2019年02月06日
バルセロナのガウディ建築巡り
バルセロナにおける目玉観光は、ガウディ建築であろう。
当日券もあるけれど、待たずに入るには前売り券を購入するのが常套手段だ。
綿密に組まれた観覧順序に従って、前売り券を買えばよいのだが、
何せ、時間制である。
その見学にどれくらいの時間を割くべきか、移動時間はどれくらいか、
不幸にも間に合わなかった場合や、観覧時間延長となった場合には、どう対応するか。
などなどさまざまのことを想定しながら、ポチって行くのである。
しかしながら施設によって発売時期が異なるのである。
なので、度胸が必要。妥協も必要。
僕のケースを紹介する。
ガウディ建築として、
1)サグラダファミリア
2)カラ ミラ
3)カサ バトリョ
4)グエル公園
を考えた。当初現地実質2日(足掛け3日)の旅だったので、これが精一杯。
最終日、午前にグエル公園に開園前の無料入場できる時間帯に入るとして、
2日目に1)~3)を巡る段取りとして予約した。
観光日数が限られるので、朝一番から動く必要があった。
早朝パス(通常9時入場が、8時半入場。退場は自由なので、一番に入る(もしくは最終で入る)のが一番空いている)を選ぶことになる。
一筆書きで回るには1)→2)→3)かその逆、もしくは1)→3)→2)もしくはその逆が都合がよい。
最初に予約できるようになったのが、2)。
しかし、サイトに入ったときには、早朝パスが売り切れていた。これは困った。正直困った。
1)ないし3)で早朝パスを手に入れるのがよいことになるが、それが適うかわからない。
なので、時間を選べないのだ。
9時を選ぶことはできない。10時がよいのか??
いろんなパターンを思考する。
考え疲れた。
答えは出ないのだから。1)や3)の時間が決まらないと、2)の時間は決まらないのだから。
1)の観覧時間は2時間、3)の時間は90分を想定する。指導時間は1)→2)は最短20分、3)→2)は5分。
これでは先に進まない。
僕は答えを出した。
優先入場パスである。数ヶ月の期間、1回だけ自由時間で並ばずに優先入場できるパスである。
これなら時間指定なしに、到着したらその場で入ることができる。
これは意外と便利だろう。
慌てて買う必要も無かったのに、その場でポチったのであった・・・。
(残り1ヶ月近くなって、何も決まらないのも精神衛生上よくないもので)
次に3)が開いた。幸い、早朝パスを手に入れることができた。これはラッキーである。
通常パスの1.5倍のお値段だが、時間とゆったり観覧を手に入れたと思ったら。
これで、3)→2)→1)の順で回ることになった。
最終、1)が開いた。
開いたが、これも時差の都合で、午前を中心にもう満杯の時間枠がある。
1)2)の観覧時間を考慮して、午後1番(12時入場。15分前から受付開始)を選んだ。
8時半に3) 90分観覧で、10時に2) 60分間観覧、移動20分で、11時半に1)
午後2時過ぎからは、近くのサンパウ病院にでもでかけようかという算段。
これでOKか?
いやいや、これでは昼食の時間がないぞ!
そういうことになってしまった。
昼食時間(1時間)確保のためには、3)→1)→2)と無駄動きをしなければならないぞ。
相当に迷った。
現地に着いて、サグラダファミリアが見えるホテル(そんなのすぐにばれてしまうではないか)
に構えたが、辺りにはレストランなど見当たらない。お持ち帰りのすし屋(笑)とか
普通の小規模スーパーとか果てにはマクドとか。
どうみてもアップタウンではなくて、ダウンタウン的様相なのだ。
これはランチどころではない。
ファストフードで誤魔化すものだろう。
2)3)の周囲にも大した食事どころはなかったのだ。
結局、予定通り3)→2)→1)と周り、空いたおなかをマクドのセットを買って、ホテルに戻って
窓から1)眺めながら、優雅なのかどうか分からないうちにお昼を済ませて、
15時ごろ、予定より遅れて、徒歩でサンパウ病院へ向かったのであった。
(実際は、12月に1月シフトが示されて、正月休暇が増えたので、急遽航空券を変更(数万円で
足掛け3日から足掛け5日に増やせるならOK)、グエル邸やカサ ビセンスも巡りました。これは飛込みだったけれど、中心部からやや離れている立地と朝一番と最終で入ったので、スムーズに行きました。
日数が増えた分、満足度も上がります。
追記
サグラダファミリアの見えるホテルは、
娘との海外旅行の中ではもっとも高価なホテルであった。
ツインの部屋は、必要最低限の2倍の広さがあって、
調度品も程度がよかった。
新婚旅行などカップルの旅行にはもってこいだが、
屋上のバールは冬季は閉鎖中と思われる。
それでも小春を思わせる暖冬のバスセロナ。
ソファーにカップルが座り、愛を奏でているようであった。
通路ですれ違った日本人カップルは「評価はよかったのに、この程度なのかな」などと話していたが
こちら親子でバックパッカー(実際は2小カートだけど)のケチケチ旅行者は、もう大満足なのだな。
自炊好きだから、サグラダファミリアを眺めながらお部屋でマクドなんて、別天地だよ。
そのくせ、雰囲気に浸るカップルの脇で「うんこ」発言をするのは、申し訳ない・・・(笑)
バルセロナまで来て「うんこ」って聞きたくないよね・・・。
でもほんと、2人でこの価格(一人あたり1泊素泊まりだけど1万円しないの!)って
すばらいいよ。
全般的にバルセロナはフランスの半額という感じ。
ただし、入館料はめっちゃ高額ですよ!
(施設維持費が含まれるから)
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park espanol | 日記
Posted at
2019/02/06 02:27:55
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