレラT」予約受注開始…価格は1640万円
ポルシェジャパンは10月19日、2シーター軽量スポーツカー、新型『911カレラT』の予約受注を開始した。7速MT/8速PDK、右/左ハンドルを用意。価格は1640万円。
「ツーリング」を意味する「T」の歴史は『911T』がホモロゲーションを取得した1968年にまでさかのぼり、初代911Tは1973年まで生産された。2017年になり、タイプ991世代でピュアな911として911カレラTが復活。以来、『718ケイマンT』、『718ボクスターT』、『マカンT』など、他のモデルレンジにも展開されていった。
新型911カレラTは、『911カレラ』と『911カレラS』の中間に位置するモデルとなる。パワーユニットは911カレラから引き継いだ最高出力385ps/最大トルク450Nmを発生する3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは7速MTに加え、8速PDKも用意する。リアシートと遮音材の削減に加え、軽量ガラスや軽量バッテリーを採用し、MT車の重量は8速PDKの911カレラよりも35kg軽い1470kg。エントリーレベルのエンジンを搭載する市販911としては最軽量となる。0-100km/h加速4.5秒、最高速度は291km/hに達する。
911カレラTは、リミテッドスリップリアディファレンシャルを備えたポルシェトルクベクトリング(PTV)、スポーツクロノパッケージ、PASMスポーツサスペンション(-10mm)、GTスポーツステアリングホイール、スポーツエグゾーストシステム、スポーツシートプラス(電動4ウェイ)を標準装備。専用装備としてチタニウムグレー カレラSホイールに245/35R20(フロント)と305/30R21(リア)サイズのタイヤを装着する。
エクステリアは、アクセントとなるダークグレイのディテールによって、他のモデルとは一線を画している。ドアミラー上下のトリム、新しいドアロゴとリアロゴ、リアリッドグリルのトリムストリップなどにはアゲートグレーを採用し、フロントガラス最上部もグレーに着色。スポーツエグゾーストシステムのテールパイプはハイグロスブラックで塗装し、ダイナミックな外観となっている。
インテリアは、マットブラックの装飾トリムと、ハイグロスブラックの装飾インレイでスポーティな室内空間を演出。オプションのカレラTインテリアパッケージでは、コントラストカラーのスレートグレーまたはリザードグリーンのセーフティベルトを提供し、装飾ステッチ、ヘッドレストのエンボス加工された911ロゴ、シートセンターのストライプにも同カラーが使用される。
車体色はソリッドカラーがブラック、ホワイト、ガーズレッド、レーシングイエローの4色、メタリックカラーもディープブラック、ゲンチアンブルー、アイスグレー、GTシルバーの4色を用意。さらにスペシャルカラーとして、チョーク、ルビースターネオ、カーマインレッド、シャークブルー、パイソングリーンの5色を用意する。
ポルシェ911GT3RS 新型、ニュルアタック…ベース車から10秒以上短縮
ポルシェは10月13日、2ドアスポーツカー『911』シリーズの頂点に立つ高性能モデル、『911 GT3 RS』(Porsche 911 GT3 RS)新型が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、6分49秒328のラップタイムを計測した、と発表した。
◆ベース車両の『911 GT3』よりも10.6秒速い6分49秒328を計測
ステアリングホイールを握ったのは、ポルシェのブランドアンバサダーのヨルク・ベルクマイスター選手だ。同選手は 、911シリーズの新しいフラッグシップモデルの開発に、深く関わった人物でもある。また、今回のラップタイムを計測するために、オフィシャルが立ち会った。
911 GT3 RS 新型には、オプションの「ヴァイザッハ・パッケージ」を装着していた。オプションのミシュラン「パイロットスポーツ・カップ2R」タイヤも装着。サイズは、フロントが 275/35R20、リアが 335/30R21だ。
新型911 GT3 RS は、1周20.8kmのドイツ・ニュルブルクリンク北コースを 6分49秒328で駆け抜けた。これは、ベース車両の『911 GT3』よりも10.6 秒速いタイムだ。ヨルク・ベルクマイスター選手は、「高速セクションでの速さは群を抜いている。トップクラスのレーシングカーと同じレベルだ。ブレーキについても、新基準といえる」と語った。
