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オザミの愛車 [スバル WRX STI]

整備手帳

作業日:2017年4月9日

軽量化その6 ラジエター交換(純正戻し)(3/3)

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
画像は、取り外したTRUST GReddyアルミラジエター TWR(右側)と純正ラジエターを並べた状態になります。
TRUST GReddyのラジエターは無加工で取り付けが可能な製品ですので、リサーバータンク、オーバーフローパイプ(ラジエター上端の後方に左右に走るパイプ)、そしてラジエターファンを全てそのまま移植できています。

赤○部及び緑○部のボルト4本(各々10mmボルト、締付トルク 7.5 N・m)を使って、リザーバータンク、オーバーフローパイプ、そしてファンを移植します。
緑○部のボルトだけはリザーバータンクに隠れた位置にあるので、リザーバータンクを取り外してからリリースし、リザーバータンクを取り付ける前に締め込んでやります。

尚、リザーバータンクは上方から見て半時計回りに回転するようにして取り外します(取り付ける際にはその逆)。
2
純正ラジエター(換装先となるラジエター)にリザーバータンク、オーバーフローパイプ、そしてファン2基を移設しました。
赤矢印に示すリザーバータンクやクーラントホース、オーバーフロータンクがしっかり固定されていることを確認します。
3
これは参考画像です。

ラジエターのコア厚比較ですが、純正のコアの薄さは凄まじいです。
TRUST GReddy アリミラジエター TWRのコア厚は実測で約50mmありますが、純正ラジエターは実測で約15mmしかありません(ウエハースと呼ばれる所以)。

ちなみに、ラジエターコアの重量(ファン他を除いたコア単体の重量)は純正が約2.4kg、TRUST GReddyアルミラジエターTWRが約5.2kgとなります。
実際には注入されるクーラント量自体が1リットル強も異なるため、車輌搭載時の重量差はトータルで約4kgになります。
4
リザーバータンクやオーバーフローパイプ、ファンの移設が完了したら、ラジエターを車輌に取り付けます。
車体側の下部ブラケット2箇所にラジター下端の2つの突起を嵌め込み、アッパーブラケット2箇所(赤○部)を取り付けたらラジエター本体の取り付け(固定)は完了です。

ラジエターキャップも忘れずに取り付け(黄○部)、アッパーホース(新品)も取り付けます。
私のGVBには水温計を追加取り付けしていますので、緑○部のアタッチメントをアッパーホースに割り込ませます。
アッパーホースの各接続部へのシールテープもお忘れなく。

尚、社外ラジエターを取り付ける場合、そのコア厚の(純正ラジエターとの)差異に応じて、アッパーホースやロワーホースをカットすることになります。
ホースのエンジン側接続部とラジエター側接続部との距離が違ってくる(コア厚が増した分だけ、その長手方向の距離が短くなる)ので当然なんですが、そのカットは出来るだけラジエター側で行います。
エンジン接続側をカットしてしまうと、パワステプーリーとアッパーホースとの間のクリアランスが適切に確保できなくなりますので要注意です。
少しくらいのコア厚差異ならカット自体をしない方が無難と思います(ホースは所詮はゴムですので)
ロワーホースのカットに注意点はありませんが、カット端部がキレイでないと漏れに繋がりますまでの、これまた要注意だったりします(だからカットしなければOKなんですけど)。
5
アッパーホースを接続、そのバンド2箇所(赤○部)を締め込んだらインテーク・サクション(黄□部)を復旧、クーラントホース2箇所(緑○部)も接続します。

尚、アッパーホースとロワーホースの各接続部に使用するバンドですが、(値段は高いですが)HKSのダブルビードタイプのものが強く締め込めて漏れも出にくいのでお勧めです。
また、新品であれば(何だかんだで漏れに対しては)純正のホースバンドが一番優秀だったりします(笑)

画像を撮り忘れましたが、この後でロワーホースも取り付けてやります。
6
以上でラジエターの換装自体は完了しましたので新しいクーラントを注入してやります。
ラジエターの注入及びエア抜きはフィラータンク側から行います。
画像はアストロプロダクツのクーラントサーバーですが、ラジエターキャップ状の3種類(3サイズ)のアダプターが付属しており(GVBなら青いアダプターを使用)、サーバー自体にコックもあるので最小限の漏れでもってクーラントの注入&エア抜きが可能となる優れモノです。

純正ラジエターですと、4リットルのクーラントを注入することで、ちょうどラジエター上端に液位がくるくらいになりました。
(余談ながら、クーラントを注入する時間を利用して車輌を馬から下ろしてやると良いかと)
ラジエター側のキャップが締まっていることを確認の後、アッパーホース(黄矢印部あたり)を揉みながら更に1リットル強が入ります。

ちなみに、忘れずにリザーバータンクにもクーラントを注入しておきます。
純正ラジエターですとリザーバータンクのFULLのあたりまで注入、コアが大きいラジエターの場合は(取り敢えず)LOWのあたりまで注入しておきます。
コアが大きいラジエターを装着すると、加熱時にリザーバータンクに出てくるクーラント量も増大しますので、あらかじめFULLまでクーラントを注入してしまうと、リザーバータンクからクーラントが溢れ出ることがありますので要注意です。
7
1リットル程度のクーラントをサーバーに入れ、適度にエア抜きをしていきます。
時折レーシングも行いながら15~20分もエア抜きをすれば、数百CCのクーラントがサーバーに残った状態でほぼエア抜きが完了すると思います。
注入するクーラントの全量ですが(車両内のクーラント全量ではなく注入可能なクラーントという意味です)純正ラジエターですと概ね6リットル程度と思います。

以前のLLC交換の整備手帳にエア抜きの話もアップしています(http://minkara.carview.co.jp/userid/1849214/car/1375476/3548216/note.aspx)。

エア抜きが完了すれば全ての作業は完了です。

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