軍隊を海外派兵することに関する心がけ

少し前、ようつべで、

国連で働くひとで、PKOにも参加して、

国際和平のために活躍している人が、

この国の「防衛」？（「単なる日本国内部からの軍隊創設欲望」）

について、これは知っといてよ、というのを講演した動画があったのだが、

残念ながら、削除されていた。



興味深かったのは、「僕が和平交渉できたのは、非武装の自衛隊を連れて行けたから」

「火器を所持しない自衛隊というのが、よかったのである」

武器を携えていたら、軍隊であって、相手もいつ撃ってくるか分からないが、

丸腰の人間に銃口は向けない、というのだ。



「自衛隊は、軍隊ではなくて、警察である」

「自衛隊が、軍力を持たず、学校を作ることができるのは、軍隊ではなくて警察だからである」

「軍隊となったら、ひどいことになる」



軍隊を派兵して一番の問題は、火器を使用することにあるという。

IS掃討に出たとする。

難民が逃げてくる。そのあとをISが追いかけてくる。

ここで火器を使ったときに、銃弾に当たったのは、

難民か、テロリストか。



要は、民間人を「謝って」（恋も含む）撃ったとき、そのほか、

「軍律」を外れた非行があったときに、どう処罰するか、



国として、どう対処するのか、全く想定されていない。

その議論もなく、「軍隊を創設する」というのは、ダメだという。




そうですね。

軍隊を操る統帥権や軍律に関する議論がひとつもない。

とても過去に軍隊を持っていたとは思えない日本国。

国民も、何を思って、軍隊創設に賛成するのかな？



この人の講演を聞いて、「自衛隊」はとても軍隊とはいえないと思いました。

また日本国に軍隊を創設するのは、もっともっと法律論を尽くさないと

十分ではないと思います。