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2014年08月01日 イイね!

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 後編(終)

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 後編(終)中編からの続き

屋外展示

地下指揮所
屋外で連隊(800名規模の部隊)の指揮所として利用します
連隊長には1等陸佐が任命されます



名称 「指揮所簡易掩蓋掩壕」 12人用

2.7mmの波板鉄板(ライナープレート)を42枚組み合わせて
幅2.5m 高さ2.0m 長さ4.0m 円筒形の空間を作ります
8人の隊員が4時間で組み立て可能

ボタンを押すとノートパソコン(IBM)に解説動画が上映されます




携帯電話機1号(70式野外電話機) JTA-T1


通達距離 36km
電源 DC3V
重量 約3kg

ハンドルで発電機を回し呼び出し信号を発信する
呼び出しベルは無く 電話機の筐体をカタカタと叩いて呼び出す


「携帯電話機」とあるが無線式ではなく有線電話機






UH-1H  多用途ヘリコプター (愛称:イロコイ)

アメリカのベル社で開発され
ベトナム戦争でも活躍しました

陸上自衛隊では富士重工がライセンス生産したものを採用してます


乗員 パイロット2人
全長 17.39m
全幅 2.62m
巡航速度 230km/h
最大全備重量 4309kg
積載量  貨物 1800kg もしくは 兵員 11名







75式 自走155mmりゅう弾砲

最大射程は19000m
自動装填装置により1分間に6発砲撃可能
砲塔上部に12.7mm重機関銃装備

車体 砲塔はアルミ合金製
車両前方にエンジンがあり
前方の起動輪(スプロケット・ホイール)を駆動する


後継として大型高性能の99式自走155mmりゅう弾砲があるが
いまだ現役


乗員 6人
全長 7.79m
全幅 2.98m
全備重量 25.3t
速度 48km/h

空冷 V6 2ストロークディーゼル
450馬力






74式 自走105mmりゅう弾砲

最大射程は14500m
射撃速度は最大で毎分10発
砲塔上部に12.7mm重機関銃装備


車体 砲塔はアルミ合金製
浮航用キットを装着することで水上航行可能

車両前方にエンジンがあり
前方の起動輪(スプロケット・ホイール)を駆動する

105mm砲は性能不足のため74式は20両で調達中止



乗員 4人
全長 5.8m
全幅 2.9m
全備重量 16.5t
速度 50km/h 浮航6km/h

空冷 V4 2ストロークディーゼル
300馬力






中距離多目的誘導弾

高機動車(市販車 トヨタ・メガクルーザーのベース車両)に
発射機と追尾装置などを一体化して搭載

車両から降ろして使用することも出来ます

赤外線画像誘導 ミリ波レーダーとの併用
撃ちっ放し能力を持つ

ミサイル直径 14cm
ミサイル全長 1.4m
ミサイル全幅  33cm
ミサイル重量  26kg



全長 4.8m
全幅 2.2m
全備重量 3.9t

水冷 直4OHV ディーゼルターボ
4104cc 170馬力
4WD 4WS 4AT





94式 水際地雷敷設装置

海岸線の水際に上陸部隊阻止用の地雷原を迅速に構築するために開発
「地雷」と名称が付いてるが正確には機雷

水陸両用車で車両後部に2基のスクリューがあり
自動車登録の他に船舶登録もされてます
水上で航行する場合 小型船舶免許が必要です


乗員 3人
全長 11.8m
全幅 2.8m(陸上姿勢) 4.0m(水上姿勢)
全備重量 16t
最高速度 50km/h(陸上走行時) 11km/h 6kt(水中プロペラ推進時)

水冷 6気筒ディーゼル
325馬力






87式 自走高射機関砲 (愛称:スカイシューター)

当時の西ドイツのゲパルト(擬宝珠 夏春都 名前の由来)自走対空砲を参考に開発

広報用の名称「スカイシューター」は
部隊ではあまり使われず「ガンタンク」や
敵航空機を蝿に見立ててそれを撃墜するという意味で「ハエ叩き」とも呼ばれるそうです

車体は74式戦車を流用
35mm 機関砲 X2

乗員 3人
全長 7.99m
全幅 3.18m
全備重量 38t
最高速度 53km/h

空冷 V10 2ストローク ディーゼルターボ
21500cc 720馬力






89式 装甲戦闘車 (愛称:ライトタイガー)

戦車に随伴する装甲兵員輸送車に武装と装甲を施した日本初の歩兵戦闘車
陸上自衛隊では歩兵とは言わず普通科と呼ぶため「装甲戦闘車」という名称です

武装は35mm機関砲 79式対舟艇対戦車誘導弾 74式車載7.62mm機関銃


乗員 10人(3+7人)
全長 6.8m
全幅 3.2m
全備重量 26.5t
最高速度 70km/h

水冷 直6 ディーゼルターボ
600馬力
前進4速 後進2速






96式 装輪装甲車 (愛称:クーガー)

