2018年10月24日
車中泊に適した車は何か。
食事は晴れならどこでも摂ることができる。
屋根があれば何とかなる。
トイレつき駐車場は必須だ。
では、車=寝室の条件は?
フラットな面がある程度の長さ用意できたら満足だろう。
それゆえ、なぜミニバンやワゴンがそれと考えられるのか。
一人旅なら、横幅が広い車を選べばリアシートで横になれる。
手間がない。
だめならフロントシートがフラットないしそれに近くなるものを選べばよい。
リアシートを畳んで、ラゲッジと併せてそれなりの長さが得られたらいい(対角線でもいい)
さて、娘と二人旅。
身長150cm少しの娘をリアシートに、僕は助手席を倒して座面を一番高くして
リアシートと干渉を防ぐ。
なんとか足が伸びるか。
そこに羽毛布団が4枚。これで放射冷却の明け方、標高1500m、気温零度にも耐えることができた。
5時前車外のブザー音(山頂でご来光を見ようとする先達者の車が煩いのである)で目が覚め
トイレに立ったあとの車内温度が一気に下がり、窓の露が布団に付いて寒くなったという
失敗はあるが、他車のように掛け物無しに夜通しアイドリングをして暖を取るなどという、
登山に来ていて反環境主義を行うなど、自己矛盾で到底許容できない事態には陥らず、
二度寝ののち朝日とともに目覚め、熟睡を得る。
運転席で寝ないのは、ステアリングのため布団が一枚も足元にかからないからである。
布団は2枚はルーフを開けた状態のラゲッジに入り、残りはリアシートに。
これで40km/hまでならオープンで楽しめた。それより高速になると、布団が飛び出そうとするのであった。
かつてJZXのリアシートで今はなき「たこフェリー」(明石海峡を結ぶ)にて15分の乗船で熟睡したことがある。
ST200で、秋深まる武田神社(甲府)では少しの掛け物で寒さに震えた。
今回の経験でどんな車でも足を伸ばして眠れる空間と暖かな布団さえあれば十分車中泊ができる
(暑さの時期を除く)とわかった。
但し、布団を2枚もかぶるとルーフにまで布団嵩があり、布団で窒息死そうな様子となるが
馴れれば快適である(だからこそ暖かさが保てるのであろう)。
席がフルフラットになるかつ布団が積める車種を選べば間違い無し。
宿泊費を抑えた自由な旅が待っている。
(個人的には青春18きっぷを使って、しっかりホテルで寝るほうが好きだ。
山など宿泊に困る場合には利用したい手段だ)
Posted at 2018/10/24 22:34:49 | |
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MB5254 2 | 日記
2018年10月24日
懇談会でアジった件について
相当遅くなったけれど、記憶は確か。
子供たちの机で円陣を組んで5人。
担任「運動会、合宿と続いて、子供たちは疲れていませんか」
一同無言。担任と僕が順番に母親たちの様子を伺う。「はい」「いいえ」すら発言がないので
僕が応える。
「とんでもない。我が家は登山、美術館と毎週のように出かけています。疲れなんてありませんよ」
(実際9月から、大山、月山、運動会、穂高、合宿、模試、美術館、大台ケ原と6週のうちにイベントが8回。
続けて、次の週末も0泊3日の美術館巡りの旅で、7週連続9回となる)
周囲の反応無し。
「驚嘆の感動詞」ぐらいないのか。
僕は続ける。本当は担任の発言の順番だか。
「先生こそお疲れでしょう。ブラックで。娘から夜10時まで働いていると聞いたがありますよ。
公務員は法律の実現のために、法律に則った労働環境があります。しかし教員はどうでしょう。
社会に生きる子供たちの手本となる教員がそれでいいんですか?」
「そもそも先生は、どのような哲学で教育をなさっているのか。児童はどのようにあるべきか。
教育はどのようにあるべきか。理想像なくして教育は成り立たない。」
実際、そうである。異論はあるまい。
「僕は日教組はよいか悪いか分からないけれど役割はあったと思うよ。僕は全人教育という言葉が好きです。
(全人教育とは、一般には、知性だけでなく教養(文化芸術)も嗜むこと、そうした人格形成のことを指すらしい。しかし、私はそこに付け加えて、「生活者としての能力=家事一切に関わる能力」の
獲得も含ませるのである)
だから僕は、家事もするし、このかばんも作るし、(もちろん勉学、文芸もだがそれは省略した)
一体、学校では何を教えているのか」
「PTAというものがある。あれは通学の安全だとか給食がどうだとか、そんなことはどうでもよく、
子供たちの教育がどうあるべきかを喧々諤々議論するところである。しかるに全然機能を果たせていない。
教員もPTAの一員なのだから、もっと発言すべきである。労働環境も含めて、教育を見直すべきである」
このあたりで、2人の母親が小声を掛け合って退室して行った。
「あの人たちは何か意見がなかったのだろうか。何かいうことがあったはずだが」
アジテーションは更にヒートアップする。
(続く)
Posted at 2018/10/24 21:13:40 | |
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家族模様 | 日記