ポルシェジャパンは6月23日、新型「911 カレラ GTS」「911 カレラ GTS カブリオレ」「911 カレラ 4 GTS」「911 カレラ 4 GTS カブリオレ」「911 タルガ 4 GTS」の予約受注を開始した。いずれのモデルもステアリング位置は左右から選べ、価格は1868万円~2199万円。
タイプ992の発売から約2年半を経て、911シリーズのラインアップにスポーティなGTSモデルを追加。8速ポルシェデュアルクラッチトランスミッション(PDK)またはリア駆動クーペモデルである911 カレラ GTSの専用装備としてショートストローク型の7速MTを用意するとともに、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を備えたGTS専用サスペンション、911 ターボ由来の高性能ブレーキシステムなどを装備。
軽量な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製フルバケットシート、サイドウィンドウとリアウィンドウの軽量ガラス、軽量バッテリーによって最大25kgの軽量化を実現するGTSで初採用の「ライトウエイトデザインパッケージ」(リアシートも取り外される)も用意した。
搭載する水平対向6気筒3.0リッターツインターボエンジンは現行911 カレラ Sと先代911 GTSを22kW(30PS)/20Nm上まわる最高出力353kW(480PS)、最大トルク570Nmを発生。8速PDKを装備する911 カレラ4 GTSクーペの0-100km/h加速は、先代モデルを0.3秒上まわる3.3秒を実現する。
GTS専用にチューニングされた911 ターボ由来のサスペンションは、PASMによってダンパーが瞬時にダイナミックな変化に応答。クーペとカブリオレにはPASMが標準装備されており、10mm低く設定されたスポーツシャシーを組み合わせる。911 タルガ 4 GTSにはPASMを装備した911 タルガ 4Sシャシーが採用される。
また、GTSのパフォーマンス向上に合わせて制動性能も調整され、911 ターボから採用されるブラックのフロント20インチ/リア21インチのセンターロック式軽合金製ホイールを装備。標準装備のスポーツエグゾーストシステムは、GTS専用セットアップと一部の車内断熱材の削減によって、さらにエモーショナルなサウンドを楽しむことができるという。
外観では多数のブラックまたはダークカラーのディテールが911 GTSの特徴となっており、911 タルガ4 GTSにはモデル特有のフープと“Targa”ロゴも含まれ、サテンブラックで塗装された追加のエレメントにはスポイラーリップ、センターロック式軽合金製ホイール、エンジンフードルーバー、ドアと車両リアの“GTS”ロゴが含まれる。
また、911 GTS全モデルはフロント、リア、サイドシルに特徴的なトリムを備えたスポーツデザインパッケージを備え、ヘッドライトのリムとデイタイムランニングライトの周囲はダークカラーで、ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDヘッドライトが標準装備された。
一方、室内ではGTスポーツステアリングホイール、モードスイッチ付スポーツクロノパッケージ、ポルシェトラックプレシジョンアプリ、タイヤ温度表示が標準装備されるとともに、電動4way調節機能を備えた標準装備のスポーツシートプラスは横方向のサポート、快適性、利便性を提供。シート中央部、ステアリングホイールリム、ドアハンドルとアームレスト、収納ボックスリッド、シフトレバーは全てマイクロファイバー素材のトリムでカバーされるほか。7速MTのシフトレバーを10mm短縮したことで迅速なギヤシフトが可能になっている。
そのほか新世代のポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)ではメディアメニューのタッチエリアが拡大され、ホーム画面のタイルの配置オプションを刷新。改良された音声アシスタントは自然な音声を認識し、“Hey Porsche”で起動することができる。
911 GT3にツーリングパッケージ
ポルシェジャパンは新型ポルシェ911 GT3ツーリングパッケージの予約受注を6月16日(水)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。
「ツーリングパッケージ」という名前は、1973年モデルの911カレラRSに用意された仕様に遡る。ポルシェは2017年に再びこのアイデアを復活。先代の911 GT3にツーリングパッケージを設定した。ポルシェは「控えめな表現とクラシックなドライビングプレジャーに対する大きな情熱を備えたトップクラスのスポーツカーとして愛好家たちを魅了してきました」とコメントする。
ツーリングパッケージにおいても、911 GT3のほぼすべてのオプション装備が用意される。エクステリアとホイールの全カラー、ポルシェ・ダイナミック・ライトシステムおよびポルシェ・ダイナミック・ライトシステム・プラスを組み込んだLEDヘッドライト、各種アシストシステム、セラミックブレーキ(PCCB)、フロントアクスルリフトシステム、全てのシートバージョン、クロノパッケージ、オーディオシステムがオプションに含まれる。日本仕様は6速マニュアルと7速PDKの両方が設定される。ハンドルは左右から選べ、2296万円。
外観 最大の違いはリアウイングレス
エクステリアにおけるポルシェ911 GT3ツーリングパッケージと911 GT3との最も大きな違いは、固定式リアウイングの削除である。自動展開するリアスポイラーが、高速走行時に必要なダウンフォースを生む。
サイドウインドウのハイグロス・アルマイト製シルバーのトリムストリップも外観上の特徴となる。フロントエンドは、エクステリアカラーと同色にフル塗装されている。オプションのエクステリアツーリングパッケージでは、これらのエレメントはサテングロスブラックで仕上げられる。この場合は、ヘッドライトモジュールはダークティンテッド仕上げになる。
ワイドなボディ、大径ホイール、技術装備の追加にもかかわらず、新型911 GT3の重量は先代と変わらない。マニュアルトランスミッション仕様車で1418kg、PDKで1435kgとなる。4.0L水平対向6気筒エンジンの最高出力は510ps。ポルシェ911 GT3ツーリングパッケージとポルシェ911 GT3は同値。炭素繊維強化プラスティック(CFRP)製のボンネット、軽量ガラスウインドウ、軽合金製鍛造ホイールは、軽量スポーツエグゾーストシステムとともに、軽量化に寄与する。
GT3ツーリングパッケージの内装
ポルシェは「911 GT3ツーリングパッケージは、インテリアにもクラシックスポーツカーの雰囲気を提供します」という。ステアリングホイールリム、ギア/セレクターレバー、センターコンソールカバー、ドアパネルアームレスト、およびドアハンドルがブラックレザーで覆われる。パーシャルレザーインテリアは、ブラックのステッチが特徴。シートセンターパネルはブラックファブリック仕上げで、ルーフライナーもブラックとなる。ヘッドレストには、ポルシェエンボス・クレストがあしらわれる。ドアエントリーガードと、ダッシュボードとセンターコンソールのトリムエレメントは、ブラック・ブラッシュ・アルミニウム仕上げ。
ポルシェデザインは、911 GT3ツーリングパッケージのオーナー向けに、特別な自社製クロノグラフも提供。フライバック機能を備えたムーブメントを搭載したこの時計のローターは、車両のホイールデザインを想起させる。コンフィギュレーションに応じて6つの異なるバージョンが用意されているという。アゲートグレーメタリックのベゼルは、車両の塗装仕上げに基づく。文字盤はマットブラック仕上げで、蛍光イエローのクロノグラフ針はレブカウンターのカラーと一致している。クロノグラフ911 GT3ツーリングパッケージ仕様には、「GT3」のエンボス加工を施したポルシェ車レザー製ストラップが装着される。
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