装輪車両なのでアスファルト路面などの整地での運用が容易
車幅は手続き無しで公道走行できる大きさ

8輪にコンバットタイヤを装着し銃弾やパンクで空気が抜けてもある程度走行可能
8X8の全輪駆動にも出来るが 普段は3軸目と4軸目を駆動 操舵は1軸と2軸
武装は 96式40mm自動てき弾銃 または12.7mm重機関銃

画像はイラク派遣仕様
運転席と上部キューポラ(ハッチ)横に立てられたワイヤーカッター 装甲板
日章旗と「JAPAN」表記 それとアラビア文字 


乗員 10人(2+8人)
全長 6.84m
全幅 2.48m
全備重量 14.5t
最高速度 100km/h

水冷 直6OHV ディーゼルターボ
12020cc 360馬力
AWD 5AT (前進5速 後進2速)






74式 戦車

エアサスと油圧シリンダーを搭載した
油気圧(ハイドロニューマチック)サスペンションを装備し
車体全体を前後に6度 左右に9度傾けられて
シャコタン ハイリフトのように車高の上げ下げも出来る (上下20cm)

セミオートマチックトランスミッションは前進6速 後進1速
変速はレバーだけで行えるが
発進 停車時はクラッチ操作が必要

砲塔は傾斜して丸みを帯びており戦車砲弾が当たっても滑らせて弾いたり
傾斜してる分 装甲の厚みを増した効果が得られる避弾経始を考慮した傾斜装甲
しかし現在主流のAPFSDS弾には効果が薄い

主砲は51口径105mmライフル砲L7A1
英国ロイヤル・オードナンス社から日本製鋼所がライセンス生産

連装機銃 74式車載7.62mm機関銃
砲塔上に12.7mm重機関銃



アクティブ型赤外線暗視装置

人の目では知覚できない近赤外線を照射し対象物を照らし
その反射光を暗視装置で知覚する

赤外線フィルターを外すと夜間1500メートル先で本が読めるほど明るい
フィルターを装着しても直前に立つと低温やけどになる

しかし相手も同様の装置を持ってる場合は赤外線照射光が視認されてしまい
場所がバレるため
以後の赤外線暗視装置は相手の発する熱(赤外線)を捕らえ暗視する
パッシブ方式

車体前方左に操縦手
砲塔右 前後に砲手 車長
砲塔左に装填手が乗り込みます

砲塔内は狭く車長席の下にある砲手席に座るには 
天井裏の取手に掴まり体を持上げて滑りこませるよにしなくてはならないそうです


乗員 4人
全長 9.41m
全幅 3.18m
全備重量 38t
最高速度 53km/h

空冷 V10 2ストローク ディーゼルターボ
21500cc 720馬力
6速セミAT






10式 戦車

10式=ひとまるしき と読みます

90式戦車は重量が約50トンもあり 本州以南では大きく重いため
北海道と富士の教導隊にしか配備されておらず
本州以南ではいまだに74式戦車が主力でした

10式戦車の開発では本州 四国 九州など全国的な配備運用に適した能力 
砲塔・車体一体でのトレーラー輸送など戦略機動性の向上が求められ
その結果 90式と比べて全長で約38cm 全幅で約16cm小型化され
全備重量は約6トン軽い約44トン

さらに着脱が容易なモジュール型装甲を実装しているため取り外すと40トン程度になり 
有事の際 調達しやすい民間トレーラーでも輸送が可能

主砲は国産の44口径120mm滑腔砲
将来的な発展性も考慮し砲身をより攻撃力の高い55口径の物に換装することが可能なように設計されている

連装機銃 74式車載7.62mm機関銃
砲塔上部 12.7mm重機関銃


エアコン装備



諸外国の主力戦車に装備されつつあるC4Iシステム
自車の位置や味方の位置を情報共有することで車内モニターに敵味方情報が表示されるというものである
将来的にはOH-1観測ヘリやAH-64D攻撃ヘリとも情報共有できるようになり
戦車部隊と一体化した作戦行動が可能となるという

サスペンションは74式戦車と同じく全輪が油気圧式となり
90式では省略されていた左右への車体傾斜機能が復活している
セミアクティブサスペンションを採用 
振動や砲安定性を制御し砲撃時の反動も軽減させているため
40トン級の軽量な車体に44口径120mm砲が搭載出来たといわれてます

