馬鹿の壁はこの世にたくさんあるのだけれど、
佐賀はたくさん抱えている。
志賀原発に佐賀空港、
そして長崎新幹線である。
あれだけ、長崎新幹線に反対してきた佐賀県が
一転 GOサインを出してしまうから、
とんでもない事態に陥っている。
そう、走らせる車両が「ない」のである。
線路ができるまであと5年。
しかし、車両の開発が間に合うのか、、かなりやばい状態だ。
フリーゲージトレイン。
北陸新幹線にも導入予定であるが、こちらも、とても間に合いそうにない状況だ。
無理に走らせると、中国新幹線かドイツ新幹線のようなことになるので、やめたほうがいい。
(車軸か車輪が破損する)
あんな車両を開発する費用があるなら、在来線を改軌するほうがよかったのではいかと思わせる。
軸受けの上を車輪が滑って行くのであるが、
繰り返される軌間変更で、当然車軸と車輪内側は磨り減るわけである。
もちろん、オイルシーリングも破損するわけである。
現行新幹線の車輪は車軸と一体形成されているものを、
それをわざわざスリーピース化するわけで、高速走行上の耐久性に劣るのは当然。
こんなことぐらい、僕のような素人の、鉄人、でも容易に想像がつく。
人間、あるいは、技術大国日本が、
やってやれないことはないというのは
もはや夢物語。
さて、鉄道総研やらJR九州やら、長崎県やらが、どう慌てるのやら。
僕は見ものだと思っている。
一番の犯人は佐賀県知事で、
ついでは補助金を垂れ流す国とJR九州、それと建設を急ぐ長崎県全体と
佐賀県民ということになるな。
JR西日本の場合は簡単で、
国が福井先行開業という愚行に出たときは、万歳するしかない。
敦賀に来るときには、湖西線と米原までの北陸線を4線レールを敷いてしまえばいいだけの話。
今から取り掛かれば十分間に合う。
どちらからでもいいが、
たとえば、サンダーバードと貨物を湖東経由に変更。その間に湖西線を単線化して4線化。
のち元に戻して、同様に北陸線を4線化。
京都からは東海道新幹線に乗り入れ。京都~新大阪間なら、2本/時間なら増便可能でしょう。
新大阪駅のホームを増設。
(阪急の新大阪乗り入れは完全に泡と消える)
米原から名古屋は、こだまを名古屋止まりにして、その空きを「しらさぎ」に。
新大阪~名古屋間の各駅停車はひかりの1本/時に減便ですが、さほど問題はないでしょう。
まさか「こだま」を交直直通にはできませんからね。16編成のまま。東京発名古屋経由金沢・富山行き「こだま」ってね。無理でしょ。
湖西線がもったいないなら、北陸線だけ4線化すればいいです。
米原から新大阪まで乗り入れ。
すると米原乗換えですが、新大阪~名古屋の各駅停車は2本/時間になりますからね。
どうですか?僕の妄想鉄道。
敦賀~米原のスーパー特急。ミニ新幹線構想。
とても現実的だと思うのですがね。
安上がりだよ。
せっかく直流化したけど、この際、またまた25000Vに昇圧しましょう。
すると、山形新幹線か秋田新幹線のお古もらえば・・・
それが嫌なら、そのままの設計図頂いて、お安く新車が買えますもの。
う~ん、かなりイケてる発想だと思う。
大雪フリーゲージトレイン。
冬の寒さにゴムのシーリング。絶対割れる。
車軸が縮んで車輪にガタが来る。
見えた問題だよね。JR西さん。
金沢~高岡間の怨念だよ。
敦賀~米原のことは。
わかるね。
Posted at 2015/03/16 02:53:34 | |
トラックバック(0) |
Fe 鉄分 | 日記