情熱開放のブログ一覧

フランス西部で新規路線開業と記事にあったので、

調べると、

昨年夏にストラスブールまで開業、

今年はボルドーまで伸びて、パリはモンパルナス～ボルドーが最速2時間4分に。1時間以上の短縮に。

これは使えるかも。

でも、SNCFも次第に経営が悪くなるだろうなあ。

在来線で220km/h。TGV専用路線で320km/hか。その差1時間。どうなんでしょうか。

微妙。350km/hまで頑張るのかな？

線路脇の豚さん、飛ばされないでね（笑）

（オランドさんの前の立て札にも、TGV（正式名称で）・・・と書いていますね。

写真は幕間の休憩時間、オープンテラスで紅茶を頂きながらの撮影である。


オペラ「カルメン」　夢にまで見た「カルメン」　（もちろん、ようつべではいくつもの脚本で見ているけど、

実際に夢で見たことはない（笑）。


開場には間に合わなかったが、開演には十分間に合った。


受付を過ぎててロビーは既に紳士淑女（年齢層は高め）でいっぱいだった。

（新国立劇場では、青少年に対して特別割引をしているがなかなか観劇には至らないようだ）

（若者世代への文化の継承はいかばかりか）

もちろん、オペラの観劇費用は高い。

交通費も含めると相当なものだ。

地方からはおいそれと通いつけるものではない。


私だって一張羅（といっても普段着になっている正絹だが）で見栄を張らねば（笑）


同じコンサートでも、アイドルとオペラでは、天と地ほどの差があるように思うのは、傲慢ですか？




場内を散策。3階4階まで或る客席、楽団席・・・さくっと写真に収める。

ひとりの中年が詰め寄る。

「写真撮ってもいいのか？」「だめだろう」

開演間近のアナウンスが入る。

「ほらアナウンスでも撮影するなといっているだろう」

「上演中はダメだといっているだけだろう」

「写真消せよ」


煩い親父である。あんたの不利益にはならんだろう。

先ほどから撮影しているが、職員からの指摘はないぞ。

撮影禁止を言えるのは、職員だけだろうに。


「やめてお父さん」

「違う。いうべきことは言うのだ。こんな事で負けてどうする。意志を通せ」


しぼむむすめに隣の紳士が声をかける。

「せっかく来たんだから、楽しんでいきなよ」


さあ指揮者が指揮台に立った。タクトが振り下ろされた。

緞帳が上がる。開幕だ。

都庁は一段高い段のうえに聳え立ちひたすら見上げないと全体がカメラに収まらない。

オペラシティは54階でなんとか収まった。

ここまで上り坂に行く手を阻まれ、時間を食ってしまった。

お昼過ぎの開園前に昼食を済ませる手はずだった。

オペラシティを裏から入って、そうそうに展望レストランへ行く。

時間がないので、中華にする。注文時にせかせておいた。

いざ、と3階のホールに向かいチェックインの列に並ぶが、些か違和感を覚える。



訊くと目的のオペラは隣の新国立劇場であるという。



てっきり、新国立劇場のオペラ劇場をオペラシティと呼野かと思ったら。差にあらず。



開園時間が間近。走って隣の新国立劇場を目指した。



なんとややこしい名づけをするものだ。

NRTからTOKYOへは900円バスを利用。

初台のオペラシティまでの時間に余裕があるので散歩する。

大手前から皇居、国会議事堂を巡り、丸の内線に乗ることにした。


東京駅。辰野金吾。むすめの口からそのことばが出てきたときは嬉かっら。

つい先日のことだが、小樽の旧日銀での学びが活かされた。

北側ロビーの天井にも小樽の旧日銀と同じように

漆喰のコテの技で模様が描かれている。

干支ではないようだが、幾種類かの動物が描かれていた。

駅舎は修復されたと聞くが、駅前の工事はなかなか進まない。

一昨年の秋に比べたら、よほど整理がついてきてはいるけれど。




ところで東京は坂の街である。坂、というよりは、谷の街、だからこその坂。



東京駅から国会議事堂までは上り坂。

意外と時間がかかってしまったのである。



これは新宿から初台まで都庁を経由して歩いたときも同様に感じた。

等高線は調べなかったが、

初台という地名に、上り坂だろうなあとは冊子がついたのだが。

京王線130円をケチったのと、「伏魔殿」を目に納めておこうと思ったまでである。

先日来、労働基準監督署のことを書いているが、

その折、労働繁忙に体力を消耗、精神力に悪影響を来し、1週間の病欠を得た。

病気休暇の終了翌日の土日（出勤は週明け月曜となる）に東京へ出かけた。

そして病気休暇のお詫びにと東京で手土産を求めて出したら、

ブーイングだった。

きちんと「何ヶ月も前からも予約していたオペラに行った。ご容赦くだされ」という主旨の

書置きをしておいたものを、早々に撃ち捨てられて、クッキーだけが残されている。

大事なのはお菓子ではなく、書き物なのに。

もののこころのわからぬ人に何を求めても通じないのは道理と諦める。


機中より眺めた富士は美しく孤高であった。






追記

カルメンという、名の知れた演題でも、講演は３年以上間を開けて行われる。

新国立劇場会員でないものがS席を予約しようとすると、舞台袖の数席しか用意されていない。

発売開始とともに躊躇なくポチらないと、見ごたえのある舞台を楽しめない。

そういう事情がある。