2012年富士総合火力演習に初参加
大きく左右に蛇行しながら正確な行進間射撃を行う「スラローム射撃」
及び急速後退しながら正確な射撃を行う「後退行進射撃」を実演

開発者談によれば さらに難易度の高い動目標に対するスラローム射撃でも
百発百中の命中精度を有していることが語られている



世界中の戦車でも10式にしか出来ないスラローム射撃
コノ動画を見た海外の反響が凄いので
「変態戦車」の異名がついてます

「殺人ブレーキ」も健在


乗員 3人
全長 9.4m
全幅 3.1m
全備重量 43.3t
最高速度 70km/h

水冷 V8 4ストローク ディーゼル
1200馬力
無段変速操向機




74式と10式 サイズはほぼ同じ





売店 「ARMY SHOP SAKURA」

陸上自衛隊は桜の紋章を使用してるのでそれに因んだ名称です

海上自衛隊は桜と錨の紋章 
航空自衛隊は桜と翼の紋章です


陸上自衛隊グッズやお菓子などの土産が売ってます
散財しそうになったけど 駅まで20分と遠いし荷物が多くなるので控えました



普段 なかなか見ることの出来ない自衛隊装備や車両などが間近に見れて
どんな活動をしてるか というのがわかる展示施設

戦争はイヤですが兵器好きな私としては充分楽しめました


入 館 料 : 無料       
開館時間 : 午前10時~午後5時
休 館 日 : 月曜日及び第4火曜日 年末年始
住所 : 東京都練馬区大泉学園町(所在地:埼玉県朝霞市栄町4丁目6付近)
東武東上線・東京メトロ(有楽町線、副都心線) 和光市駅 徒歩20分
東京外環自動車道「和光インター」から約1.5km

Posted at 2014/08/23 13:15:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2014年08月01日 イイね!

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 中編

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 中編前編からの続き

90式戦車 (試作車両)

乗員 3人
全長 9.8m
全幅 3.4m
全備重量 50t
最高速度 70km/h



水冷 V10 2ストローク ディーゼルターボ
21500cc 1500馬力
オートマチックトランスミッションは前進4段 後進2段

一般道走行用に方向指示器(ウィンカー) 前照灯(ヘッドライト)装備
操縦席のハッチは閉じられてます

ハッチには周囲の様子を見るための潜望鏡(ペリスコープ)が付いて
覗きながら操縦します 通常走行時はハッチを開けてる場合が多いです

サスペンションは油圧シリンダーとエアサスペンションを併用した
油気圧式(ハイドロニューマチック)
車高の上げ下げ 前傾 後傾させることにより
丘などの丘陵地で車体を隠しながら射撃するのに有利

砲塔には布で覆われて隠されてますがセラミック複合装甲があるのではないかとされてます

砲塔左右には発煙弾発射機を装備



時速50キロの速度からフルブレーキを掛けると2メートル以内で停止可能

配備当初は不用意に制動を行った際に上半身を車外に出していた車長が胸部を打撲したこともあり「殺人ブレーキ」などと呼ばれたそうです


砲塔右(画像奥)に車長
砲塔左(手前)に砲手が乗ります

取り外されてますが砲塔中央に
12.7mm重機関銃が搭載されます




44口径120mm滑腔砲

自動装填装置を装備し乗員を1人減らすことに成功

自動追尾機能は車体が上下に揺れたり左右に方向転換しても常に目標を捉え続け砲を目標に指向できる

日本の演習場では広さの関係で制限があるためアメリカのヤキマ訓練場に持ち込み戦闘射撃訓練を行った際
走行中に射撃を行う行進間射撃は3000m先の標的に初弾を命中させることに成功
停止中でも2000m先の目標に高確率(ほぼ100%)で命中させる高性能
アメリカ軍関係者を驚かせたというエピソードがあります


主砲の左下には連装機銃 74式車載7.62mm機関銃が装備されてます




戦車砲弾

奥 120mm TKG対戦車りゅう弾(JM12A1) HEAT-MP
手前 120mm TKG装弾筒付翼安定徹甲弾(JM33) APFSDS





射撃シミュレータ

90式戦車とAH-1Sコブラの2通り

スティック1本で操縦します



終わると 成績がプリントアウトされてきます





3Dシアター

3Dテレビ用の大きめのシャッター方式メガネが貸し出されます
シートは音響に合わせて振動するボディーソニックシート

訓練の様子が上映されます 上映時間およそ15分






AH-1S フライトシミュレータ

操縦は出来ませんが
油圧シリンダーで前後左右に揺れます
前方のスクリーンにコクピットからの動画が上映され
20mm機関砲の反動で後退する機動も再現
約2分のアトラクション


ちょっとフラフラ 乗り物酔いしました・・・




2000ポンド普通爆弾 (AN-M66A1)

1976年 埼玉県で発見された不発弾 アメリカ製

通称 1t爆弾
全長 235cm
直径 59cm
重量 955kg






偵察用オートバイ

カワサキ KLX250

水冷 単気筒DOHC
249cc 24馬力

乗員 1人
全長 2135mm
重量 117kg
最高速度 135km/h


陸自では 旧式のホンダのXLR250からカワサキのKLX250に更新中





イラク人道復興支援活動

2003年から2009年まで行われてました

派遣された延べ人数は
陸上自衛隊 約550人
海上自衛隊 約330人
航空自衛隊 約200人


陸上自衛隊は人道復興支援のため比較的治安が安定しているとされた
イラク南部の都市サマーワの宿営地を中心に活動
2006年に撤収した

給水 医療支援  学校・道路の補修 復興関連物資の輸送などを行いました



海外派遣の増えた自衛隊
復興支援やPKOなどで済めばいいけど・・・

これからどうなってしまうんでしょうか?




