ポルシェが、5月4日より工場の一部を再開すると発表した。従業員の安全を確実にしながら、工場もフル稼働させることができるように準備を進めているとのことだ。
メインであるツッフェンハウゼン工場と、ライプツィヒ工場での製造が増加していることを受け、すべてのスタッフも少しずつ現場へと戻っていく。また、製造、物流、材料の調達におけるプロセスについては労使協議会とポルシェのヘルスマネージメント部門で合意されている。
ポルシェAGの製造/物流部門に務めるアルブレヒト・ライモンドは、「再開は、従業員にとっても、カスタマーにとっても重要なシグナルです。私たちはこれまでもシチュエーションの分析やモニター研究などを重ね、柔軟な対応をしてきました。そして、今こそが元の仕事に戻るタイミングだと考えたのです」とコメントした。
工場で働くスタッフたちには特に細心の注意が払われ、決められた規定の中で作業を行っていく。例えば、最低でも1.5mの距離を他のスタッフと取る、指定されたエリアにおいてはフェイスマスクを付ける、というようなものだ。
また、ポルシェは防護服などに関して医療関係者や医療機関を最優先に考えており、‘Porsche helps’のプログラムを実施している。病院やフードバンクへの寄付を行っており、寄付のための予算は500万ユーロが掲げられている。
ポルシェAG CEOのオリバー・ブルーメは、「経済と社会システムを再び動かすには、大きな努力が必要になります。全員が貢献しなければなりません。どんな状況でも、ポジティブな考えを持つことは大切です。すべての危機は、新たな機会も生み出します。私たちは、その機会を最大限に活かしたいのです」とコメント。
ビデオ会議や、テレワーク、出張の禁止は引き続き適用されるとのこと。【Yahoo!ニュースより】
ポルシェ(Porsche)は4月27日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で外出できない子どものために、特設サイト「ポルシェ4キッズ」を立ち上げた、と発表した。
ポルシェ4キッズでは、さまざまなゲームやアクティビティが子ども達のアクセスを待っている。このサイトでは、ぬり絵や記憶ゲームをしたり、パズルや写真を検索したりできる。ポルシェ4キッズは、高い学習基準を導入し、ユニークなオンライン体験が得られるようにした。子ども達はウェブサイトで楽しむだけでなく、集中力を養い、遊びながら学ぶことができる。
さまざまなぬり絵のテンプレートを、ダウンロードして印刷できる。ポルシェのトラクターやフォーミュラEレーシングカー、ゲームなど、すべての子どもが選択できる。テンプレートは、すべての子どもがダウンロードできるようになっている。
12歳以上でクイズが好きな子どもは、ポルシェミュージアムの「eモビリティチャレンジ」に参加できる。このディスカバリーツアーでは、子ども達は電気モーターについて学ぶことができる。たとえば、電気モーターの仕組み、電気エネルギーが蓄電されている場所などについて、学習できる。「Socialize」セクションでは、ポルシェミュージアムのバーチャルツアーに参加することが可能だ。
また、「キッズドライビングスクールマガジン」を利用すると、親子が一緒に交通安全について学べる。その内容は、交通ルールや重要な標識、正しい自転車の乗り方など。子ども達のために、最終テストも用意されている。
ポルシェは4月23日、先代『911』(「991型」)の最終モデルの『911スピードスター』の最後の1台が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響を受けている人々を支援するチャリティオークションに出品され、55万ドル(約5920万円)で落札された、と発表した。
◆スピードスターは1952年以来の伝統モデル
「スピードスター」は1952年以来、ポルシェの歴史の一部となっている。ポルシェのスピードスターモデルの先駆けが、『356 1500アメリカロードスター』だ。同車には、ハンドメイドのアルミ製ボディを採用し、『356クーペ』よりも60kg軽量だった。最大出力70psの水平対向4気筒エンジンを搭載し、175km/hの最高速を誇った。米国市場向けに開発された同車は、わずか16台が製造された。ドアのスロットインウインドウ、折りたたみ式レインカバートップ、軽量バケットシートを備え、スピードスターデザインのいくつかの主要エレメントがすでに具現化されていた。
ポルシェは2010年までに、8つのシリーズとスペシャルモデルを、スピードスターの名称で生産した。1957年に『356A 1500GSカレラGTスピードスター』、1988年には初代911スピードスターが登場。2010年に356台が製造されたタイプ「997」の911スピードスターをもって、スピードスターの生産は中断されていた。
991型ポルシェ911の最終モデルが、911スピードスターだ。2018年6月、創業70周年を記念するコンセプトカーとして、『911スピードスターコンセプト』が発表された。ポルシェはその後、検討を重ねた上で、市販化を決定した。限定生産台数の1948台は、1948年6月に『356ロードスター』の最初の1台が登録されたことに由来する。
◆軽量設計のコンバーチブルトップ
911スピードスターの外観は、傾斜を強めたフロントウインドウと短いウインドウフレーム、これに合わせて縮小されたサイドウインドウなどが特長だ。これは、ポルシェ『356 1500スピードスター』などの過去のモデルを連想させるもの。フロントシート後方では、1988年の911スピードスター以来の伝統、「ダブルバブル」のカーボンファイバー製リアカバーが、ロールオーバープロテクション構造を覆うデザインを採用する。
911スピードスターには、軽量設計のコンバーチブルトップを装備する。軽量化のためにエアコンは未装備だが、無償オプションで装着できる。ワイドボディは『911カレラ4カブリオレ』がベース。フロントフェンダーやフロントフード、リアカバーには、軽量なカーボンファイバー複合素材を使用する。このカーボンファイバーコンポジット製のボンネットは、911 GT3より2kg軽量だ。フロントリップスポイラーは専用デザイン。リアスポイラーとリアバンパーは、『911GT3ツーリング』と共通とした。
◆自然吸気フラット6は最大出力510ps
シャシーは991型の自然吸気エンジン搭載の最高峰モデル、『911GT3』がベースだ。チタン製エグゾーストシステムも採用する。トランスミッションは6速MTのみで、シフトダウン時にはブリッピング機能が付く。4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力510ps/8400rpm、最大トルク47.9kgm/6250rpmを引き出す。0~100km/h加速は4秒、最高速は310km/hのパフォーマンスを実現する。このエンジンは、9000rpmという高回転域まで回る。
サテンブラックで塗装された20インチセンターロックホイールには、超高性能タイヤを組み合わせる。標準装備の「PCCB」(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)は強力で安定したブレーキ性能を発揮するという。このPCCBは、システム重量を約50%軽量化している。
◆落札金額は医療サービスや食事の提供などに充当
チャリティオークションは、RMサザビーズのオンラインオークションで4月15日11時に開始され、4月22日13時に終了した。オークションでは32回の入札が行われ、最終的に55万ドル(約5920万円)で落札された。オークションの収益は、ユナイテッドウェイワールドワイドの新型コロナウイルスコミュニティレスポンス&リカバリー基金に寄付され、地域の医療サービスや食事の提供など、新型コロナウイルスの影響を受けるコミュニティの支援に使われる予定だ。
なお落札者には、ポルシェデザインの限定ウオッチと、ポルシェのドイツ・ヴァイザッハのテストコースの見学ツアー、デザインチームによるオリジナルのスケッチを含めた専用ブックなどが進呈される。ポルシェカーズノースアメリカのクラウス・ゼルマー社長兼CEOは、「チャリティオークションで調達した資金が、今最も必要としている人々に直接的な変化をもたらすだろう」と述べている。【Yahoo!ニュースより】
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