ポルシェジャパンは5月18日、「911 タルガ4」と「911 タルガ4S」の予約受注を開始した。日本市場には右ハンドルと左ハンドルの両方が用意され、全車8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)を搭載。価格は911 タルガ4が1729万円、911 タルガ4Sが2060万円となる。なお、本国仕様については関連記事のとおり。
911 タルガは、革新的な全自動ルーフシステムを持つ。特徴的なタルガバー、フロントシート上方の可動式ルーフセクション、ラップアラウンド型のリアウィンドウを備え、ルーフの開閉に要する時間はわずか19秒。
水平対向 3.0リッターツインターボエンジンを搭載。911 タルガ4は先代モデルより11kW(15PS)増加の最高出力283kW(385PS)/6500rpm、最大トルク450Nm/1950-5000rpmを発生し、オプションのスポーツクロノパッケージと組み合わせた場合、0-100km/h加速は4.2秒(0.1秒短縮)となる。最高速度は289km/h(2km/hアップ)。
911 タルガ4Sのエンジンは331kW(450PS)で最大トルクは530Nm/2300-5000rpm。先代モデルよりも22kW(30PS)高い出力を発生し、最大トルクは30Nmアップし、0-100km/h加速は3.6秒(0.4秒短縮)となっている。最高速度は304km/h(3km/hアップ)。
両モデルともに8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)とインテリジェントな全輪駆動のポルシェトラクションマネジメントシステム(PTM)を装備。オプションは、ポルシェテクイクイップメントの豊富なラインアップと、ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーの新しいパーソナライゼーションオプションによって拡充される。
加えて、近日中に911 タルガの特別仕様車を予定しているといい、伝統的なスタイルの要素、時代を超越したデザイン、最先端のテクノロジーの組み合わせをさらに拡張するとした。
■水冷式クラッチとデフで進化した4WD性能
新型全輪駆動モデルの性能向上は、前車軸駆動の進化と大きく関係する。クラッチおよびディファレンシャルユニットは水冷で、強化型クラッチディスクを採用することで堅牢性と耐負荷能力を向上。また、クラッチの作動トルクを高めたことで、調整精度と前輪駆動の機能性が向上しています。全体として、PTM(ポルシェトラクションマネジメント)を搭載し強化された前輪駆動は、あらゆる路面状況下でさらなるトラクション向上に貢献する。
新型911 タルガの両モデルには、ポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステム(PASM)を標準装備。このシステムは、走行状況に合わせて減衰特性を自動的に調整して走行快適性とハンドリングを高め、手動で調整可能なノーマルとスポーツの2つのマップを備える。完全可変トルク配分の電子制御リアディファレンシャルロックを含むポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)は、911 タルガ4Sに標準装備され、911 タルガ4にはオプションとして用意される。
ほかの第8世代となる911と同様に、ポルシェウェットモードを標準装備。フロントホイールハウジングに取り付けられたセンサーが路面の水を相当量検知すると、コクピットに信号が送られ、ドライバーに手動でウェットモードに切り換えるように促す。ウェットモードでは、ドライビングレスポンスが状況に合わせて調整され、最大限の走行安定性が確保される。
911 タルガ4では、フロントに19インチのアルミホイールおよび235/40ZRタイヤ、リアに20インチのホイールおよび295/35ZRタイヤを装備。ブレーキシステムは330mmブレーキディスクおよびブラックの4ピストンモノブロックの固定式キャリパーを備える。4Sモデルでは、20インチのフロントホイールに245/35ZRタイヤ、21インチのリアホイールに305/30ZRタイヤを装備。ブレーキキャリパーはレッド塗装されたフロント6ピストン/リア4ピストンで、ディスクのサイズは前後ともに350mm。オプションでポルシェ セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)を装備することができる。
■現代的な解釈を加えたエクステリアデザイン
911 タルガのエクステリアは、8世代目のデザイン要素が特徴。より強調されたフロントタイヤハウスとLEDヘッドライトの間には、初代911のデザインを想起させる独特の凹みを持つボンネットを備える。リアは、幅広で可変展開式のリアスポイラーとシームレスに統合されたエレガントなライトバーを持つ。フロントおよびリアセクションを除いて、アウターパネルはすべてアルミ製。
インテリアは911 カレラを彷彿とさせ、明確で直線的なダッシュボードのラインと奥まった計器類が特徴。これは、1970年代の911モデルからインスピレーションを得たものだという。ポルシェの特徴である中央に配置されたレブカウンターに加え、フレームレスの薄型フリーフォームディスプレイが2つ設置され、ドライバーに多くの情報を提供。ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)の10.9インチのセンタースクリーンの下には、車両の主要な機能に直接アクセスするためのスイッチユニットが配置される。
ポルシェAGが運営するポルシェミュージアムは、第43回国際博物館の日となる5月17日(現地時間)に、Instagramでデジタルライブツアーを無料開催する。
このデジタルライブツアーは、2名のガイドがドイツ語と英語で1時間ずつ展示をガイド。ミュージアムには現在、5600m2を超える展示エリアに80台以上の車両が展示されており、ガイドたちは特別展示を閲覧しながらポルシェの歴史について触れるとともに、プロトタイプ、小さな展示品、レーシングカー、市販車の紹介も行なわれる。
最初のツアーはドイツ時間18時30分(日本時間5月18日1時30分)にドイツ語で始まり、ドイツ時間0時(同7時)から英語で始まる2回目のツアーを視聴できる。「全ての人のための博物館」という標語に忠実に、時間は意図的に通常の営業時間外に設定されたという。ツアーは日本語、中国語、フランス語、イタリア語、クロアチア語、ルーマニア語、スペイン語、ポルトガル語、トルコ語の各言語でも録画され、デジタルライブツアー当日以降にPorsche News TVで視聴可能となっている。
今回の発表について、ポルシェミュージアム館長のアヒム・ステイスカル氏は「旅行がかつてないほど困難になっている現状において、デジタルの多様性が従来にも増して重要になっています。ポルシェは、コロナ危機以降だけでなく、何年にもわたってデジタルにおけるサービスの拡大を一貫して推進してきました。私たちは『ミッション・フューチャー・ヘリテージ』に全力で取り組みます。ツッフェンハウゼンにあるポルシェミュージアムだけにとどまらず、ブランドの遺産と未来を示すために最新のチャンネルを活用したいと考えています」と述べている。【Yahoo!ニュースより】
タイヤ交換してきました。 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/04/30 20:43:00 |
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