2011年 東日本大震災


自衛隊の歴史の中で史上最大の作戦
「東日本大震災への災害派遣」

災害派遣 陸上・海上・航空  延べ人数1066万人
派遣期間291日間

捜索・救助 医療、給水 人員や物資の輸送

物資輸送:13,906t  給水支援:32,985t
給食支援:5,005,484食  入浴支援:1,092,526名
人命救助:19,286名  遺体収容: 9,505体

原発事故での空中・地上放水 除染

福島第1原発への空中放水:4ソーティ、合計約30t
福島第1原発への地上放水:合計約340t
遺体収容:62体


画像は防護服(タイベック)です



災害は起きて欲しくないけど自衛隊は頼りになります
お疲れさまです



まだ続く・・・
後編
Posted at 2014/08/17 11:03:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2014年08月01日 イイね!

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 前編

守りたい人がいる 陸上自衛隊広報センター 前編
通称 りっくんランド(東京都練馬区)

陸上自衛隊 朝霞駐屯地内にあり
国道254号線沿いです

駐屯地は 
東京都練馬区 埼玉県朝霞市 和光市 新座市 の1区3市にまたがってます



広報館 正面にあるのは

軽装甲機動車 (愛称:ライトアーマ)

乗員 4人
重量 4.5t
速度 100km/h


イラク派遣やハイチPKOなど海外派遣でも参加してます

日章旗の下に「JAPAN」の文字とアラビア語が書かれた
イラク人道復興支援活動部隊 仕様

改造は
上面ハッチ全周を装甲板でカバー
ワイヤートラップ対策のワイヤーカッター など


タミヤが装甲機動車のプラモデルを商品化しており
さらには「陸上自衛隊 イラク派遣隊員セット」も発売
「くちヒゲ」の隊員が描かれたパッケージは
「ヒゲの隊長」がモデルではないかとのうわさ

73式小型トラック(ジープ・パジェロ)に代わり配備されてるが
視界がよくない 騒音 振動が大きく乗り心地がよくない
車体が大きく角ばって目立つため コンビニに立ち寄るのにためらうそうです
(コレがコンビニの駐車場にあったら違和感ありますね・・・)


入場料は「事業仕分け」の際に有料化されたんですが 現在は無料です

部隊で実際に使われてきた装備品などの展示
装備品装着体験コーナー
射撃シミュレーターなどがあります



装備品体験コーナー

防弾チョッキ2型

セラミックプレートを入れることができ
至近距離からの小銃弾を阻止できます


イラク派遣隊員はこの防弾チョッキを着用しました
重さ12kg

ズッシリとかなり重いです




戦闘背のう一般用
リュックサックですね

飯ごう ショベル 携行糧食 戦闘雨具 戦闘用防護服 日用品 などを入れます

重さ12kg


これもかなりの重さ




戦闘時の一般的な服装です

難燃性の生地に
日本の国土にあわせた迷彩パターン
赤外線に対する偽装も施されてます

88式鉄帽(ヘルメット)
戦闘弾帯(ベルト)
戦闘弾入れ
戦闘水筒
戦闘雑のう(ショルダーバッグ)
戦闘靴
などを装備します




防護服

有毒ガスや微粒子状物質から全身を防護するための装備です
防護マスク
ゴム手袋
オーバーブーツ
など



空挺傘
パラシュートですね
しっかり固定するため
胸 腰 股とハーネスを掛けます

重さ15kg




降下するときは 予備の落下傘と空挺用戦闘背のうを吊り下げて行います

着地は建物の2階から飛び降りるほどの衝撃だそうです
足先で着地したあと体を丸めて転がりながら脛の外側・尻・背中・肩 という順番で着地する
「五点着地」という方法で衝撃を逃がします




銃器 上から

89式 5.56mm小銃 (愛称:バディー)

全長 920mm
重量 3.5kg
発射速度 850発/分


セレクタレバーには 以前までの主力64式小銃のア/タ/レ(安全/単射/連射)から
3点制限点射機構(3バースト)を加えたア/レ/3/タ




5.56mm機関銃 (愛称:ミニミ MINIMI)

全長 1040mm
重量 7.0kg
発射速度 750-1000発/分

分隊支援火器として
分隊ごとに支給され
89式小銃や米軍小銃M16などとの弾薬を共用できる軽機関銃




74式 車載7.62mm機関銃

全長 1085mm
重量 20.4kg
発射速度 1000発/分

戦車 装甲車に搭載され
三脚を用いて単独での運用も可能






91式 携帯地対空誘導弾 (愛称:ハンドアロー スティンガー)

