
日本各地のみならず 世界のラーメンを現地に行かずとも
館内で食べれるフードテーマパーク
「新横浜ラーメン博物館」(横浜市港北区)
通称「ラー博」
全国にあるフードテーマパークの先駆け的存在として
1994年3月にオープンしました

平日なのと昼食時間帯を外れた頃の入館だったので
各ラーメン店舗の待ち時間は0分の表示でした
入館するのに入館料がかかり
各店舗で飲食するときにも別途料金がかかります

メインは地下
古ぼけた階段を下りていくと・・・

どこか懐かしさを感じる昭和中期頃の街並みにタイムスリップした感覚になります
1958年(昭和33年) 初めて大ヒットしたインスタントラーメン
「日清チキンラーメン」の発売が開始された年にちなみ
昭和33年ごろの街を再現してあり
街の中のラーメン店という設定で9店舗が点在しています

映画館の手書き看板は見れなくなりましたね
映画の入場料金の看板に大人170円と書いてありました
昭和33年当時はこの値段だったのでしょうか?
現代は1800円なのでおよそ1/10ですね

白黒の街頭テレビ
プロレスのビデオが放映されていました

物干し竿に洗濯物が・・・
細かいところの演出が面白いです
ラーメン屋に入ります
まずは1店舗目

熊本ラーメン「こむらさき」
九州らしくトンコツをスープに使ったラーメンです

店内には熊本弁の書いてある暖簾がありました
熊本県出身の森高千里
「この街」で熊本弁のセリフが出てきますね

ラーメン博物館の各店舗では他の店を回って食べ歩きする人向けに
メニューに小さめサイズのラーメンがあります
ということで「ミニラーメン」を注文

やや細めのストレート麺
焦がしニンニクチップがいい香りです

街を散策しているとカメラ屋がありました
ショーケース内には二眼レフカメラや映写機など
古いカメラが並べられて
皇太子時代の天皇陛下が表紙になった写真誌も飾られてました

軒先の路地には石筆で書いた丸印
「ケンケンパ」のフレーズが蘇ります
木製電柱なんてもう見かけませんね

ダイヤル式の公衆電話ボックス
携帯電話やスマートフォンが普及した現代
設置されている箇所もかなり減りましたね

駄菓子屋「夕焼け商店」
ラムネ菓子や10円ガムなどが売られていました
数百円でたくさん買えます

パチンコ店のネオンは「パ」の電飾が消えやすいので
それを再現すれば面白いのに・・・
ラーメン屋2軒目

山形県 赤湯からみそラーメン「龍上海本店」

「ミニからみそラーメン」を注文しました
中央に赤く盛られたのが辛みそ

太めの縮れ麺はスープとよく絡みます
スープのベースは豚骨や鶏ガラですが魚介系をブレンドしてあるので
煮干しの香りがします
辛みそというので身構えたのですが
多少ピリッとするけど それほど辛くはありませんでした

旅館があります
「ご休憩」ってホントに休憩するのでしょうか・・・?

「おとなの学校」
入ってみたいけどドアは開きませんでした

物干し竿にはキャミソール?スリップ?シミーズ?
「おとな」な路地がありました
ラーメン3店目は

神奈川県「支那そばや」
TBS系列で放映されていた「ガチンコ!」の企画
「ガチンコラーメン道」シリーズで有名な佐野実 氏が創業者
私語禁止 携帯電話禁止 香水禁止など
客にも厳しい店で有名でしたね

「ミニ醤油らぁ麺」を注文
佐野氏のこだわり続けた麺とスープのラーメンです

佐野氏自らが品種改良した「山水地鶏」を使った
あっさりした醤油スープ
厳選した数種類の小麦粉をブレンドしたストレート麺
つるつると滑るように口に入っていきました

メンマがつなっがってました 珍しい
ミニラーメンで9店舗制覇したいけどさすがにお腹がいっぱいなので
食べ歩きは終了です
他に変わったところでは
ドイツに店舗のあるラーメン店や
イタリア人シェフが開発したラーメンなどがありました

銭湯がありました

男のロマン
女湯の暖簾をくぐりたくなりますよね?
その先は・・・

1Fへと昇っていく階段でした
残念・・・
銭湯を模したタイル張りになってます

「ラーメンを食べながらの入浴はご遠慮ください」
「牛乳は腰に手を当てて飲みましょう」
などの注意書きが面白い

銭湯の壁画といえば富士山ですね
昭和中期から現代へと戻っていきました

1Fはラーメンを作る調理器具の展示
湯切りのザル 職人の好みによって使用する形が違うそうです

ご当地ラーメンの紹介パネルなどがあります

プラモデル スロットカーサーキットのあるホビーショップ

コースに溝(スロット)が掘ってあり シャーシについているガイドピンを溝に沿わることでコースを走り
溝の両端には電流の流れるレールがあり
操縦者の手元にあるコントローラーで車のモーターに流れる電流を制御して走らせる模型自動車です
1960年代から1970年代にかけてヒットしました
ノスタルジー感漂う新横浜ラーメン博物館でした
新横浜ラーメン博物館
横浜市港北区新横浜2-14-21
営業時間 11:00~22:00(日曜・祝日は10:30~)※日によって変更あり
ラストオーダーは閉館の30分前
休館日 無休
JR新横浜駅(東海道新幹線・横浜線・横浜市営地下鉄ブルーライン)より徒歩5分
有料駐車場(175台)
Posted at 2016/08/04 00:37:15 | |
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