シュアラスター　スピリットクリーナーライト　モニターレポート

『みんカラ限定　愛車復活モニターキャンペーン』で当選したモニター商品で、『シュアラスター　スピリットクリーナーライト』を使ってみた。




我が愛車はシルバーメタリックなので、ライトを選択したが、黒や濃色車ならダークの方を選択すれば良い。
水アカ落としと小傷消しが目的の商品で、我が山形等の降雪地は、雪掃きで小傷が付き易く、凍結防止剤や消雪の為の井戸水散水の為、水アカのみならずボディには過酷な環境で、春を迎え車の衣替えの時期には持って来いの商品だ。

専用のスポンジが付属する。




商品の正確な実力を試す為には、まずはシャンプー洗車で汚れや油脂分を洗い流す必要がある。
その他タールピッチ等はこの商品でも除去出来るが、スポンジにタール分が付着して、ボディに塗り込んでしまう事になる為、先にピッチクリーナー等で落としておくべきだ。
同様に鉄粉も傷を作る原因になるので、先に除去しておくべきだ。





洗車はまず全体的に水を掛け、ボディに馴染ませるとともに埃等は洗い流す。
次にシャンプー洗車だが、良く泡立て、泡をスポンジですくい取り、軽くなでるようにして汚れを洗い、けっして強く擦らない。
特にこの時期は黄砂が舞っている場合もあるので、強く擦ると傷を付ける危険性が増すからだ。





ガラス面は特に水の引きと乾燥が早いので、乾いてしまう前に速やかにシャンプーを洗い流す。





拭き上げは、綺麗な軟らかいウェスやセーム皮を使用する。
窓周りのモール類等に水分が残り易いので、ウェス等を当てて、毛細管現象を利用して吸い取っておく。





ついでにガラスクリーナーで、ガラス面の処理を先に済ませておく。





こんな感じにスプレーして、良く絞った濡れタオルで拭き上げる。





ようやくスピリットクリーナーの出番だ。
ボトルの裏面に、使用方法や注意書きがあるので、必ず１度目を通しておく。





まずはボンネットから始めてみた。
ボンネットにははね石その他高速で受ける割合が高いので、知らない間に結構傷ついている。





こんな感じで小さく深い傷が多い(ーー;)





自家塗装したヘッドライトガーニッシュだが、ラッピングフィルムに塗装した物で、手直しするつもりでクリアが薄めだったので、劣化してカラー層が現れて、汚れが強固に付着している。






AピラーやCピラーには、狭い道路ですれ違う際に、道路にはみ出した木の枝等で、引っ掻き傷が多い。





これは先日電子レンジを購入し、リアのラゲッジルームに収まらず、後席に入れる際に付いた段ボール箱の擦り傷(ーー;)

結果から言うと、ボンネットのような傷はスピリットクリーナーでは消せない。
ピラーと後席ドア部分の傷については、目立たなくはなるが完全には消えない。

基本的に小傷というのは、ぱっと見ここに傷がるというものよりも小さい（浅い）傷で、ぱっと見分かる傷はスピリットクリーナーの守備範囲外である。





施工方法は、作業するエリアを決め、付属のスポンジに必要量のスピリットクリーナーを付け、ポンポンとボディに点付けして、それを伸ばしながら少し力を入れて磨いていく。





30ｃｍ四方が1回分の作業エリアとしての目安だ。





風通しが良いと、磨いて間もなく白く乾燥してくるので、軟らかいタオル・マイクロファイバークロス等で拭き取る。





画像では解り難いが、マスキングテープの手前が施工済みで、奥が施工前。
確実に小傷は消えている。


商品自体は液体コンパウンドの類に入るので、扱い方は他社製品とほぼ同じだが、傷の消え方が他と比較すると楽に消える。
１エリア当り縦横３～５往復で小傷は消える。





やや大きめな傷については、強めに擦ると摩擦が大きくなるので、スポンジがウレタンパッドから剥離したり、スポンジ自体が欠け落ちたりするので注意が必要だ。





研磨後拭き取ったウエス（表裏両面）の汚れ具合からすると、結構水アカが付いていたのが解る(;^_^A ・・・





研磨後の映り込みがこんな具合。


シュアラスターと言えば、現在のようにコーティング剤が主流になる前は、天然カルナバ蝋のシュアラスター・インペリアルがお気に入りのワックスだったが、このスピリットクリーナーの甘い香りは、それを彷彿させてくれる(^_^)


みんカラ POTY 2016 にてボディクリーナー部門大賞を受賞したことが示す通り、その実力は間違いない事を実感出来た。


シュアラスターさん、今回はモニター商品ありがとうございました(^▽^)/