全長 1430mm
重量 11.5kg
画像+赤外線誘導方式


低空を低速で飛行するヘリコプター 対地攻撃機などから出る赤外線を捕らえて
誘導する赤外線ホーミングと
弾頭にカメラを搭載し人間の目と同じように目標の形状を記憶して誘導する可視光誘導との併用






戦闘糧食
レーションと言われるものです

左が缶詰型のⅠ型 (通称カンメシ)

耐久性や保存性に優れてます
大きめの缶がご飯
小さめの缶がおかず


右がレトルトパックのⅡ型 (通称パックメシ)

Ⅰ型に比べて軽量で持ち運びが容易になり調理時間が短め
しかし強度が低く 保存期間も短め

「豚しょうが焼き」「ハヤシハンバーグ」「中華風カルビ」「さば味噌煮」など
メニューが豊富






AH-1S 対戦車ヘリコプター (愛称:コブラ)

乗員 2人
全長 16.16m
全幅 3.28m
最大速度 315km/h
最大全備重量 4536kg


搭乗員を前後に配置 幅99cmの非常にスリムな胴体で
速度の大幅な増大と低視認性がもたらされた
世界初の攻撃ヘリコプター

専守防衛が建前の自衛隊では「攻撃」の名称はふさわしくないということで
「対戦車ヘリコプター」の名称です




前席が射手兼副操縦席(ガナー)

正面には左目部分がおかしな方向ですが
両目で覗き込む対戦車ミサイル照準スコープ


右手部分には機体を前後左右に操作をするサイクリックレバー
左手部分は機体を上昇下降操作をするコレクティブレバー




1段高い位置の後席は操縦席(パイロット)です

ハッチは右側で足場がないので左側からは反射で見づらい・・・

中央の操縦桿のようなものがサイクリックレバー




3銃身20mm機関砲 (M197)

発射速度は毎分680-750発の切替式
搭載量は750発

射手の視線に連動して照準を合わせ動きます




20mm機関砲弾

12.7mm対物狙撃銃で人間を撃った場合 真っ二つになるそうで
20mm機関砲で人間を撃った場合は粉々になるそうです

しかし12.7mm以上の弾薬で兵士を撃つことは
ハーグ陸戦条約で原則禁止されてます





対戦車ミサイル(TOW)ランチャー
片側4発

ミサイルから2本のワイヤーが出て
射手が照準を狙い続ける有線手動誘導




70mmロケットランチャー(M261)
片側19発
無誘導のロケット弾





70mm空対地ロケット弾


下には AH-64D (愛称:アパッチ・ロングボウ)の模型
メインローターマストに火器管制レーダーを搭載
目標を即座に探知 識別し攻撃優先順位をつけることが出来る

AH-1Sの後継機に選定されて64機導入予定だったが
13機の導入で調達終了



長いので
中編に続く・・・

Posted at 2014/08/16 11:22:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2014年07月04日 イイね!

見せてもらおうか 航空自衛隊装備の性能とやらを  航空自衛隊・浜松広報館 2/2

見せてもらおうか 航空自衛隊装備の性能とやらを  航空自衛隊・浜松広報館 2/21/2からの続き

エアパークは主に
3階建ての展示資料館+全天周シアター
実物の航空機が置いてある展示格納庫
屋外展示場
に分かれてます





展示資料館 3階

簡易シミュレーターが4台設置されてます
外観はT-4ブルーインパルス




平日だったので空いてましたが
1回で交代するように注意書きもあるし
柵が何重かに置かれてて週末などは混雑してそうな感じです




操縦桿とスルットルレバーで操縦します


ヒコーキは着陸が難しい
本物だったら私はこの世に居ません・・・





喫茶店 スカイラウンジ Fuji


浜松基地の滑走路が一望できます

時間が合えばT-4中等練習機等が離着陸する様子が見れるかも




カレーライスメニューが豊富




「よこすか海軍カレー」


長期間の海上勤務だと景色が変わらないし曜日感覚がなくなってしまうので
海上自衛隊では毎週金曜日に地上勤務 海上勤務に関わらず
すべての部署でカレーライスが出されてます
しかし部署によってレシピが違い 様々なカレーがあり
横須賀で「護衛艦カレー ナンバー1グランプリ」が開催されたそうです







「いい体格してるなぁ  自衛官にならないか?」

パイロットになるには
中学・高校卒業後に航空学生として入隊
大学卒業後に一般幹部候補生(飛行要員)として入隊
防衛大学卒業後に入隊

となってます






展示格納庫へ

使用されてきた航空機が並んでます

手前に吊るされてるのは 「零式艦上戦闘機五二型甲/A6M5a」(ゼロ戦)
1963年グアム島で発見された機体だそうです

当時 日本軍の軍用機は採用年「皇紀」の下二桁から取ってあり
1940年は「皇紀2600年」にあたり「00」からの名称

高い運動性能と20mm機銃2挺の大火力
気化器(キャブレター)が優秀で背面飛行してもエンジンストール(エンスト)しにくい構造だったため 
大戦初期 米軍パイロットたちに「ゼロとドッグファイトを行なうな」と指令が出たほど