◆最大出力525psの4.0リットル水平対向6気筒エンジン
新型911 GT3 RSには、高回転志向の4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。最大出力は525psにパワーアップした。これは、主に変更されたカムプロファイルを備えた新しいカムシャフトによって得られたものだ。シングルスロットルインテークシステムとリジッドバルブドライブは、モータースポーツから派生した技術となる。
トランスミッションは7速「PDK」。全体的なギア比は、ベース車両の911 GT3よりも短くなっている。アンダーボディのエアインテークにより、サーキットで頻繁に使用される場合でも、トランスミッションは負荷に耐えることができるという。0~100km/h加速3.2秒、最高速296km/hの性能を可能にした。
フロントには、対向6ピストン式アルミ製モノブロック固定キャリパーと直径408mmのブレーキディスクを採用した。911 GT3と比較して、ピストン径が30mmから32mmに拡大され、ディスクの厚さが34mmから36mmに増加している。リアには、対向4ピストン式のユニットと直径380mmのブレーキディスクを装備した。新型911 GT3 RSには、センターロック式の軽合金製鍛造ホイールが標準装備される。
新型911 GT3 RSの重量は、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)などのさまざまな軽量設計によって、1450kgに抑えられた。ドア、フロントフェンダー、ルーフ、フロントリッドをはじめ、標準装備のフルバケットシートにも軽量なCFRPが使用されている。
◆レーシングカー由来のセンターラジエーター
大幅なパフォーマンス向上の基盤となるのが、センターラジエーターコンセプトだ。このアイデアは、レーシングカーの『911 RSR』に最初に採用された後、『911 GT3 R』へ拡大展開された。新型911 GT3 RSは、3つのラジエーターレイアウトの代わりに、大型のセンターラジエーターをフロントフードに配置した。これにより、両サイドにできたスペースを使用して、アクティブエアロダイナミクスエレメントを統合することが可能になった。
フロントの無段階調節式ウイングエレメントと2分割リアウイングは、他の空力対策との組み合わせで、200km/h走行時に合計409kgのダウンフォースを獲得する。このダウンフォースは、先代の「991.2」世代の2倍、現行の『911 GT3』の3倍に達し、285km/h走行時のダウンフォースは合計860kgに及ぶ。
ポルシェの市販車に初めて、「ドラッグリダクションシステム(DRS)」が装備された。DRSは、サーキットのストレートセクションで空気抵抗を抑えて高速を得るために、特定の作動範囲内においてスイッチを押すだけでウイングをフラットにできる。エアブレーキ機能は、高速走行中の緊急ブレーキ時に作動する。フロントとリアのウイングエレメントが最大に設定され、空力による減速効果を生み出してホイールブレーキを大幅にサポートするという。
◆ポルシェの市販車史上最大のリアウイング
リアには、スワンネックで支持された大型ウイングが付く。このリアウイングは、固定式メインウイングと、油圧調節式アッパーウイングエレメントで構成されている。ポルシェの市販車としては初めて、リアウイングの上端が車両ルーフよりも高く設定された。911 GT3から流用されたリアディフューザーは、わずかに変更されている。
ノーマル、スポーツ、トラックの3つのドライビングモードを備える。トラックモードでは、基本設定を個別に調節することが可能。とくにフロントとリアのリバウンドダンピングとコンプレッションダンピングは、それぞれを複数の段階で調節することができる。
リアディファレンシャルは、モータースポーツ由来の操作・表示コンセプトのステアリングホイールのロータリースイッチによって、迅速かつ直感的に調整できる。4つのロータリースイッチとDRSのスイッチがステアリングホイールに付く。ロータリースイッチを調節すると、インストルメントパネルにグラフィック表示される。プロフィール
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