政府専用機(ボーイング747-400 特別輸送機)で使用されてた座席です

政府専用機は日本国政府が所有し
管理・運用は航空自衛隊「特別航空輸送隊/千歳基地(北海道)」が行っています


総理大臣も座った座席があるとか





救難ヘリコプター KV-107 通称「バートル」
前後に回転翼(ローター)のあるタンデムローターの大型機

前後のローターが互いに逆回転することで
ローターのトルクを打ち消すので安定度が高いです

ボーイング・バートル V-107 (CH-46)を
川崎重工業がライセンス生産したので
「K」が付きます


日本では陸・海・空の各自衛隊に採用されました




航空自衛隊では救難ヘリとして2009年まで使用してました

防音や断熱のために内張りが貼られてます

シートが布張り・・・ 長時間は辛そう・・・




F-104J戦闘機 愛称 スターファイター

細長い胴体に強力なJ79型ターボジェットエンジンを搭載
小さく薄い台形の主翼は超音速飛行のために効率のいい形
しかし低速飛行や着陸時は安定性が悪く墜落事故が多かったため
「未亡人製造機」や「空飛ぶ棺桶」などと悪い渾名が付いてしまったとか

それと開発当時 ミサイルの発達が著しく
近い将来は戦闘機同士の空戦は不要になるだろう
との理由から「最後の有人戦闘機」とも言われてました


航空自衛隊では三菱重工がライセンス生産していたものを導入してたので
その細長い形から「三菱鉛筆」とも言われてたようです






F-86F戦闘機 ブルーインパルス(初代)

1964年に開催される東京オリンピックで
開会式会場上空に五輪のマークを書い欲しい との要請があった

何度も練習したが 当時ビデオカメラなどは普及しておらず
地上の整備員がスケッチブックに五輪の位置を書いてもらい
着陸後に確認してはまた飛んで
と位置確認に苦労したというエピソードがあります
しかし いくらやっても いびつな五輪のマークだったそうです



開会式の前日は土砂降りの雨 もし開会式当日の10月10日も雨の場合は
開会式は中止されることになっていました

このためブルーインパルスのパイロットも明日は雨だと早合点して
前日に酒を多く飲んでしまいました

しかし開会式の当時は快晴 
ブルーインパルスのパイロットは二日酔いのまま本番へ



練習で1度も成功したことが無かった五輪のマークは
15時10分 本番で見事成功し 国立競技場の青空に描かれました

衛星中継もされててブルーインパルスの前代未聞のアトラクションは
全世界に知れ渡ることとなりました





T-2高等練習機 ブルーインパルス(2代目)


戦闘機パイロットの養成には 超音速高等練習機が必要 との考えにより
日本が独自に開発

最小限度の改造で支援戦闘機に出来ることを目指し共通化
量産による開発費低減を達成





F-86Fの後継機は日本で製造した「国産機」によってパフォーマンスを行うことが
自国の防衛力や航空産業のレベルを誇示する上で大きな意義があると考えられ
T-2 ブルーインパルスが誕生


しかし超音速機なので飛行速度の高速化に伴い
ターン(旋回)やループ(宙返り)の半径が大きくなり
会場上空へ戻るのに時間がかかるため
単独機を1機増加させた6機体制での展示飛行になり
編隊飛行後の演技の間を単独機による演技で補えるようにしました




コクピットに座ることが出来ました

ヒデキ 感激(←カレー食べた後なので・・・)



現代の戦闘機と違いアナログメーターの並ぶコクピット
演技をしながらメーターを見るのは大変そう・・・



後席にも同じように操縦系統があります



ほとんど前が見えない・・・





T-2高等練習機型の動揺シミュレーター
実際に使用されてたものをアレンジして設置


休日は2~3時間待ちにもなるほどの人気アトラクション

簡単な受付 ガイダンスの後 搭乗


初心者コースだと自らは操縦せずに
離着陸などの飛行を自動操縦

中級コースは自分で操縦して離着陸

上級は 離着陸に加え 空中戦(目標物への射撃)


せっかくなので上級コースをチャレンジしましたが・・・


やはり着陸が難しい  私 2回ほど生き返りました
時間内に着陸が出来なかったのでそこで終了

降りた後は 前後左右に揺れたため 
乗り物酔いらしく しばらくは足元がフラついてました





浜松基地の滑走路ではE-767 AWACS(早期警戒管制機)が離着陸訓練でしょうか?
タッチアンドゴーを何度か繰り返してました


E-767はボーイング社の旅客機「767」をベースに
胴体上部に円盤型の直径9.14m、厚さ1.83mのロートドームを装備

警戒監視中では毎分6回転(10秒/回転、毎秒36度)で回転
それ以外では軸受けにオイルを循環させるために
毎分1/4回転(4分/回転、毎秒1.5度)で回転しています

ロートドームから放射される電波は非常に強力であるため
地上で駐機しているときは許可なく電波を放射することは禁止されてます


1機 およそ550億円
飛行警戒管制隊/浜松基地に4機導入
E-767を導入してるのは日本の航空自衛隊だけです






展示資料館1階に戻り ミュージアムショップ「ツバサ」

Tシャツや帽子 ストラップ 
プラモデルやステッカー 
お菓子 などなど
航空自衛隊グッズがもりだくさん
宝の山 欲しいのがいっぱい



ブルーインパルス公式ガイドブックと ナップザックでやめときました
散財してしまうし・・・





無料で1日楽しめます
ゆっくり見れる平日がオススメ


静岡県浜松市西区西山町無番地
航空自衛隊浜松基地 浜松広報館(エアーパーク)

開館 9:00~16:00
休館 毎週月曜 年末年始 他





Posted at 2014/07/19 11:32:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2014年07月04日 イイね!

見せてもらおうか 航空自衛隊装備の性能とやらを  航空自衛隊・浜松広報館 1/2

見せてもらおうか 航空自衛隊装備の性能とやらを  航空自衛隊・浜松広報館 1/2通称 エアパーク (浜松市西区)

航空自衛隊の活動を理解してもらおうと
1999年に開館した博物館です

浜松基地に隣接してます




正面にはF-86Fセイバー戦闘機 初代ブルーインパルス
1964年 東京の空にオリンピックのシンボルマーク 5つの輪
1970年 大阪万国博覧会で「EXPO'70」
を描いたことで有名





「事業仕分け」の際に有料化実験のため入館料が必要でしたが
現在は無料




案内のパンフレットと 全天周シアターの入場整理券を貰いました

後ろの模型はもらえません・・・

後方左から F-35 YS-11 C-1 
F-35は空自導入予定のステルス戦闘機です

前列左から F-86 T-2 T-4  
初代~3代目のブルーインパルス



では 館内1階から





先進技術実証機(ATD-X) 通称「心神」
風洞実験用模型

次世代 純国産戦闘機を目指し研究中
レーダーには昆虫~小鳥程度にしか映らないステルス性能だとか




F-2支援戦闘機 実物大モックアップ
現在は「支援」の名称が外されて「戦闘機」となってます

ベースとなったF-16「ファイティング・ファルコン」は名称が長いので
パイロットたちは「バイパー」と呼んでるそうで

F-2は2000年に配備が開始されたので下一桁の「ゼロ」と組み合わせ
旧日本軍の傑作戦闘機「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」にも掛けて
非公式ながら「バイパー・ゼロ」という愛称があります





F-2 搭載兵装

手前から

90式空対空誘導弾 AAM-3短距離空対空ミサイル

AIM-7F スパロー中射程空対空ミサイル

Mk.82  500ポンド無誘導爆弾

Mk.82 91式爆弾用誘導装置付き GCS-1

80式空対艦誘導弾  ASM-1空対艦ミサイル




機首部分
ベースになったF-16と違い
キャノピー(風防)が分割式
鳥などとの衝突(バードストライク)に対して強化されてます

注意書きが書いてありますね

ジェット燃料の[JP-4A]は灯油とガソリンを半分づつ混ぜたもの
他には[JP-5][JP-8]がありますがこちらは灯油とほぼ同質




座席は30度ほど後方に倒れてて
パイロットにかかる重力加速度(G)を軽減させてます

緊急脱出の時は火薬で風防を吹き飛ばし
ロケットエンジンで座席を打ち出す射出座席




モックアップのためエンジンは搭載されてません
エンジンの横 上下に開いてるのは空力ブレーキ
空気抵抗を利用し減速させます

F-16から変更点 尾翼後端の下から伸びてる部分に
ドラッグシュート(パラシュート)を格納装備
着陸滑走距離を短縮出来ます




航空自衛隊の基地内の任務と活動を数分の動画を使って説明





F-1支援戦闘機

三菱重工業が製造した国産初の超音速戦闘機
開発当時「航空機による対艦ミサイル攻撃」は最新の技術でした


日本では「専守防衛」を掲げてるので
対地・対艦攻撃能力を持つ「攻撃機」という名称は使えないため
「支援戦闘機」という種別が出来ました

現在はF-2や配備予定のF-35など戦闘機と攻撃機の任務を両方こなせる
多用途戦闘機(マルチロール機)が主流のため
支援戦闘機の種別は無くなり戦闘機に一本化されてます



尾翼に兜武者のマークは 第3飛行隊/三沢基地(青森県) 所属機

機体後端のフタが上に開いてる部分はドラッグシュート格納部

エンジンは ロールス・ロイス・チュルボメカ製「アドーア」を
石川島播磨重工業(現 IHI)がライセンス生産した
TF40-IHI-801A ターボファンエンジンX2基

少し斜め下向きに搭載してるのが特徴的


2基のエンジンの間から下がってる棒は
緊急着陸のとき 短距離で止まれるように
滑走路に張られた伸縮するワイヤーを引っ掛けるための
アレスティングフック




コクピット
フレームの両脇には後方確認用のミラーが付いてます
F-2やF-15などは射出座席にパラシュートが付いてますが
F-1などはパイロットがパラシュートを装着してから操縦席に乗り込みます
それなので 座席の背もたれ部分が凹んでます




T-2高等練習機をほぼそのまま転用しF-1を開発したため
後席に火器管制装置 レーダー警戒警報装置などを搭載
風防(キャノピー)をふさいでしまったため後方視界が悪くなってしまいました


パネルに並ぶスイッチの数がスゴイ・・・



その後方には20mm航空機関砲の弾倉
750発が入ります




機首下方左側に20mm航空機関砲のM61をライセンス生産し国産化した
JM61A1バルカン
F-2 F-15にも搭載

発射速度は毎分4000発と6000発の切り替え式
最高速の6000発/分で撃った場合 合計で約7.5秒で撃ち尽くします
砲身が加熱し曲がってしまうので連続射撃は2秒以内に制限
射撃時の反動は約2トン




左 F-3-IHI-30 ターボファンエンジン 推力 約1670kg
ブルーインパルスなどで使用されてるT-4中等練習機用のエンジン
双発なので2基使用します


右 J-79-IHI-11A ターボジェットエンジン 推力 約4540kg
F-104で使用してたエンジン
単発機なので1基で使用


開発次期や推力が3倍弱違うけど大きなエンジン




J-79エンジン
徐々になくなりつつあるターボジェット
燃焼ガスの噴射のみで推力を得てます
ターボファンと比較すると高速向きです




F-3エンジン
主流のターボファン
エンジンの前方に送風機(ファン)を取り付け
燃焼ガス噴射とファンの回転による空気流で推力を得てます
ターボジェットと比較して燃費が良いです





2階へ

1960年 浜松第1航空団第2飛行隊内に
「空中機動研究班」としてアクロチームが誕生
発足当初は「インパルス・ブルー」というコールサインだった

正式名称を決めようと自衛隊内にて公募を行ったところ
浜松基地近くの天竜川にちなみ「天竜」の意見が多かったため採用しかけたが
古臭いとの反発がありそれまで使ってた「インパルス・ブルー」を逆さ読みし

「ブルーインパルス(青い衝撃)」と正式に決まりました


1998年まではカラースモークを使用してたが
手間がかかったりコストがかかったりで使用しなくなりました




MIM-104 パトリオット  
広域防空用の地対空ミサイル
航空自衛隊では「ペトリオット」の名称

「発射機」「レーダー装置」「アンテナ・マスト」「射撃管制装置」「電源車」
で構成されてます

現在 弾道ミサイル迎撃能力を持たせた「PAC-3形態」へ改修したものが各地の高射部隊に配備されてます




91式携帯地対空誘導弾
「携SAM」「スティンガー」と言われることも

ジェットエンジンの排気から出る赤外線を捕らえて追尾する赤外線ホーミング誘導と
ミサイル先端のカメラが目標形状を覚えて追跡する可視光画像誘導を組み合わせてミサイルを目標まで誘導していきます





64式7.62mm小銃
国産初の自動小銃(ライフル)

7.62x51mmはNATO(北大西洋条約機構)の標準弾
しかし日本人の体格に合わせて64式は発射火薬を減らした減装弾を用います
セレクタレバーにはア/タ/レの文字
 ア「安全」 タ「単発」 レ「連発」

陸上自衛隊では後継の89式5.56mm小銃に主力が移りつつあるけど
航空自衛隊や海上自衛隊では現在も64式が主力



9mm拳銃

スイスのSIG および当時傘下だったドイツのザウエル&ゾーン が開発した
「SIG SAUER P220」をライセンス生産し国産化

使用弾薬は9x19mmパラベラム弾


幹部自衛官や警務隊などが装備してます





対空機関砲VADS (Vulcan Air Defense System)

航空機関砲 M61を元に射撃管制装置を組み合わせた
基地防空用の対空機関砲

20mm砲弾を分速3000発で撃つことが出来ます




半球状の天井スクリーンに戦闘機のコクピットからの映像
やレスキューヘリの救助シーンなど迫力ある映像が観れる
全天周シアター  上映時間は約15分

撮影機材や投写機が古めなので
映像解像度が低いのが惜しい・・・




長いので
2/2へつづく・・・


 



Posted at 2014/07/15 23:30:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域

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何シテル?   07/13 10:00
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